Joy-ConのRボタンを自分で修理してみようとしたけど直せなかった件

修理は楽しい

モノを作るのは楽しいですけど、同様に修理するっていうのも楽しいですね。

というわけで、前回Joy-Conの修理にチャレンジしてみたのですけど非常にスリルもありながらいい感じにできたもんで第2弾にチャレンジしてみることにしました。

(↓前回)

今回はJoy-Con(R)のRボタン

というわけで、今回もまたインターネットの世界からジャンク品を探しまして、2,200円でRボタンが利かないというJoy-Conを購入してみました。

なんか線が入っていると思ったらスマブラ仕様のようです。

戦いの中でRボタンを酷使されたのでしょうか。

最高難度らしい

さて、事前にいろいろ調べた情報によるとRボタンの修理は難しいらしいのです。

というのもはんだ付けが必要になるとのこと。

で、わたしのはんだ付けスキルはというと……ゼロなのですけども、以前からはんだ付けをやってみたかったのですよね。
はんだ付けかっこいいなと思っていまして、ぜひこの機会に挑戦してみたいと思った次第です。

いろんなRボタン修理の動画をみているうちに、これはいけるのではという気になってきたので(錯覚)、チャレンジすることにしたのです。

果たして、うまくいくのか。それとも2,200円が無駄になるのか……?!

道具をそろえよう

それじゃ、まずはんだ付けのためのはんだごてとかを用意しましょうということで、こちらを買ってみました。思っていたよりずいぶん安かったです。

たぶんこれらがあれば最低限のはんだ付けができるはず。

それと後から出てきますが作業用のマットも買いました。
たぶん机焦がしたり、汚してしまったりしそうなので。

このマットですけど、取り外したネジなどを置いておくことができるくぼみが付いていてこれが最高でした。
はんだ付けに限らず、今後ちょくちょく使うと思います。

Rボタンの中身

というわけで、前回買った修理キットに入っているドライバーでJoy-Conを分解していくと、中からRボタンの中身のあるタクトスイッチがポロリと出てきました。

ちっちゃい。

このスイッチが押されることでSwitchが反応するわけですが、基板から完全に取れてしまっている模様。

はて……?

私が予習していた内容としてはこれが取れかけたときの対処までだったのですけども。

そう思ってまた情報収集したところ、たぶんですけど、
 ①タクトスイッチが基板から外れかけている
 ②タクトスイッチのはんだがとれて外れている
 ③タクトスイッチが基板ごと外れている(パターン剥離)
の順で難しくなっていく模様。

今回はどうやら、茶色いのがついているのが見えますけども……、

ということはこれは③ですね。
パターン剥離!最高難度です!!

ま、でもですね、はんだはYouTubeである程度予習したから大丈夫なんでないでしょうか。(謎の過信)

やってみようよ

というわけで、これから行うオペは以下の通りです。
 ・タクトスイッチを基盤にはんだ付けする(位置を固定する)
 ・もう元の接点ははがれちゃっているので、タクトスイッチに適当な線をつなげて(はんだ付け)、基盤のしかるべき場所を削って線をつなげる(はんだ付け)

もうダメになったので他の部分をバイパスさせるみたいな感じですね。
イメージトレーニングは十分。

というわけで、手元にあった適当な線(以前Arduinoで遊んだときのもの)をバラします。

そして、中に入っていたこういった線(銅線?)を取り出しました。

オペ開始

それではこれより、オペを開始します。

病院でマジの手術をするときはリラックスできるように好きな音楽をかけることがあると聞いたことがあるので、私は最近ハマっているYOASOBIの群青を再生しました。PV含め最高です。

さて、いざやろうとしたら「あれ?」ってなりました。

なんか改めて見ると思っていたよりタクトスイッチって小さいのです。

このスイッチに3か所もはんだ付けする場所があるんです。

いろいろみた動画だと、まず基盤にタクトスイッチをはんだで固定しているのですけども、固定した後の作業で失敗したら基盤もろともやってしまう可能性があると思ったので、まずはスイッチに線をつけるところをやってみてからにすることにしました。
大丈夫だとは思うんですけども念のためですよ。

適当な割りばしと適当なマステで位置を固定。
よし、これであとははんだ付けすればいいんですね。

マイはんだごてによる初のはんだ付け、緊張するけどやってみましょう!

結果

タクトスイッチがグチャグチャになりました。

ご覧の有様です。

なるほどね、こんなことになるんですね。

全然できない。

どうしてこんなことになったのかと言うと、なんといってもまずちっちゃい。

改めてよく見ると、Joy-Con自体も結構ちっちゃいんですよね。
こんな小さなコントローラーだったんだなぁ。

反省会

さて、失敗が確定し、はんだごてを片付けた後はショックで1時間ほどYouTubeを流し見しながらボーっとしてしまったわけですが、精神が落ち着いてきたので反省会を始めました。

なぜ、あれだけ簡単そうだったはんだ付けができなかったのか。

考えた原因は2つ。

  1. プロの動画を見てイメトレだけしてもダメ。
  2. 動画はアップの映像だったのでやりやすそうに見えていた。しかし、現実のタクトスイッチはあまりにも小さかった。

というわけで、はんだ付けスキルの向上に取り組む必要があるという結論になりました。

まとめ

Rボタンの修理は、SL、SRボタンの修理の比ではない難しさがありました。

ただ、今回ダメになったのはタクトスイッチだけなので、代わりのタクトスイッチを入手すればまだチャンスはあります。

これははんだ付けのスキルアップしてからまたチャレンジしてみたいと思いました。

Joy-Con(R)……、強くなったらまた挑戦するから待っていて……。

おわり。

コメント

タイトルとURLをコピーしました