謎解きアドベンチャーということですが
Switchの「アンリアルライフ」をプレイしました。
感想は一言で言ってしまうと……、「よかった!」です。
どれくらい良かったかというと、一気にプレイしてエンディングまでいったあげく、今午前1時で本当は寝た方がいいんだけどもそのまま書き始めてしまうくらい素晴らしいゲームです。
「謎解きアドベンチャー」ということですが、謎解きとかよりはストーリーやゲームのいろいろな表現が全体的にインパクトが大きかったです。
各ステージの謎を次々解いていく感じのゲームかなと思ってやってみたら、とにかく先が気になる!っていう感じでした。
あまりネタバレしないようにざっくり書きます。
こういうゲームです
「じゃあ、お話の続きはまたあしたね。」で始まるこのゲームですが、
なにやらいきなりEmergencyです。
いきなり何?というところですが、主人公の少女ハルは記憶がない状態、そこに超高性能な信号機「195」が脳内に直接語りかけてきていろいろ助けてくれながら何があったのかを解き明かしていくことになります。
信号機なのでそこから動けないのかと思いきや、実体はそこにあるけど意識?だけはついてくる感じで、どこでもいっしょにあちこち行くことになります。
また、道中にはハルが触れるモノがあって、触るとそのモノの過去のキオク(場面)が見えるという特殊能力が出てきます。
このシステムがこのゲームの肝のような感じではありますが、意外にもこればっかりしなちゃいけなくて苦になる、といった感じでもありませんでした。
そんなこんなで、カギを見つけてドアを開いたり、
何が起きていたのか、情報を収集していったりします。
……で、
ははぁ、そういう感じで進めていくまあまあ平和な脱出ゲーム?みたいな?
って高をくくっているとそうでもなかったりする。
えっ
誰。ここどこ?
え……?
!
!!
……みたいなところもありまして、結構ゾクゾクしました。
ですが、あくまでも話が進むにつれて、ストーリー上こういうところも少しあるということで、ホラーゲームというわけではないと思います。
不思議な世界観の中で話が進み、やがて明らかになってくる真実。
正直なところ、序盤は遊んでいて少しばかり冗長だなと感じたところもありました。
進み方はわかったけど、一旦隣の部屋に移動して外に出てこないとだめか……みたいな。
しかし、ストーリーが思いもよらぬ方向に急加速し始めるともうこの後どうなるの?!って感じになりますので、はじめはのんびりやると良いと思います。
一つ一つの謎解きというよりは、ストーリー全体の大きな謎を解く方がメインのゲームに思えました。
完成度が高い感じがする
さて、ゲーム本編以外でも、ゲームの作りこみがすごいと感じました。
まずはフォントが選べるようになっています。
私はデフォルトのスムーズのほうでプレイしましたけど、ドットのほうもちょっと試してみたいかも。
上に書いてある「Nintendo Switchでアンリアルライフの世界が広がります。」はWindowsのフォントで出てくる「Windowsでコンピューターの世界が広がります。」のパロディだと思いますけどこれも面白かったです。
あと、オートセーブもうれしいところ。
過去にセーブされたところにも戻れるので安心です。
基本的には謎解きで詰まってロードが必要になる、といったことはないのですけども、いろいろあって5~6回ほどお世話になりました。
また、会話ログの機能まであります。
なお、上記画像は、とあるキャラクターが重要そうなセリフを言ったのをうっかりスルーしてしまったのでこの機能でさかのぼってみたらストーリー上の都合でそこは削除されてしまっていたとときのものです。(進行には問題なかったですけど、おそらく何かいい感じのことを言っていたっぽかったのですよね)
全体的な雰囲気
ゲームの全体的な雰囲気としては、前述のとおり不思議な感じではあるものの奇妙すぎず、また、こちらにはすごい信号機の195がついているので安心してプレイできる感じはあります。
195以外にもいい人多めです。
なので、このゲームは前述のような表現があるものの、怖がりな私でも問題なく遊べました。
難易度としては、最後の方は「なんとかならんのか……!これでなんとかなってほしい……!」って感じでいろいろ試しまくったりしたところもありましたが、ググることなくクリアできました。
まとめ
というわけで、アンリアルライフは私が購入前に思っていたのとはずいぶん違っていて、お話にのめりこんでしまうようなゲームでした。
とてもよかったです。
おわり。
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