拒否アドベンチャーゲー?
例によって、配信開始から妙に時間が空いてからのプレイになってしまうのですが「SAY NO! MORE」(Switch)を遊んでみました。
ゲームの説明を見る限り、とにかく「NO!」というゲームだということで意味が分からなくて、そしてかなり気になっていたのでした。
遊んでみた結果、とにかく「NO!」というゲームでした。
あと、「私はいったい、何を見せられてるんだ……?」って思いました。
こんなゲームです
画像多めでお送りします。
あまりネタバレにはならないとは思いますが、気になる方はお気をつけてください。
タイトル画面はこんな感じです。
全体のカラーなどは明るめですね。
「NO」というどちらかというとネガティブな印象に入るであろう単語ですが、それとは対照的です。
むしろこのゲームはNOと言おう!ということなので、もっと気軽にポジティブに言おうぜ!!という雰囲気だと思います。
そして色もそうですが、キャラクターのビジュアルからしておもしろい。
基本的に全キャラクターともポリゴン(?)が荒くてガタイが良いんですよね。そして、顔芸でも笑わせてくる感じです。
ローカライズの面では、ゲーム中の字幕の翻訳はバッチリと言った感じですが、主人公が繰り出す「ノー」の言い方も選択できます。
今回、私はJapaneseの「いやです」で行ったんですけども、たぶん、デフォルトの「NO」の方が意味的に違和感がないことが多いような気がしました。
「NO」を翻訳するにあたり、「いやです」以外の意味の時の方が適切な場面がいくつかあってその時に違和感がありました。
なので、私はやったわけではないですけども「NO」のほうがしっくりくるかなと思います。
そして本編。
ざっくりとしたストーリーとしては、主人公が会社に就職(インターン?)するところから始まります。
お祝いに弁当をもらうのですけども……、
行ってみたらヤバい会社だった。
笑顔でこれはこれで怖い。
で、3名採用されたらしいんですけどももう他の2名はバッチリです。
それと対照的な主人公の顔!
採用する方も、入る方も、面接とかのときにミスマッチに気づけなかったのが悔やまれます。
そして、さっそく無茶な要求が始まります。
なんだかしらないんですけどやたらと弁当を欲しがるんですよね。
いくらなんでも弁当くれと言われたらNOしかないと思いますが、うまく言えずなんだかんだで取られてしまいます。
そうこうしていると、これまたなんだかんだで精神世界的なところでNOの神みたいなのが出てきます。
そこでめちゃくちゃ励まされて、ついに「NO」が言えるようになった主人公。
練習してみると、わりとその辺のキャラは打たれ弱いようです。
さらに、お偉いさんにもNOを言いに行きますけども、この時にはふんぞり返って笑うスキルも身に着けていて実践して怒らせたりしてます。どういう状況?
が、さすがに怒られまして、めちゃくちゃ吹っ飛ばされました。
そこでまた新たなスキルを身につけたりします。
「相手に不愉快な思いをさせてやれ」て。
新しい「ノー」の言い方(基本的に相手をナメている)を習得して実践したりします。
そんな感じで、「NO」を駆使して困難に立ち向かっていくゲームです。
……
意味わかんないですよね。
私もうまく説明できないんですけども、そんな終始そんな感じで、ストーリーがまた「え?何?!」っていう感じで予想付かない方向に進んでいくので本当に「何を見せられてんだ?!」と思いながら進んでいきました。
これは決して意味わかんなくてダメだということではなく、先が気になっちゃってどんどんやってしまうという感じでした。(とはいえ、合わない方もいるかもしれないので簡単にはお勧めできない気がする)
途中、あまりに予想しない方向に話が進んでいったのと、ストーリーが結構膨らんできたというのがあった結果、私、数分寝落ちしてしまいました。いやもうこれは気絶だったかもしれない。
これは私が小説読めない問題に起因するものなのですけども、このゲーム、話が勝手にグイグイ進んでいくところもあって息つく間もなく、私の理解が追い付かなくなってしまって頭のメモリがパンクしたものと思われます。
それくらい、非常にユニークなゲームだと思いました。
そして、それはまあいろいろあって、終わりました。
まとめ
なんというか唯一無二のゲームという感じでした。
で、終わった後も「……なんだったんだ……このストーリーは……」と圧倒されてしまった感でいっぱいです。よくわからない勢いがあった。
プレイ時間は2時間行かないくらいだと思います。
私好みのゲームだったのは間違いなく、コストパフォーマンス的な意味では不満はないですが、なんだかストーリーから受けるエネルギーが強くて疲れてしまい私が正確に評価できていない可能性が高くて、安易におすすめできないので公式動画等から判断いただきたいと思います。
おわり。
コメント
このゲーム、こういうゲームだったのですね~
「ゲーム」と呼んでいいのか迷うくらい独特でした。
全体的に勢いがすごかったです!