金色のフィラメントでゴージャスな生活を目指したい件

3Dプリンターの話です

新たなものをこの世に生み出したい欲というのがあって、相変わらずたまには3Dプリンターで遊びたくなる人生を送っています。

3Dプリンターの種類にもよりますけど、私が持っている3Dプリンターの場合は材料となる「フィラメント」が必要でこれを熱で溶かして成形するということが行われます。

このフィラメントですけども、私が1年ほど前に3Dプリンターを購入したときは1kgあたり3,000円くらいで買えたらまあまあ安いねという感じだと思っていたのですけども、最近の円安とインフレに逆行するような形で相場が下がり気味な感じで嬉しい限りです。

そんなわけで、何色かのフィラメントに手を出してしまっているのですが、いよいよ気になっていた色に手を付けてみることにしました。

GOLD、すなわち金色です。

3Dプリンターのようなもので金色とか表現できるの……?という疑念をずっと抱いていましたし、いくつか金色のフィラメントが売られていてもレビューを見ると「黄色」とか書かれているパターンも多かったので購入には踏み切れなかったのですけども、レビューがいい感じのフィラメントを見つけて、またそれがなんと2,000円切りだったもので買ってしまいました。

2,000円しないんだったら仮に色に満足できなかったとしても、色を気にしなくていいものを作るときに使うと結構コストパフォーマンスが良いと考えられます。

その実力やいかに

というわけで、どんな色が出るんでしょうか。

ドキドキしながら出力してみました。

……

oh…,GOLD……!

期待をはるかに裏切るレベルでゴールドでした!
結構光で輝くところもあるし、これはおもしろい!!

これ、日常に取り入れてゴージャスな生活にしましょうよ!!!

ゴージャスなトイレ

まずは先ほどの枠に加えてこのようなものを作ってみました。

そして、トイレに向かいます。

そこにはトイレットペーパーホルダーがあります。
ここは賃貸ですけど、入ってきたとき半分壊れていたのでお願いしたら新しいのを付けてもらったというものです。

それにしてもこのトイレ、ゴージャスさが足りない。

というわけで先ほど作ったものを取り付けてみました。
(両面テープを少し使ってホルダーに固定)

するとどうでしょう。

何もなかったトイレに、ほんのささやかな一部分だけですがゴールドが差し色となり、なんとなくゴージャスな感じともいえなくもないような気がしなくもない感じに……!

おまけにこれまでなかった予備のトイレットペーパーも置けるようになって、外面と内面から余裕がにじみ出るような、そんな雰囲気もしなくもない感じのするかもしれないトイレに……!

そして、予備のトイレットペーパーを使ったならこちらが現れるわけです。

「次の紙を置こう」

なんとなく、「ええ!置きますとも!」という感じになりませんか?なりませんか?

まあトイレットペーパーを「紙」と表現するかどうかというのはいささか議論の余地があるところかもしれませんが、「トイレットペーパー」「ペーパー」「トイペ」「ペ」「御紙」(※おそらく実在しない言葉)など考えたのですけども、やはり「紙」という1文字を無駄にでかい明朝体で表すのが最もゴージャス感があると言われています(prinkuma調べ、n=1)のでこのようにしました。

いやー、ゴージャス、ゴージャス。

このように大変素晴らしい感じになりました。

なお、意外にも予備のペーパーがそこにあると邪魔(トイレが狭すぎる)ということがわかり、3日でやめました。
人生トライ&エラーなわけです。

ゴージャスな部屋

トイレはアレでしたけども、それより長くいる部屋の方をもっとゴージャスにした方がGCP(ゴージャスコストパフォーマンス)が高いはずです。

こちらドアになりますけども……、

こういうのを準備しまして、

こうしたらもう一発です。

これだけでもはやこのドアの先はゴージャスであるということになります。

こんな金色をあしらったドアノブの先がゴージャスでないわけがないのですから。

以上です。

苦労もゴージャス

ちなみに、今回の金色フィラメントですけども、どうも強いねじれがついているらしく、3Dプリンターの動作中に勝手にリールからフィラメントが長めに出てきちゃって、すごいうねうねしてしまいました。(リールひっかけるところの棒を純正品ではないよく回るやつに付け替えたのが原因としてある)

このうねうねが3Dプリンターの可動部に絡まってしまった暁には動作が止まったりして、さらに最悪の場合は3Dプリンターの故障、あるいはそれ以上の事故が起きる可能性もあり結構ドキドキしました。
定期的にリールを取り外して逆方向にねじりながらのプリントでした。

うちの3Dプリンターはフィラメントからエクストルーダー(青い機械)までが自由空間すぎるのですよね。

この動きは全くゴージャスとは言えないので、これまた3Dプリンターで適当にフィラメントの通り道になるガイドとなる部品を作って取り付けてみました。

この穴を通してフィラメントを供給するようにしたところ、無事うねうねが出なくなり安心できるようになりました。

いやー、適当に何か作ってみてうまくいったときの感動、これこそゴージャスなものですね。

まとめ

お安く買えたフィラメントでしたけど、3Dプリンターの面白さがまたアップしたのでまたちょくちょく遊んでいきたいです。

おわり。

コメント

  1. リョコ より:

    すごいですね!
    ドアノブのゴージャスはあまりにもフィットしていたので、お引越しの時にうっかりそのままにして次の人もゴージャスになりそうです。

    • prinkuma prinkuma より:

      確かに……!
      思いのほかぴったりにできたので、最近の生活にはかなりゴージャスが馴染んでいました。
      うっかりやりかねないので気を付けたいと思います!👌

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