ネガとか久しぶりに聞いた
これは年末年始に実家に帰ったときの話なんですけど、なにやら仏壇を片付けていたら引き出しみたいなところがあってそこからネガフィルムが出てきたとのこと。
あー、ネガフィルムってこういうのに入っているんでしたっけ。
ケースの内側には表がついています。
ここに数字書いてカメラ屋さん?写真屋さん?にもっていくと、そこに書いた枚数だけさらに写真を作ってもらえるやつ……焼き増しですね。
かなり久しぶりすぎてあまり記憶ないのですけど、確かにこういう感じだったかも。
ちなみに私は小学校のころ、親が昔使っていた古いカメラをもらってちょっと使ったことがある、というのがフィルム式のカメラの思い出ですけど、写真を現像するにも結構お金がかかるからあまり使わなかったですね。
……で、話戻りますと、とにかく仏壇から出てきた謎のネガフィルムがどんな写真なのか気になるわけです。
カメラ屋さんにもっていけば現像はしてもらえるでしょうけど、とりあえずどんな写真かわかれば……。
透かして見ると人が写っているのはわかるのですけど、誰なのか、どんな時の写真なのかわかりませんでした。
IT革命
しかし、今の時代、IT技術の発展は目覚ましいものがありまして、よく画像編集ソフトにも「ネガポジ反転」みたいな機能があったりします。(たぶん)
つまり、スキャンして、そういうフィルタみたいなのをかければ、どんな写真なのかわかるんじゃないかと思いました。
一発でできるアプリがあった
とりあえず手元にパソコンがなかったので、スマホでネガポジ反転できるアプリないかなと探してみたところ、ネガフィルムをうまいこと撮影してくれるアプリが出てきました。
このHelmutというアプリを使えば一発らしい。
やってみよう
というわけで、とりあえずネガフィルムの裏から白い光を当てるとよさそうなのでiPadで白い画面を出して、明るさを100%にしてフィルムを置いてみました。
おお、この時点でさっきよりも見やすくなりました。けど、まだ何の写真なのかはよくわからず。
(※ここから先、画像のぼかしが多くなりますがご了承ください)
このネガフィルムを撮影してみるべく、先ほどのHelmutアプリを起動して撮影しようとして見ると……。
おっと、もうこの時点でだいぶ見えてきました!
すごいアプリですね。
あと、ネガフィルムってもっと茶色系だと思っていたのになんか黒いなと感じていたのですけど、このネガフィルムはモノクロの写真っぽいです。
いつの時代のフィルムなのか。
で、このアプリでフィルム1コマずつ撮影していったところ、見事に画像ファイルとして写真が保存されました。おおー。
縦向きの写真とかもバッチリで、しかも撮影後に色などの調整ができるようです。
ちなみにちょっと、マンガのスクリーントーンみたいなもやもやしたモアレが一部の写真に出ちゃったのですけど、なんとなくの予想ではiPadの光使ったり、iPadに液晶保護フィルムを貼ってあったことが影響したのかなと思いました。
窓ガラスとかを使ってうまいこと自然な白い光を当てることができれば、その辺はきれいにできたのではないかと思います。自然な白い光……なんだろう。晴れた日に白い紙か何かを使うとか……?
印刷もしてみる
で、写真が抽出できたのはいいんですけど、結局私が見ても誰が何しているのかわからない写真でした。
とにかく古い写真であることだけはわかるんですけど、これはもううちのじいちゃんに見てもらわないと……。
しかし、スマホとかiPadの画面だとたぶんじいちゃんには見づらいだろうという感じだったので、コンビニに行って写真プリントやってきました。
これがまた、プリントしてみたらなかなかマジの写真っぽくなって驚いた次第です。
スマホだけでここまでできるとは改めて技術の進歩がすごいと思いました。
(なお、前述の通りモアレが入った写真は印刷してもやはりモアレていて、少し解像度が低いような感じの写真になりました。)
で、じいちゃんに見てもらったところ、親戚が写っているとのことでした。そりゃそうですよね。知らない人の写真が仏壇から出てきたら怖い。
まとめ
というわけで、家にネガフィルムが眠っているとかあって、カメラ屋さんで写真にしてもらうまでではなさそう、というのではればアプリがあるのでやってみてはどうでしょうか。
おわり。
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