LINEスタンプを作ってみた件

きっかけは突然に

ある休日の昼下がりに突然「そういえばLINEスタンプ作ったことがないな……」と思ったので、作ってみることにしました。

だいぶ前にスタンプ作るブームがありましたけど、その時はそもそもアイデアも特にないし絵を描く能力もない私には無関係の話で完全にスルーしていたのでありました。

何せ、わりと本気で描いたピカチュウがこれである。↓

夏の終わりにかもめーるとハズレくじでワンチャン狙う
過ぎ行く季節 今年の夏は、なんだかんだで比較的過ごしやすい感じだったような気がします。 そしてもはや9月です。 7月も8月も終わってみればなんか早かったなぁ。 私など、たわむれにレシートの裏にピカチュウの横顔を描いてみようと思ったら珍妙な絵

 

しかしながらもしかして、売れるかどうかを考えなければ、私でも作ることはできるのではないか?と思った次第です。

いろいろ考えると難しいけど、何も考えずにやってみれば意外にいけるということもある。

そんなわけで、なぜかはわからないけど年明け早々、とにかくLINEスタンプを作ってみたいという気持ちが沸いた瞬間でした。

 

というわけでスタンプのリリース(販売開始)までやってみたのでこの流れをメモするものであります。

(手順1)スタンプはどうやって作ればよいかを知る

まず、スタンプを作ると言っても何をすればよいのか、ということで公式ページを読んでみました。

ガイドライン - LINE Creators Market
LINEクリエイターズマーケットは、オリジナルスタンプやアニメーションスタンプ、絵文字、着せかえを、世界中のLINEユーザーに販売することができます。

というわけで、正式名称「LINEクリエイターズスタンプ」について見てみると、ざっというと画像を8個か16個か24個か32個か40個作って1セットになるとのこと。

とりあえず多いほうがいいだろうから40個にしよう。

(手順2)どういうスタンプを作るのか考える

それでは早速画像を作ろう……ということですけど、そのためにはまずどういう文字が入ったスタンプにするかを考えてみました。

文字なしのスタンプでもいいんですけど、文字なしで何かを表現できるほどの絵のスキルがない。

 

ここで、スタンプにしたら便利なやつを40個考えよう!とするとすごく大変そうだったので、頭に浮かんだものをとにかくメモして揃えました。

(手順3)スタンプをどんな絵にするか考える

さて、どんな絵にするかですけど、既存のキャラクターを勝手にスタンプにするわけにはいかないので、オリジナルなキャラクターが必要。

これもまたちゃんと作ろうとしたら考えるのが大変なところですけど、今回はとにかくなんか作りたいという意欲だけで来ているので単純に私の名前「prinkuma(プリンクマ)」をベースに、「プリン」と「クマ」を混ぜた「prinkuma(プリンクマ)」というキャラクターにすることにしました。

作者名とキャラクター名が同じで、紛らわしいことこの上ない。

 

で、この名前と私の想像力と私の画力をかけ合わせると自動的にこういうキャラクターになります。

 

prinkuma(プリンクマ)です。

(手順4)絵を描く

で、あとは先に決めたスタンプの文字に合わせて絵を描いてみました。

一言で言うと「描いてみました」ですけど、やはりここが一番時間がかかりました。40個ってのは思っているより多い。

仮に1個5分のハイスピードでノンストップで作ったとしても3時間以上かかるわけで、私などは3時間どころではなく相当の時間がかかりました。

 

そもそも私は絵を描くということをちゃんとやったことがなかったのでこの工程では初めてのことがいろいろ。このあたりの細かい話はまた別途書いておきたいと思います。

何せ、ちゃんとメモしておかないと今度また何かで絵を描こうとしたときに忘れている可能性がある。

 

…というわけで、手探りでいろいろやっていたら始めに作ろうと思ったところから画像40個作り終えるところまでで15時間くらいかかりました。

思っていたより大変だったけど、しかしながらなんか面白かったのでやってしまった次第。

出来上がった40個の画像を見ると、「いやー、我ながらよくやったなぁ」という気持ちとともに「これ、LINEに出せるのか…?」「出していいのか……?」という不安感がすごい。

(手順5)登録する

何はともあれ作ったのだからLINEに登録。

画像のアップロードは、ZIPファイルに固めて一気にアップデートできました。

ちなみに日本語だけでなくて英語のユーザー向けに英語で説明文を書くところがあったんですけど、「cute bear (Pudding + bear)」と書くので精いっぱいだった。English is difficultね。

(手順6)審査~承認

で、やることやったら審査のリクエストです。

いろんな条件に合っているかがLINEで審査されて、問題なければ販売できるようになるとのこと。

以前は審査に数か月かかっていたということですけど、1/11(木)の0時に審査に出したら、1/16(火)の16時に承認が通ったとの通知がきました。

約5日間で通ったのが思ったより早かったというのと、自分が作ったのが承認されたというのがうれしい。

(手順7)販売開始

というわけで、承認が通ったので販売開始してみました。

prinkuma – LINE stickers | LINE STORE
cute bear (Pudding + bear)

これで目的達成です。やったぜ!成し遂げた。

まとめ

というわけで、とにかく面白かったです。

最後にスタンプの販売ページ見た時の満足感がすごい。

それと、やってみたら想像していたより大変だというのもわかりました。(絵を描くのが得意な人ならここまでではないような気がするけど。)

改めて絵が描ける人はすごいなと思った次第です。

おわり。

追記

続きがあります。

LINEスタンプを作って販売してみて1か月。売り上げはこうなりました。
そういえば1か月経ちました この前、急にLINEスタンプ(クリエイターズスタンプ)を作りたくなって作って販売してみたことがありました。 で、できたのが↓これなんですけど、もうあれから1か月です。 ただ作りたいという気持ちが抑えきれずに作って

 

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