前回の更新のとおり、半年かけてリングフィットアドベンチャーのアドベンチャーモード(ストーリーモード)をクリアしたので、リングフィットアドベンチャーの感想などをいろいろまとめておきたいと思います。
私のプレイスタイル
まず、アドベンチャーモードというのはストーリーに沿って各種のステージを様々な運動をしながら乗り越えていくモードです。
運動っぽさよりもゲームっぽさが結構強めに出ているので楽しく遊べました。
クリアに要したプレイ日数は141日でした。
ただし、連続プレイしたわけではなく休んだ日もありまして、プレイ初日からの日数は182日でした。
週に1~2日は休んだという計算になります。
1日あたりのプレイ時間は平均すると30分~1時間くらいだったと思います。
ゲームを起動していた時間は105時間、活動時間(運動して動いている時間)は53時間でした。
なお、プレイ日数は「運動負荷」の設定で随分変わってくると思います。
運動負荷は1~30の段階で運動の強さを設定することができ、毎日のプレイ前のアンケートでアップダウンします。(ゲーム中に任意の負荷に変更することも可)
私は、最初は10台だったと思いますが、せっかく運動するんだからなるべく負荷をかけていきたいという考えでできる限り強い負荷にするようにしてやっていきました。
その結果、2~3か月後くらいにはMAXの30に到達し、その運動負荷30でもプレイできるようになりました。
(具体的なメモを残しておらず具体的な日数の記憶があいまいですが)
で、その運動負荷を上げると1ターンの運動量も増えて運動時間が長くなるので、プレイ日数も増えるということになると思います。
公式ページでは1日30分で3か月以上と書いてあったと思うので、それと比べると6か月かかった私は自分の限界より強めの設定で遊んだ感じだったのではないかと思います。
それにしても、ホントにこんなに長い期間の運動を自分が続けられたのに驚きました!
それくらい楽しくできたんですね。
これといった攻略方法もそんなになさそうですし、とにかくやっていればリアルの自分が強くなって進めるようになる感じでした。
あ、忘れていましたが、私のスペックはというと、そもそも運動は苦手なのでやらないタイプです。許されるならなるべく家にいたい。
幼少期から運動部にはほぼ所属せずに生きてきたくらいです。
リングコンとレッグバンドの耐久性
さて、リングフィットアドベンチャーでは専用コントローラーの「リングコン」と、「レッグバンド」を使います。
この輪っかのリングコンをギューッと押し込んだりグーッと引っ張ったり、そのほかにもいろんな使い方をすることになるわけです。
で、今回の53時間の活動時間でこれらにどのような変化があったのか見ていきましょう。
レッグバンド
まず、Joy-Con(L)をネット部分に差し込んだ上で左足の太ももにマジックテープで巻きつけるレッグバンドです。
こちら、ネット部分が多少Joy-Con型になったようなゆがみができたような無いようなという感じがありますが、マジックテープ部分を含め全く問題なしで元気です。
もちろん、プレイ中にJoy-Conが引っこ抜けてどっかに飛んでいくということもその予兆も1度もなく、すばらしい設計になっているのかなと思います。
リングコン
続いて、輪っかのリングコンです。
こちらですが、私はリングフィットアドベンチャーやるときにストレス解消みたいな感じの気持ちも込めてやっていたので、思いっきりギューッと力を入れたりして、「いつかクリアする頃にはリングコンを破壊してやる!!」「このゲームが終わる時、それはお前が壊れるか私が壊れるかのどっちかじゃい!!」という謎の衝動に駆られながらプレイしていたのですけど結局壊れませんでした。
たんだん弾力がなくなってくるのかなとも予想していたのですけど、そういうこともなく今もなお元気です。
強すぎる。
唯一、変化を見つけたのは、Joy-Con(R)を装着するところの近くですが、
リングコンのリング部分とコントローラーつなぐところが微妙に接触していて、リング側が若干削れていたくらいです。
これくらいしか見つけられませんでした。
まったく問題ありません。
あ、あと、リングコン握るところのクッションが汗とかにより、いつかにおい出すのではないかと心配していたのですけどそんなこともなく、今嗅いで見てもわりと新品みたいな香りがします。
あと、たった今きづきましたけどクッションのところマジックテープになってたんですね。
外して洗濯できるかも。
とにかく、そういうわけでとにかく強い専用コントローラーでした。
電池入れる必要もないし、機能面でもすごいですね。
用意したアイテム
続いてリングフィットアドベンチャーを遊ぶにあたって、あった方がよさそうなアイテムについて書きます。
アイテムっていってもゲーム内のアイテムではなくて、実際のモノです。
私の場合、最終的にこのようなものがそろいました。
服(スポーツウェア)
上の写真にはないのですけど、まず考えなければいけないのは服装です。
結論からいうと、ゲームに出てくるこちらの「ミブリさん」みたいなスタイルがベストなのではないかと思います。
ポイントは、汗をかいても大丈夫なこと、それと太もも部分の内側の生地が滑らかなことです。
どういうことかというと、私、最初はスウェットを着てやっていたのですけど、ちょっとボロいものでして、肌に当たる内側の生地が比較的ゴワゴワしていました。
そんな状態で太ももにレッグバンドを巻いてプレイしていたところ、太ももがすれて痛くなってきました。
というわけで、最低限太ももが隠れる服装をお勧めしたいと思います。
私はたまたま持っていたハーフパンツ的なやつが結構滑らか素材だったのでそれでやりました。
スポーツウェアを用意すれば気持ち的にもより本格的に取り組めそうですが、いろいろあるので買うとなるとデザインとかも考えて悩んじゃいそうですね。
ヨガマット
続いてヨガマットです。
これについてはプレイ序盤で必要だ!ってなって買いました。
詳しいことは、こちら↓に書きました。
床がフカフカかつ、運動により多少床がすれてもいいという環境でしたら不要かとは思いますが、思いっきり動くためにも、また、さまざまな運動で腰にダメージがくる場合もあるのでマットを用意したほうが良いのではないかと思います。
ハンドクリームの類
これが必要かどうかは人によると思いますが、私はプランクという運動を気に入ってやりまくっていたところヒジがガサガサになってしまいました。
運動のフォームがおかしかったのか、単にやりすぎたのかは不明ですけど、かさぶたみたいな状態になったのです。
で、これですけどプランクやるときにヒジのあたりにタオルを敷くとともに、入浴後にメディカルクリームを擦り込むようにしたら、かさぶたみたいになっていたのがポロポロと取れてかなりきれいになりました。※一応書きますが、これは個人の感想です。
↓詳しくはこちらに書きました。
最近のいろいろでよく手を洗ったり消毒したりしてたら手が少しカサついてきたので、手にも塗るようにし始めました。
プロテイン
そして、運動と言えば筋肉を作る手助けをするプロテイン。
これでタンパク質を補えるわけです。
で、これに関しては飲んだ時と飲んでないときでの比較とかはできていないので正直効果のほどはわかりませんので、用意すべきかどうかわかりません。
しかしながらそんな中で私がプロテインを摂りはじめてみたのは、「飲んだことなかったから飲んでみたかった」、「運動の効果がより早く出ることを期待」、「リングフィットアドベンチャーを始めたらお腹がすきやすくなったのでそれを埋めるため」といった理由でした。
いくつかのプロテインを試しましたが、最終的には↓で書いたSAVASのリッチショコラ味を、毎晩のリングフィットアドベンチャー終了直後と朝食時にいただくという生活スタイルになりました。
これに落ち着いた決め手としては、味と泡立ちの少なさによるものです。
ちなみに、「ホエイプロテイン」は牛乳に弱い人はお腹がゆるくなるとかあるらしいので、ちょっと牛乳には弱いくらいの私は心配していたものの別に大丈夫でした。
しかし、味とかも含め人それぞれだと思うので、プロテイン摂取する場合はまずは小さいのでお試しするのがいいと思いました。
なお、混ぜるにあたってはシェイカーの有無でやりやすさが全然違うのであった方がいいと思います。
体重計
体重計があると、やる気のアップやサボりの低減につながるかもしれません。
私は、なぜかプレイ開始時にちょうど壊れたので買い替えるハメになりました。
今回のプレイで体重がどうなったのかは後述します。
水
最後に、水です。
水です。
運動すると体から水分が失われます。
で、私の場合水分が不足すると足がつるのでそれを未然に防ぐためにもこまめな水分補給がかかせません。
リングフィットアドベンチャーをプレイしていても、ちょくちょく「水を飲もう!」みたいなことを言われます。
それで私は最初、普段から買ってある炭酸水を飲みながらやっていたのですけど、のど越しは最高ですがガブガブ飲んでしまってお財布事情的によろしくないということに気付きまして水道水に切り替えました。
なので、資産に応じて水道水やミネラルウォーター、浄水した雨水など適切な飲用水を用意しましょう。
なお、水を飲むときにもプロテインのシェイカーが活躍しました。
私はシェイカーをなんだかんだで2つ買ったのですけど、プレイ終盤では1個は水用にしました。
何がいいかというと、フタができる(しかも開けやすい)ことと、間口が広いのでガブガブ飲めるというところです。
体重の変動
というわけで、この182日間の運動は数字に表れたのかどうか、体重の変動を見てみたいと思います。
以前、途中経過を一度書きましたが、その後どうなっているでしょうか。
というわけで、私の体重はトップシークレットですので、今回もこの182日間の平均をゼロとして集計したグラフで見てみたいと思います。
こちらです。
左の目盛りを見ていただけるとわかりますが、変動がほぼプラマイ1kgという誤差みたいな感じになりました。
続いて、体重計(体組成計)で測った体脂肪率の変動も一緒に診てみましょう。
こちらもプラマイ1%みたいな感じです。誤差ですな。
体重の分析
前回と同様に分析してみます。
ちょっと前回の分析と被る部分もありますが、ポイントは以下のような感じかなと思います。
- まず、先ほどのとおり目盛りは①のように小幅になっており、期間を通して大きな変動はありませんでした。
- ②の最初の数値が一番低いですが、ここだけ服装や条件が適当だったためです。その後はなるべく条件を一致させました。
- ③は若干の下降トレンドのように見えます。
- ④は寝正月です。
- ⑤は一転して若干の上昇トレンドに見えます。
- ⑥最終日の跳ね上がりに関しては、長時間にわたるラスボス戦で1.3リットルほど水を飲んだのでそれが影響しているとみられます。
そういう感じなのですけど、やはり変動が小さすぎるので私の場合は体重的には動きが無かったと言えると思います。
家庭用の体脂肪計はどうしても誤差が出やすいという話を聞いたこともあるので、体脂肪率のグラフを思い切って無視しちゃうと、脂肪の減少と筋肉の増加が釣り合ったのではないかというのが私の結論です。
脂肪と筋肉を比べると、筋肉のほうが重いそうなので筋肉がつくペースの方が高ければ重くなるのではないでしょうか。
リングフィットアドベンチャー内でも言われますが、基礎代謝は上がってきていると思うので、プロテインのとり方や食事の見直しもやるとダイエットのような痩せる(体重を減らす)方向にもっていけるのかもしれません。
私はゲーム内で表示された消費カロリーの約2倍のカロリーをプロテインで摂取していったので、どちらかというと重くなるプレイスタイルだったと思います。
変化
というわけで、体重という形の変化は無かったわけですが、それ以外での変化は何かとありました。
以前に書いたことがあるのと被るところもありますが、普段の生活の中で感じたものは以下のような感じです。
- エレベーター待つより階段でさっと行く派になった(階段のつらさが激減)
- 長時間立っているときの疲れが少なくなった
- 背筋が伸びて姿勢が良くなった(視界がちょっと高くなった気がする)
- 背伸びするときに腕がやたらと上に上がるようになった
- お腹周辺にくぼみができた(ひきしまった)
- 大胸筋の存在を感じるようになった
- 腕が引き締まった
- 太ももが少し太くなった(丸々としたという意味ではなく、しっかりした感じ)
- ちょっとだけお腹がすきやすくなった
そんな感じで、もう一言でいうと「健康」です。最高です。
(プレイ開始直後に一度風邪ひきましたが)
どうも体脂肪率としては現れなかったですけど、リングフィットアドベンチャーの運動負荷を上げても耐えられるようになっていったというのもありますし、確実に今まで平均より下だった筋肉が少なくとも人並みにはついてきたのかなと思います。
なお、ここまで筋肉がどうのこうのと書いていましたけど、ムキムキというレベルではないです。
自分で言うのもどうかと思いますが、スタイル良く引き締まってきたという感じなのでご安心ください。(?)
お腹周辺のくぼみというのも、シックスパックの建設予定地がだいたいこのあたりかなという、腹筋周辺の雰囲気が見え隠れする程度です。
ゲーム中でも、マジでムキムキになるためにはかなり頑張る必要があると言っていました。
まとめ
というわけで、かなり長くなってしまったのですが、リングフィットアドベンチャーをやってみたらこういう感じでした。
とにかく健康的な体作りにつながったと思います。
家の中のちょっとしたスペースでしっかり運動ができたような感じで、なんというか、とても楽しくてとても有用で素晴らしいゲームだと思いました。
まだ、ゲーム的にやることがたくさんありそうなので続けていきたいと思います。
おわり。
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