たまに動画を作るので
たまーにですけど、このブログでの文字や写真だけではうまく伝えられないときに動画を作ってYouTubeやTwitterにあげている今日この頃です。
さらにたまーにですけども音声を入れることがありまして、そんなときはどうするのかというともちろんマイクを使うのであります。
そのマイクですが、これまでとにかく録音できればいいということでお安いヘッドセットを使っていました。
安いのがいいと思って買ったらなんか私の耳の形に合わないみたいでもう1つ買うことになったということもありました。
そんなヘッドセットでいい感じにやってきたのですけど(今もそのヘッドセットで音楽聞きながらブログ書いています)、録音時の音声のノイズが気になるのです。
拾われるノイズ
私の場合、どうも「ニチャ、ペチャ、ピチャ、クチャ」というような、口を動かしたときのどう聞いても不快な音が入りがちなのです。申し訳ございません。
これはどうにかならんもんかと思っていろいろ考えたのですけど、
- ヘッドセットということで口元すぐにマイクがある状態
- お隣さんに聞こえないように小声で話す
というのがたぶんよくないのかなと思いました。
一応、録音するソフトでノイズをカットするように設定しているのですけど、小声で録音しているため普通にカットすると声もろとも消えるのです。
それで設定を弱くしているのであまりしっかり処理できていないのですよね……。
なお、この口から出ちゃう音に関してネットで調べると、録音前に歯を磨くとか、水を飲んで潤しておくとか、そうならないしゃべり方をするといった解決策があったのですけど、私にはどれも効果無かったです。(むしろ潤ったら余計に出た)
それよりもやはり小声&マイク近いというのが大きな要因のようでした。
良いマイク買っちゃう?
というわけで、動画をまた作るかもしれないし、動画作らないにしてもマイクでいろいろ録音して遊べそうだなと思ったので、ヘッドセットではない独立したマイクを買ってみることにしました。
マイクに関してググってみたのですけど、やはりピンキリといった感じです。
よくわからんのですけど、コンデンサーマイクっていうタイプのマイクがちょっと人気あるっぽいのです。
買っちゃいます
ここはちょっとチャレンジしてみようかなということで、基本的にはやはりなるべく安く、かつAmazonのレビューで日本語が怪しくなくてそこそこ良い点数がついているのを買いました。
こういういろんなメーカーから出ている機械やガジェット類は、いざ買おうとすると結構中国的な安めの製品が多いですね。
それはいいんですけど、日本語に違和感のあるレビューがどっさりついていたりして何が正しい評価なのかをしっかり見抜く必要があるのですよね。
しかし、その点は私はしっかり気を付けて買うようにしているから大丈夫です!!
――この時は、そう思っていたんだ。
開封の儀
というわけで、こういうのを買ってみました。
机の上にちっちゃい三脚で置くようなタイプのマイクです。
設置の仕方でいくと、他に机の端っことかに長いアームで取り付けて上からぶら下げるようなのも結構ありました。かっこいい!と思ったのですけど、そこまで使い倒す予定もないので片付けやすい、こういったタイプにしました。
そして詳しいことはよくわかりませんがコンデンサーマイクです。
中身はこんな感じです。
台座のようなものにセット済みのマイク本体に、三脚的なもの、マイクの前につけて息がマイクにかからないようにする丸いやつです。説明があいまいですみません。
他に入っていたのは説明書と保証書です。
説明書の冊子はいろんな言語で書かれているタイプでしたけどよりよって日本語がなく、保証書という紙が日本語の説明書になっていました。
ただ、大した説明は不要な製品なのでそもそも無くてもいいかなと思いました。
なお、左上のぼかしてあるやつは「闇」です。(後述)
設置してみた
というわけで、設置……といっても風よけのアレ(ポップガードというらしい)を適当につけるだけですが準備完了しました。
パソコンへはUSBケーブルでの接続です。ちょっと差し込みにくかったですけど十分許容範囲です。
横から見るとこんな感じです。
風よけのアレがあるとなんかマジっぽくてわくわくしてきました。
気分的には音楽のレコーディングをしたくなるような感じです。
マイク本体は台座みたいなのに上から差し込んでいるような形です。
ゴム紐みたいなので抑えられているような感じになっています。
これがおそらく下からくる振動などの影響を抑えてくれるのでしょう。
パソコンにつなげてみた結果
というわけで、つなげてみるとさすがUSBということでサクッと認識されました。
「USB PnP Audio Device」と出ました。
性能
さて、肝心の性能なのですけど録音に使っているソフト「OBS Studio」のマイクのレベルメーターで見比べてみました。
Windowsの録音レベルやOBSの入力レベルを一定にして、前のlogiのヘッドセットと違いがあるのか確認しました。
まず、いままでのlogiのヘッドセットです。
これは何も声を発していない状態なのですけど、-35dBというところでメーターがほぼ微動だにしないという感じでした。
で、私がなにかしゃべると-20dBくらいまで上がる感じでした。
一方の今回買ったマイク「SF-777」ですけど、声を発していない状態ではレベルが-50dBというとても低い位置にありました。
このレベルが周囲のちょっとした物音、たとえば少しその辺にぶつかったような音にも敏感に反応してぐわんぐわんと動くような感じでした。
PCのキーボードを押してみると-40dBまで動きました。
そして私がしゃべると-20dBまで上がりました。
というわけで、これらのことから、音を立てていないときに拾ってしまうノイズ(ホワイトノイズ?)がSF-777ではかなり小さくて、その分、ヘッドセットだとノイズに隠れて拾えていなかったキーボードの音なども、SF-777なら拾えるという状況がわかりました。
声を発したときの拾われ方は-20dBで変わらなかったので集音性能には問題なく、結論として良い性能のマイクなのではないかと思いました。
すばらしい!
というわけで、口から離してマイクを置くことができ、かつ多少小声でもよく拾ってくれました。
既に2つほどの動画で使ってみましたが、これを使っていると口から発生するペチャクチャも抑えられていると思います。
ヘッドセットに比べるとお値段はしましたけど、しかし、いい買い物ができました。
闇
ところがですね……
私は闇を見てしまいびっくりしたのです……。
いやいや、2,000円って……。
こんなことされちゃ何を信用していいのかわかりませんね。
こういうのに関係なく、せっかく製品的には満足したのですけどもね……。
最初からこの分お安くしてほしいなと思いました。
私は6億円欲しいのはもちろんのこと2,000円だって欲しいのですけど、こういうのは私の「こんな2,000円のもらい方は嫌だランキング第4位」なのでスルーしました。
なお、第5位は「全部1円玉で手渡しでもらう」、第3位は「2,000円もらうために手数料を3,000円払う必要がある」です。
まとめ
そんなわけで、闇はアレでしたが、モノとしては本格的な感じもする良いものでした。
※購入したときの商品ページを今見に行ったら、微妙に違う別のマイクに変わっていました。マイナーチェンジなどが激しそうです。(あるいは、闇に葬られたのかも……)
おわり。
コメント