思いがけず入手
先日も書いているとおり、この時期は花粉症がひどいのです。
私は3月~5月くらいがヤバい。
で、このつらさから逃れるために私はこの数年で鼻うがいができるように進化してきました。
鼻うがいすると鼻の中の花粉が洗い流されるので、花粉のない季節の鼻にリセットすることができてスッキリするのです。
なので、まだやっていない人にはぜひおすすめしたいのであります。
……しかしながら、鼻をきれいにしてもまた花粉はやってくるんですよね。
なぜならば、もうどこへいっても花粉はその辺をうようよと漂っているからであります。
そんなわけで空気清浄機の導入も考えました。
どうせならちゃんとしたやつがいいので、耳にしたことがあるシャープのプラズマクラスターかな?という感じです。
しかし購入は見送っていたのです。
なぜかというと、
- 目に見えないものはなかなか信じられない私にとって、「空気が清浄になる」ということがあまり理解できない。
- 特に「プラズマクラスター」が目に見えない。
- 部屋の中の花粉がなくなったとしても、休日以外は家にいる時間はそこまで多くないのであまり得しないのでは。
- ちゃんとしたやつはちゃんとしたお値段がする。
…というような理由があったのです。
しかし、突然
そんな感じで今年の春も過ごしていたのですけど、用事があって実家に帰って、実家でもくしゃみしていたところ、「使っていない空気清浄機があるけどいる…?」って話になって、
えっ?!いいんですか?
という感じになってもらってきました。
やったぜ。
というわけで
もらったのは、ちょうど悩んでいたプラズマクラスターのやつですけど、2014年モデルということで古い。
……古いんですけど、説明書によると搭載されているフィルターが10年もつとのことで、それならまだまだOK。
あと、毎年新モデルが出ているようですけど、少し古くてもそこまで性能変わらんでしょうという考えもありました。
で、なんで実家に空気清浄機があったのかというとやはり花粉対策で買ったものの、父が寝ているときに「動作音が気になる」とかで早々にお蔵入りになったらしい。
果たして、それはどこまでのものなのか。
設置の儀
というわけで、こちらになります。
思っていたより相当でかいですよ。
ペットボトルと比較するとこういう感じです。
また部屋が狭くなりますね。
ただ、でかい割には結構軽くて、後ろの取っ手みたいなところで楽々持ち上げられます。
あと、実はキャスターがついていて、横方向のみだけですけど簡単にコロコロ転がすことができます。ストッパーもあるので勝手にどっかいったりはしない。
奥行的にはこんな感じです。
ペットボトルを置いてみたところは、電源を入れると自動的に開いて空気の吹き出し口になります。
黒いところからも噴き出すので、前後ともに出てくる感じなります。
操作のボタンはこんな感じ。
ボタンの数が結構ありますけど、
基本的には「おまかせ自動スタート」と「停止」だけでOK。
目に見えた
空気のことは目に見えないので、あまり信じられないと思っていたわけですけど、センサーが空気の汚れを感知して、空気がきれいな時は緑色になるし、
汚れてくると黄色になるわけであります。
さらにもっと汚れると赤にもなって、それに応じて運転が激しくなったりするわけなのでそういう意味では目に見えるのでちょっと信頼感が出てきました。
なかなか過敏に反応するもので、近くで上着をバサバサやってみたら黄色になったし、肉が食べたくなったので焼いたら赤くなったりしたのでこれは本物だと思いました。
10年間持つフィルター
で、フィルターですけど、本体の裏側全体から空気を吸い込むようになっていてそこにフィルターがあります。
3層くらいになっています。
普段のお手入れはというと、掃除機で吸い取ってやるというものです。
割と簡単にできるようでいい感じです。なお、フィルターの効果がなくなるから水洗いは禁止とのこと。
給水
本体の中には給水のタンクもあって、つまり加湿機能もあります。
おまかせにしておけば、必要応じて加湿してくれます。
なお、この機械の加湿は自然に蒸発させるタイプ。
超音波で霧を作るタイプでもなく、沸騰させて蒸気を出すタイプでもないので急激に加湿する感じではないんですけど、風を水にあてながら蒸発させているのでうまいこと加湿できるのでしょう。優しいのはいいことです。
で、その給水タンクは本体の横にあって水量もわかりやすくなっているんですけど、
私が最新モデルの購入を検討したときにも気になっていたのが給水タンクの長さ。
これ、我が家の水道の蛇口で水を入れることができるのだろうか?と思ったのです。
蛇口にぶつかりそうで、風呂場で入れるしかないのではと考えていました。
…が、台所でも大丈夫でした。私の住処ではシンクから蛇口までの高さが30cmくらいですけど、それだけあれば問題なかったです。
タンクの取り外しとかはかなりやりやすい構造になっていました。
動作音などは…?
で、父が気になった動作音ですけど、使ってみたら別に気にならなかったです。
私も相当いろいろと敏感な方ですけど、父はそれを上回っているからなぁ…。
今度、耳栓を勧めてみようかな。
なお、「おやすみ」モードもあって、これにするとさらに静かになるし、表示ランプも消灯したりするのでさらに気にならなくなります。
肝心の効果は…?
というわけで、20日間ほど使ってみてどうかというと、部屋の中でムズムズするというのはなかったのです。
疑り深い私としては断定していいのか悩むところですが、効果があるといっていいのかもしれません。
20日間の中での特記すべき事項としては、部屋に出入りしたときにムズムズしたのが2~3回、さらにそのタイミングで空気清浄機も黄色くなったというのがありました。
つまり、置いた部屋の中ではムズムズしなかったけど、花粉?を引き連れて部屋に入ったら空気清浄機が反応したという感じです。
となると、私にお金があるならば玄関などにもおいてみてどうなるか試してみたいものです。それで家の中どこにいってもムズムズしなければ、明らかに効果ありと認めざるを得ません。
なお、私としては、空気清浄化(花粉)の効果はまだ検証が必要だと思っていますけど、それ以外で
- 優しい自然な加湿機能
- 加湿の気化熱で少し涼しい風が出てくるのがきれいな空気のような気がして気持ちいい
- 電気代が1日当たり2円とかの場合も(なお、24時間の電気代を表示できる機能もあり)
- 一番外のフィルターにほこりがついていたので、やっぱり空気すえているんだなというのを実感した
といったところが気に入りました。
まとめ
お値段と設置場所の問題がクリアできるなら、家にあるとなんかリッチな気分にもなれるのでおすすめです。
※毎年のようにモデルチェンジしているみたいなので機能なども変わってくるところがあると思います。
おわり。
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