青い文学シリーズとは
私は今回知ったんですけど、過去にいろいろ有名な文学をアニメ化したテレビ番組「青い文学シリーズ」というのがあったそうです。
キャラクターデザインなどが有名な漫画家の方だったりするのがウリのようです。
で、今回、ひょんなことからその中の一つ「こころ」のDVDを観る機会がありました。
DVDのほか、ブルーレイも出ているようなんですけど、AmazonのDVDの方は妙に価格が高騰しているようです。 (今見ると、DVD→30,000円、ブルーレイ6,000円くらい)
なんでだ。
夏目漱石の「こころ」
私、ずっと文学とか苦手だったんですけど、やっと最近になってkindleで「こころ」を読んだところです。
「こころ」はちょうどこの前読んでわかっている話なので、それがアニメになっているとかどんなもんなんだろうと相当わくわくしながらディスクを入れて再生しました。
感想(ネタバレするかもしれないので注意)
場面
あ、これは、先生の昔の話の方をアニメ化したのか。
泳いだりするとか、そっちの方ではないわけね。
…?…K…?……K?!
場面が変わりあらわれたKに、私は驚きを隠せなかった。
Kってこういうキャラだったっけ?……っていうか、よく見たらKの風貌、体格どうなってんだ?!
どんどん進む話
たぶん、映像化するには時間がちょっと足りないような気が。あるいはただ私の読書スピードが遅すぎたのか?
重くなる話に反比例したかのように明るいBGMが流れる中でのクライマックス
私は混乱した。
そして始まる2話目
え、続きあるの?!
っていうかそういう感じの続き?っていうか季節??冬バージョン?
そしてまた謎BGMの中、怒濤のクライマックス
??!
まとめ
原作とは別ものである
私は勝手に、原作を単純に映像化したものかと思っていましたけど、青い文学シリーズはそうではなかったです。
そういうつもりで観ると、アレンジが効いていてびっくりします。
話の構成としては考えられていると思う
2話構成にしたことで、心の闇的な、心理的な描写があちこちに見えてくるようなところがあります。
こういう演出はちょっといいかも、と思いました。(が、ストーリーが想定と違ったことのショックが大きすぎた)
お嬢さん
お嬢さんはどうしたのか。この2話だけじゃ足りないので第3話が必要です。説明していただきたい。
あと、やっぱり最後のあたりのKの心情とか、手紙的なものとかも謎が残った感あります。
うーん、もっと何話か続く長い作品でこういう感じだったら良かったのかもしれません。
そんなわけでいろいろありましたけど、刺激的な作品が見られて良かったです。
おわり。
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