かなり前に読んだ
最近、かなり前に通っていた歯医者の待合室にあった本をいきなり思い出しました。
何きっかけでフラッシュバックしたのかわかりませんけど、そういえばあの本ってどんな中身だったっけと気になって買ってみました。
若かりしときだったのであまり内容も理解できていなかったのですけど、とにかく絵にインパクトがあったのです。
それは「新しい単位」という本です。
これ、30万部大ヒットシリーズ!って書いているので当時は相当売れた本かと思いますが、今となっては、Amazonでも中古しか取り扱っていないようです。
なお、続刊もある模様。
どんな本か
これがどんな本かというと、作者「世界単位認定協会」とか「新しい単位」とか、文字だけ見ると真面目そうですけど、中身としてはそんなことなく、いい意味でくだらない本です。
表紙に、「お札で焚き火をする」というシュールな絵が載っていますけど、最初から最後まで五月女ケイ子先生によるこういうシュールな絵が続きます。
大体1ページに上下2つずつで、文字はかなり少ない。
なので、この絵を楽しむ本といっても過言ではないかと思います。
単位の認定
で、ここでいう単位とは大学の単位とかでなくて、キロメートルとかグラムとかの単位のことですけど、「カクテルに生のパイナップルがのっているゴージャスさ」を1Pnp(パイナポウ)とすると、表紙の「お札で焚き火をするゴージャスさ」は1MPnpに相当します、とかいうことが延々書いてあって、その挿絵がこのタッチのシュールな絵というもの。
この本は31の単位が載っていて、各単位に対して1単位の定義と8個の用例みたいなのがあってそれぞれがこの絵です。
絵がほんとに独特の雰囲気を醸し出しているので、じっくり鑑賞するのが良いと思います。
なお、時々生々しい感じの下ネタ系の内容が出るのでお子様にはおすすめしません。
まとめ
というわけで、急に過去の記憶を思い出したという話でした。
読んでみて、確かにこんな感じだったなぁと思いました。
しかしあの歯医者さん、先生がやけに真面目な感じだったのになんでこの本を置いたのかというのが気になって仕方ない。
おわり。
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