考えてみたらやったことなかった
休日だけど悔いの残らないように有意義に過ごすにはどうしたらいいだろうか、と考えていたところ、「そういえばパンって自分で作ったことないね？」って気が付いたのでパンを作ることしました。
そんなわけでパンを作ってみたという話なんですけども、急にいわゆる丁寧な暮らしを始めたとかではなくあくまでも興味本位で思い立ったものであって、いつも通り雑な暮らしを行っておりますのでご安心いただけたらと思います。
そもそも私はパンかごはんかでいうと、どちらかというとごはんの方を選びがちです。
パンはおいしいんですけどもなんか軽い気がして足りないと思って何個か食べちゃって、でもってカロリー表示を見ると絶望的な気持ちになるんですよね。
なので、最近は食事としてコンビニでパンを食べたいなとなったときは、サンドイッチ1個とおにぎり1個という組み合わせで買うというルールを策定しました。
どうでもいいからパンを作ろう
話がそれたので戻しますけども、パン作るとした場合に必要な道具は何かなと予想してみると、うちの電子レンジはオーブン機能ついているやつだから行けそうな気がしました。
……で、本格的に調べようと思ったときに、そういえばホットクックでパンも作れる！というのに気が付いたので、まずはホットクックのレシピ通りでやってみることにしました。
以下、私の持っているホットクックはかなり年代物なので、最近のホットクックだとちょっとレシピなどが変わっているかもしれないことはご了承ください。
作る
作り方はシンプルで、材料（強力粉、砂糖、塩、牛乳、ドライイースト、バター）を揃えて、10分練りこんでパン生地を作った後にホットクックの鍋の内側にバターを塗った中に入れます。（塗り方が雑）
で、35度で35分間発酵……。
おお、ちょっと膨らんだっぽいです。
そしてこれを一旦空気抜いて6個に分けたりしながらベンチタイム20分。
……空気抜く？？……ベンチタイム？？……へー、生地を休憩させる時間なんてあるとは。
休んだら、また鍋の内側にバター塗って、35度で35分間発酵……。
……また発酵？？……へー、一次発酵と二次発酵があるの知らなかった。イースト菌に触れ合わない人生だったもので……。
それで生地が出来上がったら、そのままホットクックは焼きもやってくれちゃう。ということで約55分。
完成です。
ホットクックを開けてみると……、
お、なんか色は変わってないけどパンのかおり……。
というか裏返してみたらこれです。
うわー！パンだこれ！
ホッカホカというかアッツアツ。
そして食べてみるとおいしい！
できあがりから3分とかでパン食べたの初めてですけど、出来立てのパンっていうのはいいものですね。心が幸せになる。
やればできるもんですね。（ほとんどホットクックのおかげですけど）
しかし結構手間はかかりましたね
おいしいですよ。おいしいんですけど、悲しいことに私は「コスパ」という単語が頭をよぎってしまいました。
お値段と時間のことを考えると……たぶん普通に買った方がいいでしょうね……。
時間にしたって、必ずかかる時間だけで、生地こね10分＋一次発酵35分＋ベンチタイム20分＋二次発酵35分＋焼き55分＝約2.5時間です。さらにその隙間の時間も足すと3時間いきます。映画をみれちゃいそうな時間ですけども、その途中でいろいろ作業が入るので結構大変。
……でも、そうじゃないんです。
お値段と時間だけ考えればそうですけども、それより出来立てを食べられるという嬉しさと幸せがそこにはありました。
パンを手作りする価値は大いにある。
私にしては珍しく杓子定規な感じでない感想が出たことに我ながら驚きました。
お金じゃないんですよね。大事なのは。
しかしながら、ドライイーストの袋が開封済みであり、早めに使わないともったいないのですぐに次のパンにチャレンジすることにしました。お金も大事なのです。
工期の短縮を狙う第2パン
というわけで、パン作りのおいしさ楽しさとともにその裏にある大変さもよくわかりました。
パン屋さんに感謝。
もっと自分で作って出来立てを食べたいんだけども、さりとてこのパン作りの作業はどうにかならないだろうか？と思って調べてみると、なるほど。冷蔵庫に入れて一晩かけてゆっくり発酵させるというやりかたもあるようです。
そんな手法があるという情報を入手できたので、あとは自己流でやってみます。（素人が自己流でやる典型的な失敗パターン）
とりあえず私が考えたのは、
・夜にスタート
・生地こね10分
・ホットクックにて一次発酵35度で35分
・空気抜いて成形して冷蔵庫に一晩（ベンチタイム兼二次発酵）
・朝起きて、オーブンで焼く（200度で10分）
という流れです。
これなら半分以下の時間でいけるし、朝から焼き立てのパンだなんてステキな朝食になりそうです。
この流れでいってみました。
あ、そうそう、朝と言えばバターロールだよね、ということで想像で成形してみました。
よくわかんないけど、だいたいこんな形だかなと思ったんですけど……、あっているだろうか。そして形作るの難しっ！（なぜかこの時調べることをしなかった）
とにかく一晩おやすみ！
からのおはよう！
おお、微妙に膨らんでるっぽい。二次発酵いけたみたいです。
あとは、オーブンで焼いちゃいます。
ホットクック先生だと55分はかかるけども安全に放置できる感じであり大変ありがたい面がありますが、朝すぐ食べたいとなるとササッと焼いた方がよさそうです。
というわけで、なんとなく焼けたようです。
ちなみに、このとき、オーブンの予熱中に1回フタを開けたせいで予熱が一時停止したもののそれに気づかず「おかしいな？」と思いながら10分ほど一向に温まらないオーブンの前で待機していたという噂があります。
というわけで、大幅に時間を短縮した第2パン完成♪
何これ？！何パン？！
思っていた形と違いすぎる。
パンむずっ！
まあ、1個はある程度整った形になったんですけども……、
これバターロールと呼んでもらえるだろうか……？
そういえばあまりよく知らないけど、焼く直前にパン職人がパンにハケでバターか何かを塗っているような映像が思い浮かびますね……。
そういうのも必要なのかも。（※なぜかこれを書いている今もまだ調べていないので正解がわからない）
でも、食べたら味は変わらず、温度はホカホカでやっぱり幸せだったので良かったです。
まとめ
そんな感じでパンは作ろうとしたら作れることがわかったので、たまには気分転換がてら作っていこうかなと思います。
生地を練る工程も徐々に弾力が出てくるのとかが結構おもしろいのですよね。
普段あまりやらないことをやると脳にもいい気がする。
次はさらなる効率化の観点から、2倍量でやってみようかなと考えています。
おわり。
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