十数年ぶりの革命
つい先日、私は夜にお風呂に入ろうとしてたらうっかり寝落ちして朝になってしまったのですけども、目覚めてからはやけに頭がさえていて、とりあえず朝風呂にはいっていたところ、バスタオルの効率的な使い方に突然ひらめきまして「うわー!」と叫びました。いや、言い過ぎました。叫んではいないんですけども、それくらいの衝撃が駆け巡ったのです。
ここであらかじめご了承いただきたいのですけども、ここから先に書くことというのはあくまでも私流のバスタオルの今までの使い方に対して抜本的な革新が起きたという話であって、正直読んだとて何も得られるものはないと思います。
現に、この革命が起きた後に私は実際に数名にこの出来事を説明したのですけども、「何言っているかわからなかった」ということでした。
しかしながら、私の中では十数年同じようなやり方をして生きてきたのにここにきて突然バスタオルの使い方が新しくなるというのはものすごいインパクトがあったため誰かに伝えたくてしょうがないのでここに書きます。
前提:私のバスタオルの使い方のこだわり
まず、バスタオルの何の話なのかというと、お風呂上りにいかに早く髪を乾かせるかという話になります。
入浴後に髪を乾かすという行為については、人生の中で短縮すべき時間ベスト3に入るのではないかと思っています。
ドライヤーをかけているときって基本的に何も並行作業ができないんですよね。
音もするし。
例えば歯磨きだったらテレビを見ながらとかも可能です。しっかり磨きたいときは鏡見ますけども。
なので、私はドライヤーの時間をとにかく短くすることに命を懸けていて、いや、命はかけていないんですけども、がんばっています。
それでどうしたらドライヤーの時間が短くなのかというと、あらかじめ髪の水分を最小限にしておくということが必要なのですよね。
そこでバスタオルでの髪の拭き方が重要になるわけです。
どうしたらバスタオルで髪の水分を吸い取ることができるのかというと、乾いたバスタオルで拭くというのがとても効果的です。
この「乾いた」というのが大事で、エントロピーの増大みたいなことを考えると当然100%湿ったバスタオルでは逆に髪が濡れるし50%湿りバスタオルや20%湿りバスタオルよりは0%のバスタオルが最もふき取れるはずです。
というわけで、大前提として私はお風呂上りには体よりも先に髪を拭きます。
体は表面の水滴をとればいいだけなので多少湿ったバスタオルでもサッと拭けますけども、髪となるとそうもいきません。
そのためまずはバスタオルがまだ乾いている全力の状態で髪を拭くのがいいと思っています。
これまでの拭き方
さて、それを踏まえての私のここ十数年のスタイルについて解説させていただきます。
まず、このような長めのバスタオルを想像してください。
これまでの私のやり方は、次のように5分割して使うというものでした。
どういうことかというと、先ほどのとおり乾いた全力のバスタオルを使いたいわけですが、もっというと1枚のバスタオルにも濡れているエリアとまだ乾いているエリアというのが混在してくるわけなので、スプラトゥーンで自陣を塗るかのようになるべく乾いたエリアは残すことなく活用していき、くまなくバスタオルを使い切るべきなのです。
そこで、私の場合はまずバスタオルの端の方だけが髪に当たるようにして水分を取り、ある程度バスタオルの能力が落ちてきたら手の位置をずらして次の乾いたエリアで拭く……、これを5回ほど繰り返していました。
①のエリアは結構バスタオルが濡れますが、⑤のエリアともなってくるとわりとバスタオルに移る水分量が減ってきていてあまり濡れないので、⑤の裏を⑥として使うのもアリな場合があります。④や③のあたりも裏がいけるときがあります。
このようにして、とにかくバスタオルにできる限り水分を吸わせてドライヤーの時間の短縮を狙って生活してきました。
革命後の拭き方
さて、私はこれがもっとも最適なバスタオルの使い方だと思って生きてきたんです。ずっと。
それが、この日突然気づいてしまいました。
わりと右側しか使っていないということに。
どういうことかというと、私は右利きなのですけども、よくよく考えてみると髪を拭くときに動いているのってほとんど右手で、左は添えるだけの場合が非常に多かったのです。
先ほどの図を再掲しますと、この図の丸数字があるような右寄りの部分ばかり使っていて左側は0ではないのですけどもあまり水分を吸わせていないのではないかということに気づきました。
つまり、このやり方、実はもっと上を目指せるということです。
これをシャワー中に、しかも別にそのときはバスタオルのこと考えていなかったのに突然思いつきまして、「うわー!」になりましてさっそく実践しました。
つまり右手サイドと左手サイドをはっきりと意識して使うイメージで、こうです。
もう一気にエリア数が2倍です。
もっとも、今まで左側を使っていなかったかというとそうではなかったのでふき取り能力も2倍かというとそうではないのですけども、意識的に右と左を分けて使うことで1.5倍くらいは行けている気がします。これを革命と言わずしてなんと言う。
事実、髪を拭きながら⑨に到達したときには従来の⑤とは異なるサラサラ感を感じるほどでした。
ドライヤーの時間も短くなったと思います。(めんどいので検証はしません)
まとめ
これが私の革命の全貌です。
おわかりいただけただろうか。
単にあまり左手使っていなかったので意識したらよくなったという話なのですけども、これに突然気づいたときのひらめきを得た感覚はとてもレアなものだったので大事にしたいと思いました。
このように日々の何気ない行動でももしかしたらまだ進化の可能性を秘めているものがあるかもしれないというのもありますし、他にもこの左手活用パターンでよくなることもあるかもしれないのでその辺探って生きていきたいと思います。
……はー、誰かに伝えたかったこの出来事を書けました。
(正直、バスタオルを2枚使うとかした方が早い)
おわり。
コメント
おもしろいですね笑
確かに頭の方が早く拭くべきかもしれない…‼︎
頭良すぎませんか助けてください(by現役学生)
コメントありがとうございます!
助けられるかわかりませんがさすがに最近は冬ということで寒いので、
お風呂上りは早く水気をふき取って風邪ひかないようにしましょう!