ハンズフリーで話をしたい
私はいつからか仕事の都合で、電話とかZoomのビデオ通話とかを結構するような感じになっています。
あまり人と話をするのは得意でないし、まさかこんなにしゃべる仕事だとは思ってもみなかったのですけどもやるしかない。
それで、電話とかをしているとちょっとなんとかしたいということがいくつかあります。
例えば、電話を持つと片手がふさがるのでパソコンを打つとかができなくなるという問題があったり、顔にスマホをつけるとスマホにいろいろついたり、スマホもホカホカになってきて熱いとかいろいろ微妙な困りごとが多いのです。
これを解決する方法としては、↓みたいなヘッドセットがあればいいとは思うのです。
しかし、決まった場所にいるならまだしも、あちこちで通話することが多いので気軽に持ち運べる必要もあったのでコンパクトなものを探していました。
というわけで、今回、無線のヘッドセットと、さらにその後にAppleのEarPods(※)も買うことになったので使ってみた感想などを書きます。
※「EarPods」です。「AirPods」ではないです。
ちなみに、今回の用途としては2つです。
①iPhoneで通話(電話、Zoom)をするために使いたい。
②パソコンで通話(Zoom)をするために使いたい。
なお、iPhoneについてきたLightning端子のマイク付きの有線イヤホンがiPhoneでのハンズフリーな通話には普通に使えているのですけども、パソコンには端子が無くてつながりません。
もしiPhoneとパソコンで同じ機器が使えると楽なので理想的だと考えています。
Bluetoothの片耳ヘッドセット
そんなわけで、片耳でいいから無線で小さくてiPhoneとパソコン(Bluetooth対応)の両方につなぐことができて、かつ安いもの、さらにできれば知っているメーカー……ということで見つけたのはエレコムのLBT-HS11というものです。
こういったのを買うのは初めてなのですけども、1,200円で無線になるの?!というのに驚きました。
知らないうちに世の中進んでますね……。
外観
箱から出してみると、とにかく軽い。コンパクトさもちょうどいい感じでした。
さっそくホコリがつきまくってしまったのですが、このわけわかんない形状のところを輪っかごと耳に入れるようになっています。
何この形?と思いましたが、ためしに入れてみるとやけに安定してフィットしました。
よく考えられた形なんですね。
ちなみに、輪っかなし版のイヤーキャップもついてきたので取り換えられるようです。
私の場合、30分ほど使ってから外そうとするとちょっと輪っかが当たるあたりが赤くなって痛みがあった(けど大したことなかったので何もしなかった)のでイヤーキャップを取り換えた方が良かったかもしれません。耳の形によると思います。
とりあえずはこれだけでも安定した装着感だったのですが、さらに透明のパーツをつけて耳たぶにひっかけることで完全体となります。
その状態で充電するとこういう形になります。(充電しながらは使えない模様)
使ってみました
iPhoneやパソコンとの接続はすんなりいったので、とりあえず音を聞いてみると普通のイヤホンという感じで聞こえました。
iPhone付属のイヤホンと比べるとさすがにクリアさはそこまでではないですけども、私が持っている激安イヤホンとかより音質が良く、文句なしという感じでした。(あくまでもあまり音に詳しくない私の感想ですが)
続いて、Zoomのテストのモードでマイクの性能はどんなものか確認してみました。
これは、何言っているかはわかりますけどもなんかこもった感じになりました。
マイクの位置が口から遠いし、この価格帯だとノイズキャンセリングもないのではないかと……。
なんというか、昔の電話、みたいな音声になるなと思いました。
…で、実際に人との通話で使ってみたところやっぱり音声に難ありで、開口一番「あれ?音声が?」と聞かれる始末。
どうも、大きめの声でしゃべると良いようなのですけども、私はモゴモゴしがちなので向いていないみたいでした。
ただ、私としてはこのマイク機能以外は十分に満足していますので、デフォルトで発声が良くてハキハキしている方にはとてもいいのかなと思いました。とにかく軽いですし。
小声での通話には向いていなさそうなので、まわりに人がいるとしゃべりが筒抜けでちょっとつらいかもしれません。
あと、購入前は充電式なのがめんどうだなと思いましたけど、充電といっても使った後にとりあえず電源つなげておくだけでいいのでこれは気になりませんでした。
とにかく、私のしゃべりには向かないというところだけ残念。
片耳でいいのなら、イヤホンとしては使えるなと思いました。
まとめると、大きめの声で話せる人やそういった環境、もしくは聞くだけの利用であれば、邪魔にならないのでかなりのハンズフリー感があっておすすめです。
EarPods
というわけで、せっかく買ったものの、相手が聞き取りにくいというのはよろしくないので別なものを探しました。
声をしっかり拾ってくれるようなマイクが口に近いヘッドセットとなると当然大きいものになるわけで、持ち運ぶにはちょっと大変になってしまいます。
iPhoneの有線イヤホンマイクくらいであれば持ち運びはコンパクトでいいのですけどもいかんせんパソコンにはLightning端子がないわけです。
今回使いたいパソコンの接続端子を見てみたら、まさにヘッドセットみたいなマークがついていました。
これはよくあるイヤホンをつなぐことができる3.5mmの端子ですね。
ここにマイク付きのイヤホンを挿すことができれば……。
で、探してみたらApple EarPods with 3.5 mm Headphone Plugが検索結果に出てきました。
これ、イヤホンマイクはそのまんまでLightning端子じゃなくて3.5mmプラグになったバージョンではないですか。
こういうのもあったのか……ということで、これにしました。
無線の「AirPods」はめちゃくちゃいいらしいですが数万円するというところ、これだと2,000円台ということでお手軽価格に見えます。
他にもいろんなメーカーのもっと安いものもあったのですけども、今までも使っていたLightning端子の方でのケーブルの感じ(絡みにくさや断線しにくそうな太さ)や、音質は間違いなさそうなので安心をとってこちらにしました。
外観
中身はこんな感じでApple製品らしい梱包やマニュアルがついてきました。
ケーブルの途中に、iPhone操作用のボリュームボタン等兼マイクのところがあります。
あとこの3.5mmの接続端子ですけど、調べてみたら同じ形でなのにマイクの線のつながり方が違う別の規格もあるらしく、ちょっと注意が必要らしいです。
ただ、今どきの機械はほぼ今回のこのケーブルの仕様だったり、機器側が自動判定してくれてどっちの規格も使えるというケースが多いのでだいたい大丈夫だとかなんとか。
私が使おうとしていたパソコンも大丈夫でした。
使ってみました
音質、圧勝。
明らかにクリアです。そういえばAppleってiPhoneより前にiPodとかを作っていたわけで、音については強いんですかねぇ。
マイクの方も、使っていても誰もなにもいいませんのまったく問題なさそうです。
私のモゴモゴボイスがハイクオリティで届いているようです。
ただ、惜しむらくは、iPhone用にLightningケーブルを、パソコン用には3.5mmのケーブルをということで両方持ち歩かないといけないというところがあります。
しかもどっちもかなり似ているもんで混乱しました。
後からマスキングテープをちょっと貼って区別つきやすくしました。
……あと、一回無線のフリーさを知ってしまったもので、やはり無線へのあこがれもあります。
まとめ
まとめると、用途や状況による!
そんな感じです。
両方使ってみた結果、どっちもメリットと惜しいところがあるので結局両方持ち歩いている状況です。
もしマイクの性能がすごかったら無線一本にできるんですけども、それはそれでお値段が高くなったり、サイズも大きくなってしまいそう。
そしてEarPodsもいいんですけども、こっちはiPhoneがLightningじゃなくてUSB(充電)とイヤホンマイク端子を備えてくれていれば、今回の3.5mmのEarPodsケーブル一本でできるのですよね。
(iPhone充電中にイヤホンマイクを使うなら、無線のヘッドセットをつなぐか、Lightningの分岐コネクタを使う必要がある)
私のPixel(Android)であれば3.5mmのEarPodsケーブルだけでいいんですけども、残念ながら通話とかに使うのはiPhoneなのでかなわず。
というわけで、なんかLightning端子なんとかしてほしい!という結論になりました。
おわり。
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