「サクっと書けちゃう!文章レシピ60」を読んでみた件

私にうってつけ

先日、自分が書く文章が結構ひどいということに気付いて慌てて参考になりそうな本を読んでみたということがありました。

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こちらの本は読んでみたところとても読みやすくてためになったのですけど、私がそもそも求めていた文章の書き方という本とはちょっと違ったのです。
(ただし、繰り返しになりますがこれはこれで私にとって良い本でした。)

そんな感じでしたが、ブログのコメント欄でリョコさんから別の本をすすめていただきまして、試し読みしてみたら信じられないくらいドンピシャだったので即買った次第です。
おすすめありがとうございました!

どういう本なのか

それがこの「サクっと書けちゃう!文章レシピ60」です。

タイトルだけだと「またぁ、そんなこと言って『サクっ』とはまではいかないでしょ?」と思うのですけど、表紙のネコを見たらその効果は一目瞭然です。

すんごい余裕で企画書を書いています。

こういった絵を表紙に持ってきちゃうほど自信のある本であるということがわかりますし、なんといってもこの優しい絵は私の「文章について勉強する」ということのハードルを一気に引き下げてくれたのです。

中身について

肝心の中身はというと、タイトル通り60個の文章を書くコツが書いてあります。

で、私は「字の本」が異様に苦手なのですけど、この本はサンプルを開いてみたところ「読める、読めるぞ!」となりました。

というのも、それぞれのレシピが見開き2ページまたは4ページくらいずつにまとまっているのが個人的にとても読みやすいのです。

一般的な小説は厳しいんですけど、1話1話がとても短い星新一なら読める私にとっては、まずこの構成がありがたかったです。

さて、60個のレシピの内容ですが、これがまた私によく効く、というか刺さってくるのですよ……。
レシピによりますが、「これはわかっていた(やっていた)けど、こうやって本にして整理してくれていると一段と納得できる」パターンとか、「あ、なんとなくしかわかっていなかったことがスッキリした」とか、「あああ!これ私やっちまっている!」とか、ありましてとにかくドンピシャです。

そして、「ここに気を付けよう」ということに加えて、「そのためにはどうすれば良いか」という内容も例で示してくれているのでわかりやすかったです。

また、重要度順に書いてあるというのもうれしいです。
60個もあるとどうすりゃいいのか、となりますけど、特に気を付けたほうがいいのはどこかという指標になります。

あと、文中に出てくる絵も表紙同様の優しさがあるので読んでいて心が楽です。

……とまあ、ここまでなんだかんだ書きましたが試し読みしていただいた方が確実です。こちらにありました。

サクっと書けちゃう!文章レシピ60 立ち読み│オンライン書店e-hon

私はまだ読んでいる途中ですけど、特にクリティカルヒットを喰らったところには付箋付けていっています。あとで復習できるようにしておかねば。

私が国語とかで習いたかったのはこういう内容だったのかもしれません。
(というか授業聞いていなかったのではないかと)

私は表紙のネコのように企画書を書く機会はないのですけど、いろんなメールとか、試験で文章や論文書いたりするときにも効きそうです。

最後に補足ですけど、以前に出た本が今回のネコ版(?)になったものらしいので、もし前の本を既に持っている方はご注意ください。

まとめ

こういった本を読んだからにはこのブログの文章も読みやすい形にしてきたいと思います……が、その一方でこのブログくらいは口頭で伝えるような感じでゆるゆるダラダラと書きたい気持ちがあるので部分的に取り入れていきたいと思います。
そこはどうぞご了承ください。
(※既に、この「まとめ」の段落の1文目がやっちゃいけない書き方になっています。)

ただ、なるべく読みやすくしたいとは思っていますのでよろしくお願いします。

以上、「サクっと書けちゃう! 文章レシピ60」の感想でした。

おわり。

コメント

  1. リョコ より:

    お役に立てたようで、よかったです!
    表紙のネコちゃんのように、私もなりたいものです。

    prinkumaさんのまとめのとおり、この本はビジネス寄りなので、ビジネス以外の文章は今までどおり自由に書きながら、なんだかな~と思った時に本で書かれていたことを思い出して、よりよくするのがいいのではないだろうか、と私も思いました。

    • prinkuma prinkuma より:

      本当にありがとうございました!
      あの表紙の絵は、かなりのやり手であると思いました……。
      使い時を見極めて有効活用していきます!

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