お気に入りだけど使っていない電卓がありました
私、普段は電卓(アプリとかでなくモノとしての電卓)を使うことは無いのです。
計算が必要になったときの手段というと、計算の内容や状況にもよりますけど、
- Windowsの電卓アプリ:50%
- Excel:40%
- スマートスピーカーに聞く(「OK,Google」または「アレクサ」):10%
くらいの感じです。
※最近そろばんを使いましたが、残念ながら普段のそろばん率は0%です。
ちなみにWindowsの電卓アプリを起動するときは、キーボードで「Windowsキー+R」(Windows 10ならWindowsキーだけでも可)を押して”calc”と打ち込んでEnterを押せば、そのまますぐにキーボードでの数字の入力に入れるので早くておすすめです。
そんな私ですが、電卓ももちろん持っていまして、使っていないわりに妙にこだわりのある2画面の電卓なのです。
MV-220W
で、このMV-220Wという電卓なのですけど、2画面あるというのが面白くて、例えば「メモ」として上画面(メイン画面)の数字を下画面(サブ画面)にコピーしておいたり、その逆にサブからメインに持ってきたりすることができるのです。
基本的には上画面での計算になりますけど、「計算切替」ボタンを押すと下画面が操作できるようになります。電卓が2つあるかのような雰囲気です。
さらに「税抜」「税込」などのボタンを押すと税の内訳を表示することが出来たり、
「億」とか「万」とかを表示したりもできます。
んー、面白い!
ガジェット好きの私としては、実際に使うことがなくともこういうのが欲しくなっちゃったりするのです。
なお、「M+」とかのメモリーのボタンは無いのは注意です。サブ画面がメモリーの役目になります。
電池切れた
さて、そんな感じでしたけど、ちょっと電卓を使わざるを得ない状況が発生しつつありまして久しぶりに起動しました。
……が、動かないのです。
厳密に言うと、動きはするものの画面の下にあるソーラーパネルの上に自分の影がかかると数字が0に戻ってしまうという状態になりました。
この電卓はソーラーパネルと電池のダブルのバッテリーで動くようになっているのですけど、電池が切れてしまって常にソーラーの電力がないと動かないような状態になってしまったようなのです。
というわけで電池を交換しようとしましたが、電池のフタが見つからず、「??」と思いながら説明書を確認したら電池交換はお問い合わせくださいとのこと。
むむ……電池交換を頼むとなると大事になりますね。
ということで、自分でやってみることにしました。
電池交換に挑戦する
電卓の裏を見るとどうやら電池はボタン電池のLR44のようです。
LR44なら普通に手に入るので自分でできるんじゃないかと思ってネジを外してみました。
が、裏ぶたがなかなか取れないのです。
というのもマイナスドライバーでグリグリやっていたところ、何やら引っかかるツメみたいなのがある模様。
というわけで、少しこじ開けたところにつまようじを差し込んだりしながらマイナスドライバーでコジコジとやりました。
1つ目のツメがかなり大変でしたが、そこからは先はコツもつかんでどうにか分解に成功しました。
ツメは上に1つと、左右と下に3つずつありました。
私は上からグイグイやっていったのですけど、分解してみるとそこは液晶画面につながっているであろう配線(バーコードみたいな帯のやつ)の近くだったので危なかったです。下からやったほうが安全だったかもしれません。
それはさておき、基盤を見ると電池がありました!
これを交換すればいいのね、と思ったのですけど、電池の上にあるカバー上の金属の脚が何やら1か所浮いているのです。
ボタン電池が膨らんで持ち上がってしまったようです。
なお、説明書によると3年ごとに絶対電池交換してね!ということでした。
その約束を破るとこういうことになります。
その持ち上がった脚ですが、よりによって基板の回路にはんだ付けされている大事な脚のようで、浮いたままだと電池の電流が流れないようです。
新しい電池を入れてみましたが、このはんだの部分を手で押さえて基盤とくっつけた状態にしないと電池の効果が無いようでした。
……残念ながら、はんだ付けするための工具などを持ち合わせていないので、電池交換を断念することにしました。
はんだごてとか買ってはんだ付けするのも面白そうだったのですけど、入っていた電池が膨らんで液漏れしていたので、これにより基盤が何かしらのダメージがあるかもしれないし下手に素人が手出しするのは止めといたほうがいいかなとも思いました。
ボタン電池は使用方法がまずいと破裂しがちらしいので、はんだ付けとかミスってそういうことが起きるリスクもあるのかなと思ったりもしまして……。
新しいのを買いました
というわけで、電卓を買いなおしました。
NS-S10という電卓です。
電卓と言ってもかなりいろいろあったのですけど、決め手となったのは次の通りです。(あくまでも今回の私の用途に合っているということだけですが)
- お値段高くない
- 大きさちょうどいい(大きすぎない)
- バックスペース(1文字訂正)のキーがある
- MRとMCが別(MRCでない)
- +/-がある
- √と%がある(たぶん使わないけど)
- 金色
というわけで、なんといってもポイントは金色だということでないでしょうか。
いくつかのカラーバリエーションがありましたけど、金色のゴージャスさに笑ってしまい買いました。
なんか「600,000,000」と打ち込むだけで、6億円ゲットしたような気持ちになりました。最高です。
なお、裏はこういう感じで電池交換も楽々できそうです。
なお、ゴム足が下に2つということもあってか、木の机で使うとちょっと摩擦力が小さくて、最上段のキーを押したときにちょっと電卓の位置がずれます。
環境によっては滑り止めを付けたほうがいいかもしれません。
まとめ
そんなわけで、電卓もいろいろあって面白いですね。
電卓を探すときにいろんな電卓を見るだけで楽しかったですし、6億円欲しいと思いました。
おわり。
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