作曲したい
そうなんです。作曲したいんです。
音楽というのは大変すばらしいもので、優しい曲も激しい曲もありますけど基本的に大変心地よく、気持ちのいいものなのです。
ならば、自分でも作れたらステキだなと思うわけでして、それこそ小学生のころから思ったりすることはあるもののよくわからず手を出せないまま生きてきました。
10年くらい前にがんばったことはある
そんな思いがちりも積もって爆発したのが10年くらい前でして、何があったのかというとボーカロイドとの出会いです。
当時ボーカロイドのエンジンが開発されたとかで、試作された音楽がYAMAHAかどこかで公開されていたのですけどそれを聞いてみたところ、「機械で人の歌声が……とんでもない技術革新が起きた……!」と驚いたのでありました。
その後、そのボーカロイドのエンジンを使って開発された「初音ミク」が発売されてすごいブームになったのですけど、若かりし私もがんばってお金貯めて買ったのでありました。
そこから、作曲の本とか読んでみてフリーソフトで試行錯誤してちょっとした音楽を作ってみたことがあるのですけど、本を読んでもコードだのなんだのといろいろ難しくて理解できず、自己流で適当に作っているうちにそのマイブームは終焉を迎えたのでした。
久々の噴火
そんなわけですけど、それからの生活で徐々に蓄積された作曲への思いがまた限界に達しまして、「やってみっか!!!」と思ったのです。
とはいえ、もはや以前、音楽作りにチャレンジしたときの記憶はもうないのです。
どうやって作ったのかわからんのです。
そこで、ソフトウェアの力によって強力にアシストしてもらいながら改めてゼロからチャレンジしてみることにしました。
買った
そんなわけで、Singer Song Writerというソフトを買ってみました。
というのも、公式の解説動画があってそれを見ていたら行けるんではないかという希望が持てたからです。
この公式動画はChapter8まであって結構長いのですけど、以下に書く内容では、私が使ったのはChapter1と2の範囲の内容です。
やってみた
というわけで、とりあえずなんか作れるだろうかということでチャレンジしてみることにしました。
とはいえ、いきなりマジの作曲などは無謀でしょうから、15秒とか30秒くらいのテレビCMくらいの短い感じで作ろうと思いました。
特に曲の題材もあまり浮かばないので、このブログのCMみたいな音楽にしてみましょうか。
メロディを入れてみる
最初はとりあえず頭に適当に浮かんだメロディを入力してみました。
このソフトには「シングtoソング」という、マイクで鼻歌を歌うと音符が入力されるという機能がついているのでこれは楽ちん!と思いました。
……が、やろうとしたのが深夜だったものでお隣さんに聞こえちゃまずいなと小さい声でやってみたらうまく認識されず。
なので、パソコンのキーボードでピアノが弾ける機能を使って、それで自分で楽譜に音符を並べてみました。
これがまた、絶対音感とかある人ならいいのでしょうけど、私など頭に浮かんだ曲の音程が何なのか、また、音符の長さがどれくらいなのかもわからず、ものすごい試行錯誤しまくりでした。
結局、上の図の音符を並べるだけで1時間かかりました。
どうしても思っている音楽とタイミング合わないなとおもったら、私が想像していた楽譜が3連符だったりしていたのでなかなか大変でした。
なるべくシンプルな音楽を考えよう。
コードを入れてみる
お次はコードですけど「C」だの「D」だのを見てもとても覚えられないのです。
ですけど、このソフトならメロディからコードを判定してくれるということでそれにおまかせしました。
4つの候補が出てきて、それらを混ぜたりもできるのですけど、とにかくよくわからんのでありがたいです。
伴奏を入れてみる
続いて伴奏です。
私はそもそも「伴奏」というもの自体、いまいちはっきりどれのことなのかわかっていないのですけど、とにかくこれもさっきのコードに合わせて入れてくれる機能があるのでおまかせしてみました。
で、伴奏もロックやポップスなどの様々なジャンルを選ぶとそれっぽくしてくれるのですけど、いくつか試してみた結果、私の頭に浮かんでいたメロディに一番しっくり来たのが演歌でした。
おまえ、演歌だったのか……。
これにはかなり衝撃を受けたわけですけど、とにかくしっくり来たので他を選ぶ選択肢はありませんでした。
そんなわけで、自動で伴奏の楽譜を入れてもらいました。
この後、もっとステキな音楽になるようにいろいろといじっていくわけですが、作曲の第1歩としてはひとまずここまででも十分な歩幅だったのではないかと思いまして、一旦の出来上がりとすることにしました。
それでは聴いてください。
prinkumaで、「模索する俺たち」の曲(試作)。
まとめ
うまいとかヘタとか以前の問題ですが、とにかくここまでで既に楽しかったです。
もっといろいろ試しながら作曲にチャレンジしてみたいと思います。
ゆくゆくはミクさんに歌ってもらうのが目標です。
おわり。
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