なんとなく空気の悪さは感じていた
私は何もないとだいたい一つの部屋(寝室でもある)にこもって過ごすことが多いのですけども、長時間いるとちょっと空気がよどんでいるような感じがしていました。
とはいえ、窓開けたら寒かったり暑かったりするし、人が至近距離で通る可能性もあるのでそんなに窓を開けるということもしていません。
そんな状態でネットショッピングなどしていたときに、SwitchBot製品に二酸化炭素濃度計があるのに気づきました。
うーん、自分の部屋の空気とかきちんと調べたことは流石にないし……、そういえばときどきやけに眠いときがあるけど睡眠不足以外の原因とかもあるのかな……と気にはなってきました。
でも、高い!
正直私にとってはめちゃくちゃ高い!
いつ見ても6,000円以上はしているみたいなのですよね。(これを書いている時点の価格)
あまり知らないメーカー(海外製)だともう少し安いのもあるみたいですけど、ちょっと精度など気になります。
SwitchBotなら3Dプリンターの関係で温湿度計を買って使っていて信頼できそうなので高いけどこっちかな……というところですが、そこまでお金かけて調べてどうする……?
しかしながら気になる……!
というのを実は半年くらい悩んでいたのですけども、ここ最近は何かと体調が気になることが多かったので、健康のためという言い訳を自分にしていよいよ買ってみました。
ちなみに、あるとSwitchBot製品がいろいろ便利になるというハブミニは相変わらず持っていなくて、今回もなしでいきます。
機能はちょっと制限されることになりますけども、二酸化炭素濃度見るだけなら十分そうなので!(あと出費抑えたいので!)
使ってみました
使い方は簡単で、スマホアプリと連動させたらおいておくだけです。
電池またはUSBからの電源供給で動きます。
電池だと、二酸化炭素濃度については30分に1回計測される仕様のようです。ディスプレイには30分間は同じ値が表示されますが、何分前のデータなのかは表示されます。
USBから電源供給すると、設定によって数分単位で更新されるみたいです。ただ、なんか熱くなるみたいなことも書いてあったし、そこまでリアルタイムじゃなくてもいいと思うので私は電池でいきます。
電池でもアプリでボタンを押せば、そのタイミングでの計測をしてくれるようになっていました。
というわけで、部屋にしばらく置いてみました。
ppmという単位で計測されるそうです。
濃度の目安は諸説あるようですけども、厚生労働省のなんかの基準(適当)は1,000ppm以下、学校の教室とかのなんかの基準(適当)は1,500ppm以下が推奨されているようでした。
私の部屋はどうかな……?
というところでしたが、

1,517ppmいただきました。
レッドゾーン(要換気)にマークついています。
ありがとうございました。
アプリでもしっかり要換気と出ます。

なお、ハブミニを持っていないので、Bluetoothの届く範囲でスマホアプリを起動したときにのみアプリで値が確認できます。
あと、二酸化炭素濃度計の方からこれまでのデータを取り込んでのグラフ表示もあります。

なるほど、部屋にいる時間帯は露骨に値変わりますね……。
しかし、1,500超えてくるとは。
この製品、センサーがずれているときは校正(キャリブレーション)ができるということで、万が一のずれがあるのかも、と思ってやってみましたけど結果変わりませんでした。
その後もずっと計測していますけど、MAXで2,300ppm行きました。
よろしくないですね。

計測結果から考える
私がこもっている部屋の場合、ドアを解放しておけばほぼ400ppm前後に下がることがわかりました。外の空気がだいたいこれくらいだそうですので、家全体としては換気状態はいいみたいです。
ですが、私が部屋にいてドアを閉めるとグイグイ上がって1,200~1,500ppmくらいになる模様。
特にトイレなどにいかないでドア閉めっぱなしの時間が長いとさらに上昇するし、ちょっと室内で体を動かしたりしても上がるみたいです。
そして、寝ていると、だいたい1,200~1,300ppmくらいに落ち着くらしい。
あと、別の部屋でも図ってみたところ、そっちはなかなか1,000ppmにも行きづらい感じでした。
なお、トイレの換気扇は24時間回していて、風呂も入浴時以外は常に回っている感じです。
そして各部屋の壁には外気の取り込み口みたいなのがついています。
ということで考えてみると、私が通常こもっている部屋のドアの気密性が良すぎるということですね。他の部屋はそうでもないのに、確かにこの部屋は早めにドアを動かすと空気の圧力を感じるんですよね……。
それだからトイレとかの換気扇が回っていたとしても、部屋から空気がなかなか排出されず、壁の外気の取り込み口からも空気があまり入ってこなくて換気されていない、ってことだと思います。
ドアの隙間って大事なんでしょうね……。
そういえば、去年の夏場とかは何回か妙な息苦しさで目が覚めることがあったんですけども、エアコンかけてドア閉めていたこと多かったし、不在時も室温の上昇をなるべく抑えるためにドア閉めていたし、結構スクワットにハマっていたのでハァハァいいながら酸素消費してから寝たりしたのでそれが原因の一つだったのかも……?
精神的ストレスかと思っていたのですけども、もしかして物理的に息苦しかった……?
というわけで、寝る前に数分ドアを全開放して換気してから寝るスタイルを始めました。
まとめ
結果としては、値段だけ見てしまうとやっぱり高いなあという気はするものの、買って良かったという気持ちの方が強いです。
こういう結果を見てしまうとさすがに……。
勉強とか作業するときも集中力などに違いが出てくると思うので、定期的にドアを開けたり、普段からすこーしだけ開けておくことにしました。
これでいろいろ今までよりも効率があがったら嬉しいものです。
おわり。
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