私が使っているものではないですが
これから書く「煎じ器」というのは私ではなく家族が使っているものなんですけど、はたから見ていても日常的に煎じる人にとってはとても便利な機械であること間違いなしなので一発書いておきたいと思いました。
煎じる、とは
で、煎じるとは何なのか、というわけで、これまで私は「爪の垢を煎じて飲む」という言葉でしかこの言葉と触れ合う機会がなかったんですけど、思っていたより大変な作業らしい。
というのも、家族がなんやかんやで漢方薬を毎日飲むことになったんですけど、漢方薬といっても粉薬的なやつではなくて、いろんな生薬が入っている大きめのティーバッグを鍋やヤカンに入れてコトコトと1時間ほど煮詰めて作るというものでした。
これが「煎じる」という行為らしいのですが、火加減を調節したりしなくちゃいけないし、そもそも火を使う以上、コンロから離れられないわけでとても大変なことです。
さらに毎日これをやるとなるととても労力を要するわけです。
どう見ても面倒なこと山のごとしの状況でした。
それを解決してくれたのがこちらの煎じ器です
で、通販番組みたいなブログになっていること山のごとしですが、その手間がかかる工程をやってくれる煎じ器を導入しました。
加熱する台座があって、その上にガラスポットを載せて使います。
「電気ケトル」と違うのは、MAXパワーでお湯を沸かすというのではなく、まさに弱火でコトコト煮込んでくれるところです。
タイマーもついているので、水と漢方薬を入れてスイッチを入れたら放置。
1時間してピーッとなったらできあがりということで、もう導入前の手間とは比べ物にはならないし、火を使うコンロに比べたら安全安心。
ちょっと高いかなと思いましたけど、十分にコストパフォーマンス高いと思いました。
メリット
他のメリットはというと、
- フタの部分に金属のメッシュがついていて、これのおかげで吹きこぼれない。
- メッシュは万が一ティーバッグが破れた時に茶こし的な役目を果たすこともある。
- お手入れも簡単。ガラスポットさえ洗えばOKなので、鍋を使うより楽。
うちのやつは少々焦げ付いてきましたけど特に問題ないでしょう。
……という感じです。
注意事項としては、ポットがガラスだし、コップとかと比べたら大きいので何かにぶつけて割ってしまうリスクは自然と高くなります。
蛇口とかにぶつけない様にちょっと注意しつつ洗って、洗ったらすぐに煎じ器の上にもどしてやれば大丈夫でしょう。
割ってしまったら仕方ないのでポットのスペアを買いましょう。
HARIO (ハリオ) マイコン 煎じ器 3用 HMJ3-1000 ポットスペア HMJ3-1000SP
- 出版社/メーカー: HARIO
- メディア: ホーム&キッチン
なお、少々お高いので適当なガラスポットで代用できないか試したところ、なんか相当吹きこぼれたりしまして、純正のポットを買いなおしました。
フタ部分のメッシュはよく考えられた結果なんだと思います。
まとめ
というわけで、これが有るのと無いのでは生活に及ぼす影響が全然違う、という点においてものすごく便利だなと思いました。
惜しむらくは私自身が使っているわけではないので、そのメリットを享受できていないところです。(当たり前ですけど)
お茶とかにも使えるんだろうか。あるいはなんか料理なんかにも使えそうな気がするけど……。
ま、変な使用方法はやめといた方がいいですね。
とりあえず、漢方薬の導入で私にとって良かったことは、味が強烈な漢方薬を飲みやすくするためにハチミツが常備された結果、それをいつでもなめることができるようになったということです。
おわり。
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