1年以上愛用しています
私は昨年、食洗機を導入しました。
……で毎日のように使っているわけですが、実は最近「ドア開」というエラーが良く出るようになりました。
食器を中に入れて、そしてもちろんドアを閉めてからスタートボタンを押すわけですが、占めているはずなのにドアが開いているということで運転を開始してくれないのです。
なんどか開け閉めしたりするとエラーが消えるのですが、運転中にも一瞬「ドア開」の判定になることがあって、ピーピー音が出たりします。
しかもどんどん発生頻度が上がってきていまして、これはいつしか全然動かなくなる日もやってくるのではないかという状況です。
これは困った。
よくある事象らしい
私の食洗機は「パナソニック 食器洗い乾燥機 プチ食洗 NP-TCR4-W」という機種なのですけど、ネットで試しに調べてみたところ、パナソニックの食洗機では他の型番でもあるあるらしいです……。
マジですか……。
で、修理を依頼すると万単位のお金がかかる可能性もあります。
しかし、もう一つネットで分かった情報があって、結構自力でなんとか対策している人が多いということです。
私と同じ機種の人は見つけられなかったのですけど、「分解する図鑑」を持っているほど分解に興味がある私としてはチャレンジしたくなったのでした。
万が一壊れたとしても、この一年の働きっぷりからするともう十分に元は取れていると感じているので、そしたらまた買えばいいやと思ったのです。マジで助かっているのです。
今回は完全な自己責任作業ということで覚悟を決めました。
分解する!!
というわけで、目に見えるネジからとっていくことにしました。
必要なのはネジを外すためのプラスドライバーと、こじ開けるためのマイナスドライバー(あるいはそれに近いツール)です。
あと、もちろんコンセント抜いたり、水道を止めたりとかは必須です。
まずはドアを外すところから着手しまして、目に見えるところをバラしていきました。
注意点としては、プラスドライバーはサイズがあうものが一本あればよいのですが、ネジの形がたまに違うところがあるということです。
元に戻せるように、どこから外したねじなのかをしっかりメモしながら、混ざらないようにネジを保管していく必要がありました。
で、最終的には側面のカバーを外したいのですが、それを外すためには先に上のカバーを取り、そして前面の操作部も外さないといけないような仕組みになっていました。
外した中に、側面のカバーが引っかかっている場所があったりしました。
ただ、これもまた上のカバーはうまい外し方がわからなくて、マイナスドライバーねじ込んで無理やり開けたり、前面の操作パネル部分は本体からケーブルが伸びていたので切断しないように気を付けたり、なかなかの緊張感がありました。
あと、側面カバーも結構鋭利な金属になっていたので、ケガしないように注意も必要です。
やっぱり自分でやっちゃまずいかもという気がしてきます。
現場に到達
それでもいろいろ試行錯誤しつつ、どうにか側面カバーが取れました。
さらに、そこにあるドアのセンサーを発見!
黒い機械に、赤いスイッチが付いているのがドアの開閉を感知するセンサーなのですが、どうそのセンサーを押す白いパーツがヘタってくるのか、ドアを押してもスイッチが押されなくなってしまうようなのです。
で、白い部分パーツを直したり、このセンサーにつながるコードをどうにかするといった方法をやっている方もいたのですが、私はスイッチを常に押されている状態にしてしまうことにしました。
実際のドアの開閉にかかわらず、常に閉まっていると誤認させる作戦です。
おそらく、反対側にも同じセンサーがあると思われるのですが、どうも私の食洗機はドアの右のセンサーだけ反応が悪いようで、片方あればいいかなと思ったのでこちらはセンサーを止めてしまうことにしました。
そんなわけで、テープ(念のため絶縁テープ)を貼って押されっぱなしの状態にしました。
これで処置完了!
そしてうまくいったのですが、一週間くらいしたらまた「ドア開」が発生するようになってきました。
というのも、どうやらテープの貼り方が甘くて、スイッチが元に戻ってしまったらしいのです。
というわけで、今度はスイッチより大きいサイズの適当なプラ板をスイッチに当てた状態で厳重にテープを巻きつけました。
以下の写真がそれですが、わかりづらいのですけどイメージとしては骨折したところに応急処置で添え木を巻き付けているような状況です。
処置結果
というわけで、既に「うまくいった」と書いてしまったのですが、元通りの手順でネジを締めながらカバーなどを戻していきました。
結果としてはもう「ドア開」のエラーが出ることなく、また快適に使えるようになりました。
よかったよかった。
ついでにクリーニング
あと、せっかくなので公式のクリーナーを買って食洗機の中身もきれいにしてみることにしました。
どうやら排水する部分にいろいろ詰まって動かなくなるというケースもあるみたいだったのでその予防です。
こちらがクリーナー使用前で、
こちらが使用後です。
結果としてはあまり変わらなかったのですけど、食器を置くところの白いワイヤーが綺麗になった感じでより白くなりました。
写真上では、光の加減の原因でそう見えるような雰囲気になっているのですけど、実際にも使用後の方が白くなったと思います。
……しかし、先日ハイターで中身をきれいにしてしまったばかりなのであまり効果がわからなくなってしまったのはある意味もったいなかったかもしれません。
アルカリ性と酸性で二重に掃除できたので良かったと思いますが。
まとめ
壊してしまうんじゃないかという心配と、こういう大きな機械を分解したことはなかったので危ないんじゃないかという心配もあってとてもドキドキしましたがどうにかなってよかったです。
引き続き愛用していきます。
おわり。
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