Excelがあればちょっとした画像編集はできる
先日、GIMPでの画像編集について書きました。
画像編集はGIMPでいろいろできるんですけど、もし、PCにExcelが入っていればExcelでもある程度編集できちゃいます。
Excelの方がやりやすい場合もあって、このブログでも時々Excel使って編集しているので、そのやり方を書きます。
(以下、Windows、Excel2016です。Excel2013や2010でもだいたいは同じことができたと思いますが、できないこともありますので要注意。また、メニューのアイコンが違っていたりするかもしれません。ウィンドウサイズによってもメニューのアイコンが変わります。)
トリミング
画像の端などにいらない部分がある場合は、トリミングでカットしましょう。
挿入>図>画像 より、編集したい画像を選択します。
選択した画像は、セルの上に出てきます。
画像を右クリックして、「トリミング」を選びます。
トリミングを選ぶと、画像の角や上下左右に太い黒い線が出てきます。
これをドラッグして、必要な部分だけ囲むようにします。
ほいで、周りの適当なセルをクリックすると、今囲んだところだけになります。
適当にマウス操作でできちゃうので楽ですね。
明るさ、コントラスト、その他の効果など
なんと、明るさとかの修正もできちゃうんですね。
図ツールの書式の中でいろいろ調整できちゃいます。(Excel2016以降だけかもしれません)
画像を選択した状態で、調整>修整 を選択すると明るさなどをいろいろ調整したものが選べる画面がババッと出てきます。
調整>アート効果 ではいろいろなエフェクトをかけることもできます。多機能ですね。
画像に文字や図形(直線や四角囲みなど)を入れる
画像をExcelに読み込んだ後に文字を入れてみます。
挿入>図>図形>テキストボックス (”A”という文字が入っている長方形のアイコン)を選択します。
直線や四角形を入れたい場合も同様にここから選択できます。
カーソルの形が変わって、テキストボックスを置けるようになるので好きな場所に配置。
文字を打ち込みます。
今回はテキストボックスの四角形の背景(白)や枠線(黒)が不要だし、フォントも変えたいのでいじりましょう。
描画ツールの書式や、ホームのフォントのところなどでいろいろいじれます。
例えば、ちょっと調整してみてこういう感じになりました。
Excelで編集した画像を画像ファイルとして保存する
編集が終わったら、JPGやPNG画像として保存しましょう。
Windows標準のペイントを使うやり方は次の通りです。
ホーム>検索と選択>オブジェクトの選択
この「オブジェクトの選択」を選ぶと、画像やテキストボックス(図形)などを一気に囲めるモードになります。
保存したい画像やテキストボックスを一網打尽に囲みましょう。
この状態で、Ctrl+Cを押すか、囲んだ画像を右クリックしてコピーを選択します。
で、Windows標準のペイントを起動したら貼り付けます。
後は、ペイント上で画像を保存するだけです。
(もし、ペイントに貼ったときに背景の画用紙的なところの余白ができちゃう場合は、その画用紙の右下にある小さな□(上記の画像のピカチュウの右下)をつまんで、いったん、貼り付けたい画像より小さくしましょう。(ぴったりに合わせる必要は無し。)そして改めて貼り付けすれば、貼った画像でペイントの用紙サイズがぴったりになります。)
保存する画像タイプは、写真っぽければJPEG(JPG)を、PCのスクリーンショット等のシンプルな画面だけであればPNGなどを選ぶのが良いです。
というのも、どちらを選ぶかでファイルサイズや画質に影響が出ることがあります。
微妙なときは両方で保存してみて、ファイルサイズや画質を見てみるのが吉。
なお、ペイントの代わりにGIMPに貼り付ければ、そのまま続けて画像のサイズ変更等の作業もできるのでまた作業効率が上がると思います。
まとめ
以上で、以下のような画像ができました。
(テキストボックスの文字の改行がないようにやり直してみました。)
シン・ゴジラっぽい編集になりました。
というわけで、Excelってば思ったよりいろいろできるので、GIMPがインストールしにくい環境だけどExcelなら入っているというPCであれば試してみる価値はあると思います。
特に文字や図形をいれるのはExcelだとかなりやりやすいです。位置調整とかほいほいできるのがいいです。
以上、Excel大好きなので書きました。
おわり。
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