フローレンスのおはなし
switchでflorence(フローレンス)というゲームを買いました。
絵が全体的に優しくて、あまり他では見ない感じだったので気になっていたものです。
また、ニンテンドーストアの説明も「恋と人生の物語」とあって、さてどういったゲームだろうと興味がありました。
ちなみに、スマホアプリとかでも出ているみたいですね。
こんな感じのゲームです
というわけで、タイトル画面はこんな感じです。
このタイトル画面からそうなのですけども、BGMが非常に美しくて各場面にあっていて私はかなり好きでした。
というわけで、フローレンスが主人公です。
ゲームシステムとしては、物語が進んでいく中でいろいろなミニゲームみたいなのが始まります。
ただしそこには説明がありません。
例えば以下は歯を磨くところですが、Lスティックを左右に倒すとゲージがたまっていってフルになったらおしまいというものでした。
こういった操作をしながら進めていくのですが、おそらくですが、特にゲームオーバーみたいなのは無いように思えました。
操作方法自体もシンプルで、私はコントローラーで遊びましたけど使ったのはLスティックとAボタンだけだったと思います。
試してはいませんがタッチ操作にも対応ということです。
……で、ここまで「ゲーム」あるいは「ミニゲーム」と表現しましたが、全編を通してゲームというよりはこのフローレンスのストーリーを楽しむ作品といったものだと思いました。
操作する場面は次々にやってきます。
そして、その都度やる事や操作方法が違ったりするので、何をどうすればいいんだろう?というのが一瞬浮かびますが、それもすぐやり方がわかるくらいの難易度です。
次々やり方がわかる爽快感があるのと、ストーリーがどんどん進んでいくというところがいいです。
もっとも頭を使いそうなのは以下の足し算の場面くらいかなと思いました。
あとは直感で行けるパズルみたいな感じだと思います。
よかったところ
このフローレンスの中でどこがよかったかというとどこも良かったのですけども、例えば以下の場面では過去からの振り返りが表現されていました。
7歳のころ、
そして25歳になった今。
なんというか、人生ってこんな感じだよね、というのを感じさせてくれます。
良い音楽とともに。
あと、吹き出しの形のパズルを解くなんて場面もあって、これは仕組みが大変良かったです。
文字は全然でてこなくて、ただ一色のピースを組み合わせるだけなんですけども、これがストーリーに合わせていろいろ変わってくるのが最高でした……。
こういったミニゲーム(パズル)がストーリーとかなりマッチしているところも良いところででした。
気になったところ
気になったところは2つだけ。
全編を通して文字はあまり出てこなくて雰囲気でストーリーを味わえるのですけども、電話の受け答えをする場面があり、そこはおそらくほぼ唯一のセリフがあります。
……ここで、中国語が出てきちゃうところがあり、そこまでハマっていたフローレンスの世界からなんか現実に戻されるという感じがありました。
できればこのシーンも文字無し、あってもせめて日本語だけにしてほしかったところ。
もう1個気になったのは、おそらく日本版にローカライズしたためだと思うのですけど何回か「寿司」と浮世絵みたいな波の表現が出てきました。
これも、フローレンスがどこに住んでいるかはわからない感じでフワッとストーリーに入っていたところから現実が急に出てきた感じがしてしまいました。
好みの問題かもしれませんが、この2つは気になりました。
しかし、いい
以上の2点だけ引っかかりましたけどもそれ以外はゲームの雰囲気、音楽、そしてその場面でのさまざまな操作がとてもよく合っていると思いました。
全体的好きな作品でした。
まとめ
全体としては、本当にゲームよりもストーリーを楽しむものだと思います。
最後までやってみて、「恋と人生の物語」という表現はまさにその通り示しているなと思いました。
人生っていろいろあるけどたぶん実際そういう感じだよね、というような。
全体的な長さとしては1時間かからず終わるくらいでした。
最初から最後まで流れるようにプレイしちゃえる感じです。
……なので、心苦しいコメントになりますが、プレイ時間と比較すると定価の700円だとちょっとお高く感じてしまうかもしれません。
各場面が面白く、よくできている分だけ短く感じてしまうのです。
一方、実は私はセールで250円で買ってしまったので逆に罪悪感みたいなのもあったりして……。
こんなに良いクオリティのものを作るのも大変だろうし、もうちょい支払っても良かった……。
500円くらいだと私の気持ち的には一番すっきりしそうです。
おわり。
コメント
florenceのようなゲームもいいですよね。
私はたしかちょうど500円くらいのセールだった時に買った気がします…。
途中で中国語が出てくるのは、「フローレンス・ヨー」さんなので親が中国系の方で、普段は英語を話してるけど親とだけ中国語で話しますよ~という表現なのかなと思っていました。日本でいえば、親とだけ方言で話す…みたいな。
でも、没入していて急にちゃんとした国籍表現が出てくると気になることもあるかもしれませんね。
なるほど!そのような理解だとかなり腑に落ちますね!!
中国語と日本語が両方書かれているのが結構不思議だったのですけども、それなら納得です……!
そういえば仕事中の通貨として$が出てきたと思いますし、外国にいるようですね。
ものすごくさっぱりしました!ありがとうございます!!!