家に無いのが気になってきた
何年か前から、住宅に火災報知機を設置するのが「義務」ということになっていたかと思います。
でも、今住んでいるところにはそれらしきものが付いていないのですよね……。
厳密には、入居直後にはそれらしきものがキッチンの壁の上の方についていたのですけど、ガス開通してもらったときに期限が切れているとのことでもっていかれまして、その後音沙汰なしなのです。
で、賃貸住宅の場合、設置義務が家主にあるのかそれとも借りた方にあるのかを調べてみたのですけど、いまいちはっきり書いているところを見つけられず、むしろ相談したところで揉めそうな気もしたのでいっそ自分でつけてみることにしました。
よくわからん機械を家につけられるよりは、自分でちゃんとしたのを付けたほうが安心かなと思ったのです。
我ながら心配性が過ぎるぜ。
分譲賃貸はしっかりしたのがついてました
ちなみにですけど、今の家に住む前とそのさらに前は、もともと分譲マンションだったところが賃貸に出ている部屋である「分譲賃貸」に住んでいました。
学生時代から今までの引っ越しの経験により分譲賃貸がいい、というのが私の中にあるのです。
分譲賃貸は建物がしっかりしていて防音の面とかもいい感じだし、管理人さんがいるし、家賃は高めだけど思いっきり古いところであれば家賃も抑えられるという感じです。
で、過去2軒の分譲賃貸では、もう天井にしっかりとした火災報知器やスプリンクラーがついていました。
火事になると全館放送がかかるようなやつです。
定期的に業者の人が来ての点検とかもありましたし、前回は築30年くらいのところでしたけどそれでもしっかりとありました。
ところが今住んでいるところは普通の賃貸で、そういうのはないです。
なんか一度設備がしっかりしたところに住むと、無いのが気になってしまいます。
住み始めてもう少しで1年、というくらいなのですけど、いつも心のどこかに引っかかっていたのでありました。
買いました
そんなわけで、まずは火災報知器のお値段を見てみたところ、そんなに高いわけでもなかったのでサクッと購入しました。
こちらの「けむり当番」というものの2個セットにしました。
パッケージ的にはシンプルで、なんというかプロっぽいですね。
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火災報知器には「煙式」と「熱式」があるみたいです。
名前通り、煙を感知するか、熱を感知するか、ということですけど、デフォルトは煙の方みたいですね。
そもそも、寝ているときの火事に気付いて逃げ遅れを防止するというのが火災報知器の設置義務化の目的らしいのですけど、この機会を高いところに設置しておいて、そこに煙が届いたら大きな音を出してお知らせするということです。
開封の儀、そして設置
そんなわけでまずは開封してみました。
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本体+ヒモのほか、電池とネジとしっかりとした説明書が入っていました。
本体の裏側は回すとパカッとひらくようになっていて、これでうまいこと天井や壁に設置することになります。
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電池は何やらそんじょそこらには無いタイプのリチウムバッテリーです。
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この電池がなんと10年持つそうです。長い!
10年後……、私はどうなっているんでしょう。
なお、電池に薄いビニールが付いていますけど、取っちゃダメだそうです。
この電池を本体に入れて、設置日を本体側面にペンで書き込んだら準備完了です。
さて、さっそく説明書を読みながら設置をしていきます。
なお、実は設置しちゃう前に、線香などを買ってきて本当に煙に反応して鳴るのか試そうと思っていたのですけど、何やら1、2本じゃ警報しないと書いてありました。
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いっぱい焚けば反応するでしょうけど、何本も大量に火つけてうっかり火事になったら本末転倒なのでこれはやめました。
取り付け場所が大事
取り付け場所がいろいろ書いてありました。
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市町村によって違ったりするのですね。
うちは条例確認していないのですけど、つけるならキッチンと寝室かなと思っていたので2個セットを買った次第です。
さて、取り付ける位置に注意が必要とのことです。
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壁面から離そうっていうのは、壁に近すぎると空気の流れ的に煙が届きにくいからですかね。
なんか小学校の避難訓練のときに、火事で煙いっぱいになったら部屋の角とか端っこに空気残っているからそれを吸えって言われたのがいまだに記憶に残っています。
さて、設置場所については、取り付けできない位置というのにも注意が必要だそうです。
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設置場所探しがちょっと難しいですね。
設置へ
説明書をしっかり読んだらいよいよ設置です。
設置には付属のネジを使うのが基本であるのですが、さすが賃貸の身としてはあのネジは無理です。
というわけで、もともと火災報知器らしきものがあったところに付けることにしました。
設置個所に悩むかと思ったら即決定しました。
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で、なんか台座が壁に残っているので、そこにひっかけました。
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おお、いいですねぇ。
なお、火災報知器から出ているヒモを引く、もしくは本体前面の大きいボタンを押すと、警報が5分止まるそうです。
なにか誤作動してしまったときとかに使うやつですね。
というわけで、もう一つ寝室の方にもつけます。
私の場合、たまにしか使わないガスコンロ等の火災よりは、いろんな配線がゴチャゴチャしている寝室の方でのトラッキング火災の方が可能性高そうだと思っています。(コンセントにほこりが積もって火が出るやつ)
なのでこちらを早期発見したいですね。
……しかし、こちらにはあいにくキッチンの壁にあったような設置できる台座が残っていません。
世の中には壁に残りにくい両面テープなどもあるわけですけど、なんかこの火災報知機の説明書には両面テープ禁止って書かれているのですよね。
なんででしょう。
ちょっとうまいつけ方が見つからなかったので、とりあえず暫定的に本棚の突っ張り棒に、紙紐でぶら下げておくことにしました。
ここに、
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こうです。
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説明書の「取り付けできない位置」などにガッチリ該当していて意味なさそうなので、早々に場所を変えようと思います。
まとめ
というわけで、長らく心にあった引っかかりを解消したという話でした。
なんにせよ、とにかく火事にならないように普段から気を付けていきたいものです。
おわり。
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