まさかの発表
昨日、2016年9月3日(土)に、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の連載終了が発表されました。
2週間後の9月17日が最終話で、同日発売のコミックス200巻にも最終話が収録されるらしいです。
こち亀といえば、週刊少年ジャンプで連載中の漫画で、休載することなく40年にも渡る長期連載が続いていることでも有名ですね。
大きなニュースとなった
15時半過ぎでしたが、その一報を聞いてガセかなと思いつつ開いたYahoo!のトップページのニュースに、連載終了と書かれていて衝撃を受けました。
続いてリアルタイム検索で「こち亀」と入れてみるとすごい量のツイートが。
また、NHKのニュースにも出るなど、とても大きな話題となっていました。
※Yahoo!リアルタイム検索「こち亀」より↓
連載終了と聞いて感じたこと
どうやら本当に連載終了するようだ、とわかったときは、終わりの時がついにきてしまったか……とか考えたりしました。
コミックス191巻から1巻あたりの収録の話数が増えた時に少し不安を感じましたが、現実のものとなるとは。どうしても最終回とはいつかは来るものだとはわかっていましたが。
で、昨日はそういう印象だったんですけど、一晩明けたらこち亀が私の人生に与えた影響って相当大きかったんだろうなと思ってきました。(昨日、ツイートを見ていても、こち亀に影響を受けたという発言が何件もありました。)
この機会にこち亀の思い出を語っておきたいと思います。
私とこち亀
初めて出会ったのは子供のころ、駅のキヨスクでのことでした。
普段、駅を使うような生活ではなかったんですけど、ちょっと旅行することになって駅に行き、そこで見かけたのがコミックス99巻です。
こちら葛飾区亀有公園前派出所 (第99巻) (ジャンプ・コミックス)
- 作者: 秋本治
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1996/08/01
- メディア: コミック
長旅(とはいっても1時間弱)になるので、何か漫画でも買ってみようと思っていたところ、「99巻」とかいうわけのわからない巻数の作品があることに衝撃を受けて、お小遣いをはたいて購入しました。
その中身は「どきメモ(ときメモ)」、「プリクラ」、「ポケベル」、「軍人将棋」、「カタ屋」など、他の漫画にはなかなかないであろうラインナップの話題で、さらにその情報量の多さもあり、何度も繰り返し読みました。
そこからこち亀にはまり、100巻以降の新刊が出るたびに購入するとともに、98巻以前も順次購入していきました。お年玉も相当つぎ込んだと思います。
この100巻前後というのは、インターネットが盛り上がり始めた頃でパソコン関係の話題も多かったです。
少年漫画としてはマニアックな内容だと思いますが、今考えてみると私はそれがパソコンの他、PDAなどの電子機器に興味を持ち始めた一つのきっかけになったのではないかと思います。
このブログ「模索する俺たち」のプロフィール欄に「20年以上パソコンとともに生きています。」と書いていますが、考えてみれば、20年前といえばこの100巻のあたりで、こち亀とパソコンにはまったのはほぼ同時でした。こち亀がパソコンへの興味を大きく増進させたのではないかと思います。
そういえば、家でネットがつかえるようになったとき、ダイヤルアップの通信料を気にしながらこち亀のサイトでミニゲームをプレイしにいったりもしました。うーむ、懐かしい。
その後、こち亀は全巻そろえて150巻くらいまできたのですが、実家にも置いておきたかったし、すぐに読めるようにもしたいということで、自分の家用にも全巻そろえなおして今の199巻に至るという状況です。
ちなみに、買いなおしたほうは一部中古で入手したんですけど、初期の版数のものが多く混じっていて新しいものとセリフなどなどが違っているところがあってこれもまた面白いです。今は使えないような表現が入っていたりします。
新旧ともに見比べてみるのもまた楽しめますよ。
まとめ
というわけで、なんといっても40年というのはものすごい年月です。
自分の年齢より長いんだもんなぁ。
最終回はまだですけど、秋元治先生、お疲れさまでした。
今月はこち亀の舞台があります。
実は私、舞台とかはあまり見るほうではないんですけど、こち亀40周年ということでぜひ行っておきたいと思ってチケットを取っていました。
今は、舞台と、最終回を楽しみにしています。
おわり。
こちら葛飾区亀有公園前派出所 200 特装版 40周年記念 (ジャンプコミックス)
- 作者: 秋本治
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/09/17
- メディア: コミック
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