板買ってきてちょっとした棚を作ってみた件

物理的に何かしたい感じだったので

正月のあたりはまだよかったのですけども、ここ1~2か月はまた忙しくなってしまって休日が激減している今日この頃です。
しかも4月末くらいまで続きそうだし、その上個人的な趣味で4月の試験に申し込んでしまっているため勉強もしなくちゃいけなくてまたしっちゃかめっちゃかな今日この頃です。

そんな感じでしっちゃかめっちゃかライフを送っていると現実逃避的にいつもはやっていないことをしたくなってくるわけですが、今回は物理的に何かしたいという工作欲が出ています。(それで最近Joy-Con分解とかやったというのもあります)

そんな中ですが、部屋の中でWi-Fiルータとかを置いているあたりをちょっと片づけたいなと思っていたので、棚的なものを用意して上下2段に物を積めるようにしたいと思って家具屋さんにいってみました。

Wi-Fiルータがある(もしかしたら棚の上に載せる)ので、電波のことを考えると金属製よりは木製とかの方がいいかなと思っていたのですが、ちょうどよいサイズのが見つからず、また、サイズを少し妥協したとしてもお値段がちょっとするということがわかりました。

改めて、自分が想像している棚って何かを考えてみると、「Π」みたいなトンネルのようなのがあればいいという結論に至ったのですが、なんか、板3枚あれば自作できるのでは?と思ったのでそのままホームセンターに向かいました。
なお、こういう比較的がっちりした工作は未経験なのですが、なんか今ならやれる気がしたのです。(勉強から逃げたかったという説もあります)

買ったのでやる!!

というわけで、ホームセンター行って木の板をみてみたら長い板があったので買ってみました。

写真からはみ出る長さ(高さ90cm、幅20cm)の桐の板です。

なぜ桐にしたかというと安かったからです。
「桐ダンス」とかって高いイメージがあったのですが、他に並んでいたパイン材とかと比べて明らかに安かったのです。そういえばパイン材って何だろうと思って調べたら松の木ですか。
おそらく材料によって一長一短あると思いますが、大したものを作るわけではないので安さ優先で参ります。

で、これを、以前何かの折に買ったカッターみたいなのこぎりで3つに切断しました。

うちにある工具はだいたいダイソーなんですが、これでギコギコやってみたところ5分くらいで切れました。割と疲れた。

ちなみに、座椅子に座りながら適当な姿勢で切ったため切り口が斜めになりました。
工具を使うときは危ないからちゃんとした姿勢でやりましょう。

なお、切り口は、これまた何かの折にダイソーで買ったサンドペーパーセット(紙やすり6種類くらいのセット)があったのでこすって触っても痛くないようにしておきました。

で、あとは板をつなげる工程ですが、最初、木工用ボンドとかでやればいいかなと思っていたものの、板を買いに行ったら板のすぐそばにネジが売られていたのでうっかり買ってしまいました。

なのでネジを使ってしっかりくっつけようということで、適当にネジのところにあらかじめ下穴をあけてみました。

なお、今回かなり適当な作業をしていて、設計図は作っていないし、たしか木にネジを入れるときって下穴をあけておかないと割れるって聞いたことがあるからやっとくか、みたいな感じで雰囲気で進めてます。楽しければヨシなのです。

ちなみに、下穴を開ける工具としては、いつか使うかもと思って2年半前にAmazonで買ったドリル(ピンバイス)が役に立ちました。

何かに穴を開けたいときってたぶんきっとくると思って買ったんですけども、意外にそういう機会はなかなかなく今に至った結果です。

とりあえずネジの直径が4.2mmだったので、半径1.5mm(直径3.0mm)のドリルで穴を開けてみたらいい感じにネジが気持ちよく入りまして……。

適当にやったわりにはほぼ思っていた通りのものができたのでとてもうれしかったです。これくらいのでいいんです。
いやー、それにしてもやればできるもんですね……。

なお、適当に作ったせいで脚に少しガタつきがあります。
これはサンドペーパーでこすったら直るかなと思いきや、私にはなせなかったのでスルーすることにしました。少しのガタつきだし、普段触る棚ではないのでいいかなという妥協です。

もうちょいいっとく?

で、これで一応思っていたものができましたけど、少しばかりさらなる工作欲が出てきまして、木のままじゃなくてニスとか塗ったほうがいいのでは?ということで、ダイソーに向かいました。

……で、「水性ニス」なるものとそれを塗るハケを買ってきました。
近くのダイソーが結構工作系の商品が充実していて楽しいんですよね……。
使う機会ないけど工具をたくさん集めたいです。

このニスですが、何やら何色かあったのですけど、おいしそうなのでメープルにしてみました。
なお、2時間くらいで乾くらしく、重ね塗りした方がよいらしく、そして使い切りタイプということらしいです。

さっそく、塗る→2時間放置→塗るという形で2回重ね塗りしてみました。

おー、こういう色になるんですね。
思ってたよりオレンジっぽいです。

ちなみに、ニスの「使い切りタイプ」という話ですが、1回目塗って2時間後に2回目塗ろうとしてフタを開けたら、フタの裏の紙がペタッと貼りついていたりしていました。
あまり長期的に保管する容器に入っているわけではなさそうで、そういう意味でも使い切りかなと思いました。

これにて完成……?

とりあえず、これでニスも塗って耐久性も増したでしょう。

ネジで板をつなげたのも結構いい感じに見えます。

で、そろそろ乾いたかな?と思ってみたらなにやら妙に全体的にガサガサしているのです。

ニス塗る前はもうちょっとすべすべしていたような気がしていましたけども……?

と思って調べてみると、どうも水性ニスの水分で木が毛羽だってしまうらしいのです……!
なんと、そういうことがあるとは……。

いろいろなサイトを見ると、毛羽立ちを取るように細かい目のサンドペーパーをかけてからさらにニスを塗る、というのを繰り返しましょうということのようです。

が、そこまで手間をかけたくなかったのと、ニスも2回の塗りでほぼ使い切ってしまったのでサンドペーパーだけかけてみることにしました。

600番という細かいタイプのサンドペーパーで、ニスを全部取ってしまうことのないよう全体的に撫でる形で、ガサガサするところは少し念入りにこすってみましたところ、2~3mmくらいの毛羽立った部分が結構取れてある程度すべすべになりました。

ちなみに角のあたりはちょっとニスも取れちゃったみたいで白くなりましたが、これで完成とします。

まとめ

というわけで、勢いでDIYしてみましたがわりとできたという感じでした。

一部工具をすでに持っていたというのもありますが、最初にサイズを妥協して買おうとした棚の半額くらいで作れたのでよかったです。

時間が少しかかってもいい、あるいは作ることが楽しいという状況であれば自作はいいなと思いました。

おわり。

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