突っ張り棒(物干しざお)を安く処分するために切断してみた件

壊れちゃったやつを処分したい

突っ張り棒には遮光カーテン吊り下げたり洗濯物を干したりといろいろとお世話になっている私ですけど、10年以上前から使っていた棒で壊れているんですけど処分し損ねている棒が2本あります。

今回、いつまでも持っていてもしょうがないので、これを処分しようと思いました。

処分してこなかった理由

なぜ早く処分しなかったのかというと、今住んでいるところで捨てようとすると、長さ的に粗大ごみ扱い(有料)になるのです。

しかも1本あたり500円くらいかかるらしい……。

もう少し短ければ普通のごみとして捨てられるんですけども。

短く切断しようぜ

というわけで、切断して短くしちゃえばもはや粗大ではなくなるので頑張ってカットしてみようと思いました。

しかしながら、相手は金属であります。

私に何らかの武道の心得があれば、ハァッ!みたいな感じで真ん中からバキィ!って折って即終了なんですけど、試しにやってみるにしてもリスクが大きすぎる。

こっちがバキィ!ってなるかもしれないし、変に折れてしまうことによりケガするようなリスクがある。

これでケガしたとしたら、1,000円払って捨てればよかった……と悲惨な気持ちになると思いますので、まじめに切断したいと思いました。

100円ショップに金切のこぎりがあった

で、切断するための工具ないかなと思って100円ショップ(セリア)に行きましたら、意外にも「金切鋸」と書かれたものが売られていまして、一瞬読めなかったんですけど「ああ、鋸って『のこぎり』」か、と思って買ってきた次第です。

あるもんですね。

のこぎりチェック

100円で金属が切れるの?と思いましたけど、今回買ったのはわりと単純で刃がネジで持ち手に固定されているという構造。

刃が結構ネジの端ギリギリで固定されているように見えるのでちょっとドキドキしました。大丈夫でしたけど。

たぶん、ネジをゆるめて刃を抜いて、持ち手の中に入っているほうを反対に外に出すように固定すれば、切れ味がよみがえる感じだと思います。2度おいしい。

早速やってみる

というわけで、まずは細い棒から。

直径1.25cm(円周4cm)ほどです。

段ボールの上に棒を置いて、普通の木を切る鋸のように動かしてみたところ、3分ほどでこうなりました。 

横から見るとこう。

外側の茶色いプラスチック部分を切って、内側の金属のパイプ部分も無事切れている模様です。

その後、10分ほどギコギコやってましたら直径の7割くらいまで到達したので、のこぎりはやめて両端を手でもって、切れ込みを入れた部分の反対側を足でグーっと押してみたらクニャっとなって無事折れました。

この棒は中にスプリングが入っている構造でした。

スプリングは切りませんでしたけど、ここまでくれば2つ折りして捨てられるのでOK。

粉はこれくらい発生しました。

さすがに金属ということもあって重いためか、切っている最中にこの粉が舞い上がるということはありませんでした(見えなかった)けど心配ならマスクするがよろし。

出てきた粉は、ちょっとそのまま掃除機で吸い込むのが怖かったのでガムテープでペタペタと回収しました。

たぶん大丈夫だと思うけど掃除機に悪影響が出たり、粉塵爆発などが起きても困る。

太いほうもいっちゃおう

というわけで、もう1本、太いけどやっちゃうぞと思いましたけど、さすが突っ張り棒。

いざやろうとしてみたら実は棒が2重構造になっていて、抜き出してみたら実質2本でした。

いきなり残りの仕事が2倍になった。

直径3.0cm(円周9.5cm)くらいと、直径2.7cm(円周8.5cm)くらいです。

とは言え、やることは今と同じ。

こちらは1本目よりは太くはなったんですけど、鋸の扱いにも慣れてきたのかハイペースで進めることができました。

最初は鋸の刃全体を使っていたんですけど、先端のほうを使うと刃がグニャって曲がって引っかかることが多いとわかったので、持ち手に近いほうでやっていたらタイムロスが減りました。

で、とりあえず残り2本のうちの細めのほうからギコギコやりまして、

刃を入れた裏側からも上下の切断面が見えたあたりで、先ほどと同じく手足で折ろうとしましたらば、

うまくいったのでありました。

やったぜ。これも約10分。

で、ラストも同じ。

こちらは半分近く切れた時点で折りにチャレンジしたらなんとか行けたのでもっと早く終わりました。

“折り”に自信があれば、割と途中まででもいいかもしれませんね。

使い終わった刃

というわけで、3本のパイプをカットしてくれた刃は、ところどころ刃先の黒い色がとれたようになって白くなりました。

カット時の注意点

次の機会があるかわかりませんが、気付いたことをメモします。

  • 一応、軍手してやったほうがいい。(ケガ防止、切断時の棒のすべり止めに)
  • 結構音がでるので、夜間は避けるべき。
  • 粉が散らからないような工夫をすること。

まとめ

というわけで、使い古しの突っ張り棒を切断することができて、処分費用が浮きました。

次の機会がいつ来るの変わりませんけどまたその時がきたらやるかと思います。

なお、金切のこぎりはAmazonでも数百円で買えるようでしたが、のこぎりの先端も固定されているタイプを買うと途中でグニャっとならなさそうなのでスピーディに作業できそうだなと思いました。

おわり。

コメント

タイトルとURLをコピーしました