Minit
私がこれまた気になりつつもやれていなかったゲームの一つに「Minit」(Nintendo Switch)というのがあります。
先日まで夜な夜なちょこちょことやって3か月かかっていたブログのリニューアルが一段落したことでやっとこさちょっぴり遊べる時間ができました。
なので、さっそく遊んでクリアしましたので感想とかをメモしておきたいと思います。
コンセプトがおもしろい
このゲーム、何が気になっていたのかというと、まずはこのモノクロドット絵の見た目というのが一つ目です。
タイトル画面もとてもシンプルですが、下に出ているAボタンの文字とかがなんか昔のゲームっぽくてレトロ感がいいですね。
ゲームは主人公の家の中から始まるわけですが、真ん中のなんかくちばしみたいなのが出ている丸っこいのが主人公です。左側にいる犬を飼っているようです。
あれ、そういえば主人公の名前聞いていないような気がしますね。
で、それはさておき、ゲームが始まって家を出て海岸に行くと何か落ちています。
もちろん、拾ってみるわけでして、それはなんと……、
つるぎだそうです。
なんでこんなものが。
とか思っていると、とんでもない事実が判明するわけでして、
「それは のろわれた つるぎでは?
いますぐ こうじょうへ いってください」
というわけで、ゲーム開始即呪いです。
すごいゲームです。
この時点では「工場へ行ってください」の意味がよくわからないのですけど、それはさておき、画面左上に60秒のカウントダウンタイマーが表示されるようになっていて、0になると死です。
こんなやばい呪いあるか。
で、こうして「1分後に死ぬ主人公」になってしまったこの人(?)の呪いが解くというのがこのゲームのメインの目標になります。
話がわかりやすい。
ゲームのルール
そんなゲーム(というか呪い)ですが、ただ死ぬわけではないです。
即復活
死んでもAボタン押すだけですぐ復活できるのです。回数制限は無い模様。
復活すると、最初にいた自分の家から再開になります。
なお、呪いによるタイムオーバーの他、敵に触れてHPが0になってゲームオーバーというパターンもあります。
アイテムが残る
また、道中でゲットしたアイテムは、復活後も持っているというのがポイントです。
なので、今を精一杯生きてアイテムを獲得できたとすればそれはただの無駄死にではないのです。
私もそうだと思うのでがんばって生きようと思います。
何個かセーブポイントがある
しかしながら自分の家から60秒圏内しか動けないのにストーリーが進むのかというとさすがにそうではなくて、たまにセーブポイントというのが見つかることがあります。
セーブポイントに到達すると、次の復活地点がそこからになるので行動範囲が広がるということになります。
……とはいえ、何個も道中にセーブポイントがあるというゲームではありません。
本当に数個だけです。
セーブポイントがいくつもあればそれだけ長いゲームになるのでしょうが、ずっと60秒システムが続いても飽きるかもしれないですし、この数個というセーブポイントの数(ゲームの長さ)がまたちょうどいい感じだったと思います。
なお、実際のゲームの途中経過の保存という意味のセーブはだいたいいつでもできるような感じになっています。
クリアしました
で、話が突然「クリアしました」になるのですが、途中、何をすれば先に進めるのかがわからなくなってハマった箇所もあり、私の初回プレイは96分となりました。
(最後の呪い解くオチは笑いました)
なお、画面に出ているプレイ回数とは、復活するごとに増えていく回数です。
ハマっている最中はずいぶん無駄死にしましたね。
なぜハマったのかというと、おそらく60秒という焦り、恐怖により冷静さを失っていたからだと思います。
終わってみて振り返るとそこまで難しい謎とかもなかったのですけど、この60秒という重圧に押されたという感じでした。
とんでもない呪いです。
ぜひ、プレイする際には何も知らずにやってドキドキしていただければと思います。
なお、「集めたアイテム:56%」ということで、時間ないながらもやり込み要素みたいなところもあります。
私はそれどころじゃなかったし、よくわからずスルーしたナゾもあったのですけど今となっては落ち着いてプレイできますので、もうちょいアイテム収集にチャレンジしてみようかなと思います。
なお、そんなゲームの特性上、一度プレイするともっと短時間でクリアすることが可能です。
私はもう一度やってみたら23分でクリアできましたが、初回プレイの記憶をたどりながらやってまた同じようなミスをしたりしての結果だったのでもっともっと短縮できると思います。
そんなわけで、実は設定画面から「スピードラン」モードのON/OFFの切り替えというのができて、これをONにするとずっと画面上にストップウォッチみたいなのが出ます。
で、クリアまでの時間をいかに短くできるかにチャレンジできます。
このように、2回目以降のプレイでは早いクリアを目指すように目的を変えて楽しめるというのもよかったところです。
初回ハマりまくったところはああすればすぐ次行けたんじゃん、という思いがあるからこそ、タイムアタックがとても熱くなりました。
ギザギザのドット絵の割にはキャラクターはスティック操作で滑らかに動いたりしていて、操作性が非常にいいのでストレスなく楽しめます。
あと音も8bit的な感じでいいですね。
Amazonでちょっと試聴できるようです。(曲名を見ると若干ネタバレっぽくなるところもあるかもしれませんが)
ハードモードもある
で、それだけでなく、ハードモードも出てくるのですが、今度は呪いが40秒になっているのと、
最大HPがノーマルモードで2のところ、1でのプレイとなり、かつ途中で最大HPを増やすアイテム「ハート」をとっても即砕け散って最大HPが増えないという仕様だったります。
あと、マップに適当に生えているサボテンに触れてもダメージ喰らって終了するとかありますし、何といってもノーマルモードと流れが微妙に違うところもあったりしてまた楽しめました。
そんな私のハードモード初プレイは78分。
ここでまた盛り上がってしまいまして、2回目は10分。
3回目は9分みたいな感じになりました。
まだまだかなり無駄なミスがあったので、これよりも随分縮めることができるのは確実です。
でも焦っちゃってミスるんですよね……。
おもしろい。
まとめ
というわけで、シンプルな見た目とルールにもかかわらず、やると意外にハマるという感じのゲームでした。
途中に出てくる様々なキャラクターも、なんか意味わかんなかったりして面白いので良かったですし、ゲームのボリューム感も少なく見えますがなんどもプレイするにあたってはちょうどいい感じでした。良かったです。
おわり。
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