なんだかくさい
始まりはちょうど6月に入ったころからなのですけども、家でゆっくりしていたらなんかふいにくさいにおいがしてきたのでありました。
なにやら一瞬の出来事だったのですけど、夏になって汗が多くなって自分が臭くなってきた……?と不安になりました。
けども、よく考えたら朝から家にいてほとんど動いていなかったのでいくらなんでもこのタイミングでくるのは違うはず、……あれ、またなんかにおった……、どこかに何かくさいものがついているのでは……?
そんな感じで、めちゃくちゃ服やら床やらをクンクンと嗅ぎまわったんのですけども何もない……。
鼻の中がくさい
で、3日ほどにおいの原因を探しまくってやっとわかりました。
なんか私の鼻の中が匂っているっぽい……。なんというか生臭いにおいといいますか。
手とか指とかを鼻の前にやるとわかりやすい感じでした。
幸せの青い鳥を探していたら結局家の中にいた、みたいな話があったと思いますが、それの不幸なくさい鼻バージョンになります。
ここで、「鼻の中 くさい」などでググると副鼻腔炎(蓄膿症)という名前が出てきました。
顔の中にある鼻からつながった空間(副鼻腔)にそれこそ膿みたいなのがたまってしまう症状のようです。
「いらすとや」さんに以下の副鼻腔のイラストまであってそのバリエーションのすごさに驚かされたりはしましたが、とにかく顔の中はあちこちに空洞があるそうです。
で、完全な素人判断ですが、これはもう副鼻腔炎だと考えて市販の薬を買ってきて1週間飲んでみました。
ただ、副鼻腔炎ではドロッとした鼻水が出るっぽく、それに効くと書いてあったのですが、私は全然鼻水が出てきていなかったという点があってちょっとそこは疑問だったのですが……。
結局1週間薬飲みましたが特に改善せずでした。
鼻うがいが一時的に効く
で、続いては物理的な対処をしてみようということで、蓄膿症用の鼻うがいをしてみようと思いました。
で、これを使ってみたところ見事ににおいがさっぱりと消えまして、めでたしめでたし……となりかけましたが、1週間くらいしたらまたにおいが来ました。
もう1回鼻うがいしてみると同じくさっぱりしますけども、1週間で戻る。
どうもやっぱり今私が使うべきではないものかもしれないです。「鼻水を洗い流す」と書いてあるもののそもそも出てないからなぁ……。
でもって次はこの洗浄液でなくて、自分でたっぷりの生理食塩水を作って鼻うがいしてみました。
……これも効果ありましたが3~4日で戻るといった感じでした。
ちなみに、今回の鼻うがいは500mlのお湯を沸騰させて小さじ1の食塩とまぜて30分放置。
程よく冷めたらそれを鼻から吸って(両鼻→左鼻のみ→右鼻のみ の繰り返し)口から出すという形でやってみました。
前やってたときは、時間短縮のためお湯と水を混ぜて温度を調整してすぐやっていたのですけども、今回は明らかに鼻の調子が悪いので、冷めるまで時間がかかりますが念のため全部煮沸して余分なものを飛ばした感じのお湯にしました。
ちなみに、ここ2~3年のマスク生活では花粉症の症状が出なかったので鼻うがいもやっておらず久しぶりでした。
結局治らない
そんなわけで、その後は放っておけばそろそろ自然治癒するのでは……という淡い期待で過ごしていましたが、1カ月と半分くらいすぎたところで、顔を洗ったときになんか目の横、鼻の近くのあたりに触ると痛い……という症状が出てきました。
目の近くにも副鼻腔があるらしいし、調べると副鼻腔炎が悪化すると変なところが圧迫されて失明がどうのこうのいう怖い話しか出てこないもんで、慌てて耳鼻科にいってきました。(といっても痛みを感じ始めてから3日後でしたが)
診察の結果
それで、なんとか耳鼻科を見つけて診てもらいました。
問診票に状況を書いたらば、顔(頭)のレントゲンを撮ることになって2枚ほどやっていただきました。
そのレントゲン写真を見ながらの診察です。
副鼻腔炎まではいってないみたいですね。ちゃんと空気が入っています。
アレルギーのような炎症はあるみたいですけど。
そうでしたか……。
(失明とかの話に進んでいないようでよかった……。)
アレルギー……、花粉症とかありますか?
花粉症ありますね。
3月ごろとか5月ごろに症状でます。
今回のも花粉症かもしれません。
5月ごろからのやつ。季節の変わり目だったりエアコンの使い始めだったりで影響が出ることがあります。
そろそろ時期も終わりだと思いますけどお薬出しておきますね。
花粉症……?!
というわけで、めちゃくちゃビビったわりに花粉症ではないかという診断になりました。
まあ、確かに症状が出始めた時期というのはマスク期間が終わってちょこちょこ外しがちになり始めてからだし、そこから久々に吸い込んだ花粉(※検査したけど植物を特定できていない)にやられたとしたら時期的には納得できますね……。
それにしてもとにかくレントゲンで確認できたのはとても良かったです。安心しました。
というわけで、帰ってきて、また鼻うがいしてから薬を飲み始めました。
(診察するときにスッキリしていると何も診てもらうことがないかと思っていたので10日ほどは鼻うがいせずにいました)
薬の効果なのか、花粉症の時期が終わりかけているのかはよくわかりませんが、数日たって今のところはまだにおわずいい感じです。
もしまたにおったらとりあえず鼻うがいして鼻の中の花粉などのアレルゲンを流せばいいんだなということもわかりました。
ところで、今回いただいた薬がベポタスチンというものなのですが……、
1回目、サッと飲んでみたら「アレ?なんかさわやかでおいしい感じしなかった?!」って思いました。
なんか他の薬とは違う感じです。
なので2回目はよく味わったのですけども、まあ、これはお薬ですので味わうものではないと思いました。
でも、ふつうに飲むととてもさわやかに感じるので好きな薬です。
皆様も機会がありましたらぜひ。
先ほど調べてみたら、今回のはOD錠というタイプで口の中で溶けちゃうものらしく、それでもまずすぎないように調整してくれているということのようです。ありがたき調整。
まとめ
というわけで、今回は初めての症状でしたが、花粉症ということでした。
花粉症にはこういう苦しめられ方もあるのですね……。
おわり。
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