一万円金貨(記念貨幣)を売った件

3年前に買った

3年も前のことですけど、「そういえば私、金って自分のものにしたことが無い」と思って突発的に金貨を買ってみました。

で、これが「一万円金貨」なのですけども、材質として金をたくさん使っているので実際には14万円で造幣局から買うというものです。

発行数が限られていて購入の抽選の倍率がすごい金貨だったのですけども運よく当選して買えました。

が……

買ってみて「なるほど、これが金か。」と思ったわけですが、その後に引っ越しした後、実はずっと引っ越しのパンダのダンボールに入りっぱなしだったのです。

もう、完全に猫に小判、豚に真珠、パンダに金貨状態。

私には金の価値がよくわからないということがよくわかりました。

そしてこの金貨をどうすればいいか迷っていました。

14万円したものの、銀行とかに持って行ったら1万円にしかならないわけです。

お金として使うのではなく、つぶしてただの金として売った方が高そうなのですけども、あくまでもお金なのでそれをやると法に触れるらしいのです。

つまり、あくまでも1万円としかみなされないこの硬貨を、14万円の価値だと思って買ってくれる人を見つけないと損失が発生していまいます。

これに気付いたときに私はゾッとしまして、下手したら造幣局に13万円支払っただけで終わるぞ……と思いました。

プレミアがついたところで高く売りたいとかはなくて、とにかく購入にかかった14万円を回収したいという気持ちでいっぱいになりました。

売るぜ!!

とりあえずネットで検索したところ、ネットオークションで14万円ちょっとで売れてそうな感じがありました。

その金額ならいいなと思いましたけど、見ず知らずの人とこんな高額なものをやり取りすのは怖すぎる……。

というわけで、ネットオークションや個人売買は断念。

買い取ってくれるお店を探すことにしました。

いくらなのか

あいにくうちの近くにこういうコイン系専門の買い取り店は無いようなので、金とかブランド物とかの買い取りのお店を探しました。

A店

すると、ちょうどそういうお店のチラシがあるのを見つけました。
家から少し離れたところにあるお店(以下A店)のようで、チラシを見てみると、私が持っているのではないけどいくつかの金貨の買い取り金額が出ていていい感じです。

こういうお店の経験がなくてちょっと怖いけど、とりあえず電話してみることにしました。
何せ、バスなどに乗っていかないといけない距離なので、せっかく行って、見てもらった結果が安かったらがっかりするからです。
事前にいくらくらいか目安だけでも聞いてからにしましょう。

と思って、電話してみたところ、来て見せてもらわないと何とも言えないとのこと……。

A店は断念。

B店

んー、見てもらわないとダメなもんか~と思って、今度は家からおそらく最も近い、徒歩圏内の同じような買取のお店(B店)に行ってみることにしました。

前から私には縁のないお店だなと思っていたのですけども、まさかお世話になるときがくるとは……。

さて、このお店ですが、外からカウンターの様子がかなり丸見えなので、まずは1回偵察がてら様子をチラチラ見ながら通過。
(一発で店に入る勇気がない!!)

この偵察の結果、どうもお客さんがいて査定中らしく待ちが発生しているようです。

前の人が終わるのを待お店で待ったとして、それで見てもらってやっぱり安かったら悲しいので、一旦用事を済ませてからまた戻ってきて確認したところ余計に混んでいたので家に帰ってきました。

すごいでっかい袋持って並んでいる人がいました……、何が入っているかはわかりませんがそんなに売るものがあるとはすごいね……。

B店(ネット)

じゃあ、開店と同時とか、空いていそうな時を狙って行ってみよう!と思って、ネットでB店を調べたらなんとネットでも査定とか買取をやってくれるとのこと。

なんだ、それじゃそれでやってみよう。ということで、写真を送ってみました。

すると翌営業日には結果が届きました。

が、「現在の金の価格である12万円で買い取ります」とのこと。

思っていたより安い、っていうか、金の価格で買うってどういうこと??
まさか、つぶして金にするやつをやるの……??
っていうか、金の販売相場調べると16万円くらいになりそうだったけど、買取になるとそれくらい下がるの??

というわけで、どうも記念貨幣としては取り扱わないタイプのお店だったらしく次に行くことにしました。

C店・D店(ネット)

B店のようにネットで買い取りというルートもあることがわかったので、そちらに賭けてみることにしました。

とはいえ、考えて見ればネットとなると個人売買するのと同様に相手のお店の素性がよくわからないのでそれはそれでドキドキします。

けども、もう他に道が無いのでなんとなく大丈夫そうなお店を2店(C店、D店)をピックアップ。

同時に見積もり依頼をかけてみました。

回答が早かったのはC店!

ですけど、メールを読むと電話でお話しさせてほしいとのこと。
残念ながら私はここからしばらく日中に全く余裕がなくい日々がスタートしていたので営業時間内の電話ができませんでした。

うまくいかないなと思っていたところD店の回答メールが到着。

開いて見るといきなり14万円ちょっとでどうでしょう、との記載が出てきたもんでD店で即決しました。
話が早すぎる。

無料の配送キットももらえるとのことでそれをお願いして、届いた配送キットに金貨や申込書などを入れて発送し、ドキドキしながら数日待機しました。
で、査定完了のメールが届いてみてみると、最初にもらった見積もりよりもまた少し高くなっていました。
これはもう文句なし!!ということで振り込んでもらって無事終了しました。

ふう、どうにか14万円は帰ってきた……。

ちょっと私には金貨は合わなかったけど、今度はちゃんと欲しい人のところに届けばいいなと思いました。
私はもうしばらく金貨を買うことはなさそうです。

ちなみにC店からはその後も何度か電話の着信があったのですけども、本当に電話する余裕が無かったので正式にキャンセルのメールをしました。

まとめ

今回分かったこととしては、高い(と自分が思っている)ものを売るときは、いくつかのお店で見積もりを取るなどして納得できる売り方を探そうということです。

お店によってさまざまな考えがあると思うので、こちらの希望に合うところが見つけられるといいですね。

あと、同じ14万円でも、自分にとって本当に欲しいものかどうかでその価値は全く変わるんだなと思いました。

私が欲しいもの、好きなものと言えばゲームとかパソコンとか……。
あっ、そういえば、私が今持っているパソコンはスペックの問題でどれもWindows11にアップグレードできないのばかりだったし、パソコンってなんか半導体不足とか、円安とかでもしかしてこれからどんどん高くなったりするんじゃない……?

次回、Surface Pro 7 +を買う日記になると思います。

おわり。

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