思っていたより面白い
Switchで「シリアルクリーナー ジョージの裏シゴト」というゲームをダウンロード購入したんですけど、思っていたよりも面白かったのでレビューというか、感想をメモします。
どんなゲームなのか
これがどんなゲームなのかというと、主人公ジョージを操作して、殺人現場で警察に見つからないように証拠品や死体を回収(処分)するというゲームです。
ゲームのモチーフがモチーフだけに、CERO D(17歳以上対象)なので要注意。
具体的にはこんな感じ
メニューとしてはストーリーモードが基本のモードで、「ボーナス」「アウトフィット」はおまけ的要素の模様。初期状態では解禁されていないので選んでも何もできません。
実際の画面がこうなんですけど、画面中央にいるのがジョージで、近くにいるのが警察官(サツ)です。
サツの視界が薄い赤で表示されていて、この視界に入ってしまうと走って追っかけてきます。うまいこと隠れたりしてやり過ごせればセーフですけど、サツのほうが足が速いので、何もないところで見つかるとどうにもならない。
捕まったらアウトで、そこまで証拠品などを集めていたとしてもそのステージやり直しになります。制限時間はなし。
ちなみにサツの動きのパターンが微妙に読みにくかったり(急に振り向くなど)、ステージにある物を動かすと動きが変わったりするのがまたおもしろい。
1ステージ目はチュートリアル的な感じでしょ?と思って遊んだら1ステージ目にも関わらず何回もつかまりました。
なお、移動すると足音が出る(足元にひし形で音の聞こえる範囲が出る)ので、それがサツに聞こえるとすぐに近づいてきます。そして近づいてくると当然視界に入るので追いかけられるという流れになる。
普段は距離とっていれば大丈夫ですけど、死体を運んでいるときや、血痕を掃除する(掃除機みたいなのをかける)ような行動をするときには大きな音が出るので注意が必要。
なお、「クリーナー」とタイトルに入っていたもんで、その掃除機がメインのゲームかと思っていましたけど、証拠品と死体の回収がメインのゲームです。
ステージにはたまに隠れられる場所があって追いかけられたときでもそこに入ってしまえばやり過ごせるので一安心。
ステージのどこに何があるかはいつでも全体の状況を確認することができるので、しっかり把握しておきたいところ。
なお、サツにつかまったりしてリスタートすると、死体などの配置がちょっと変わっていたりするもんでまた新鮮な気持ちで遊べるのが素晴らしい。
このゲームの良かったところ
私はこういうステルス行動をとるようなゲームやると緊張感がすごくて、ステルスがストレスになったりするんですけど、このゲームに関しては確かに緊張感があるものの、画面がポップ調なこともあってかストレスは無いに等しいのです。
もし見つかっちゃっても、ロード時間とかもなくすぐにリスタートになるのでそのストレスもない。
あと、操作も全体的にストレスないし、ゲームのシステム(インターフェースとか)がしっかり作られているという感じでゲームに集中できるのもよし。
ゲーム自体もシンプルなルールなのでこれもまた好みです。
惜しむらくは、このゲームの特性上仕方ないんですけど、殺人というテーマがアレなところ。
ちなみにリアルタイムシステムあり
遊んでいてわかったんですけど、こちら(現実)の実時間で夜になるとゲーム内も夜になります。
こうなると、照明がある場所以外の状況がわかりにくくなって難易度がアップします。(サツの視界は変わらない)
これはこれで面白いとは思いますが、吹き出しも読みにくくなったりするが難点。
私は、ステージの壁の場所とかが見えにくくなってきて、難易度以前にやりにくいなと思ったのでこのリアルタイム機能はオプション画面からオフにして、常に昼モードで遊びました。
これ、たまたま昼と夜に遊んだからわかったけど、夜しか遊ばなかったとしたらこのオプションに気づかずずっと夜モードでプレイするところだった。
気になるストーリーは
ステージ間に少しストーリーが入るんですけど詳しいところまではいろいろと謎っぽいところがあります。徐々に話が見えてきます。
あと、主人公のジョージは家では母と2人暮らしのようですけど、家庭内ではすごく優しいというギャップがまたなんとも。母のことを思うなら普通の仕事してほしい。
で、いろいろあってクリアとなりました。
途中、ストーリー的にヒヤヒヤしたなぁ。
ステージ数は20ステージで、4.5時間くらいでした。
……が、ボーナスステージが全然解禁できていないのでそっちも狙ってみようかなというところです。(ステージのどこかにあるアイテムを見つけると解禁されそう)
で、これで終わりかというと、一度クリアしたステージでは「チャレンジ」というタイムアタックや何かしらの条件が付いたモードで遊べるようになります。
この種類がまた多いのがうれしいですね。
まとめ
そんなわけで、私の購入前の想像を超える面白さのゲームでした。
ただ、内容が内容だけに人にお勧めしていいものかちょいと悩むというところ。
そんなゲームです。
おわり。
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