初めての事象
私、今は自分用のスマホのほかに仕事用のスマホを持っているのですけど、そのスマホが調子悪くなってきたのです。
Androidのスマホなのですけど、画面の上の端からスワイプして通知のところを表示させようとしたときになんかうまく通知領域が下りてきてくれないということが時々発生するようになりました。
それは1か月ほど前のことです。
その後も、なんとなく使ってきたのですけど、1週間ほど前から今度はなにやら画面左下の戻るボタンが効かないという問題が発生しました。
当然ですが戻るボタンが使えないというのはなかなか不便なものです。
……戻るが使えなくても、真ん中のホームボタンが使えれば、ギリギリ操作はできますけど……。
と、思っていたらホームボタンも、その右のなんかいろいろできる□のボタンも効かなくなったというのが今です。
調べたところこれが「タッチ切れ」らしい
これはおそらくタッチパネルの問題かな……?と思ってググったところサクッとそういう情報がたくさん出てきまして、どうもタッチパネルの全部または一部が効かなくなる「タッチ切れ」と呼ばれる事象らしいのです。
今まで何台もタッチパネルの機械は触ってきたのですけど、この事象を経験するのは初めてなもので何とも新鮮。
そういう名前も初めて知りました。
……で、もうちょい調べてみるとどうもXperiaで多発してらしく、見事に手元にある
スマホもXperiaです。どうしたのソニー。がんばって!!
事象をもう少し詳しく見てみよう
というわけで、タッチ切れにもいろいろなパターンがあるようなのですけど、今回の私のパターンをご紹介したいと思います。
(ちなみに、誰かが急に「私のタッチ切れのパターンを紹介します」って言ってきたら私は割と反応に困ると思う。)
まず、事象を確認するにあたり「タッチスクリーンテスト」というアプリをインストールしてみました。
このアプリを起動すると画面全体が真っ青になるんですけど、この状態で画面をタッチするとその場所に白~グレーの色が出ます。
白~グレーというのは、タッチしたばかりのところは白だけど、他のところをタッチしていると先にタッチしたところは色が変わってくるので、前にどこをタッチしたのかが分かるという感じなのです。
このアプリでタッチしてちゃんと色が出るかどうかでタッチパネルが反応しているか否かがわかります。
私は画面の上下が怪しいので、まずは下のほうが大丈夫か確かめるため、次の図の①のように画面の下から数cmのところから画面の下の端までの線を何本か、そして次には②のように上の方も試してみます。
で、①の結果がこれです。
きれいに下1cmほどの範囲に線が引かれません。
あたかも「タッチ スクリーン テスト 1.7.14」という文字のところには線が引かれない仕様のように見えちゃいますが、そうではなくて本当に出ないのでした。
②の方はというと、
ほぼ先ほどと同じように、画面の端までタッチできないという状態ですが、中央から少し左に行ったところだけは微妙に生きているようです。
なんか近くに引いた線もその場所向かってブラックホールに吸い込まれているような線になりました。
通知領域がたまに正常に降りてくるというのは、この生きているポイントを触ったときだったんだなぁ。
暫定的な対処方法
タッチできない場所ができてしまったスマホに対して、とりあえず一時的な対処方法として、3つやってみました。
1つ目はUSBマウスをつなげるということで、Androidスマホには割と普通にUSBマウスがつながるのでそれで操作できるっちゃあできます。
とはいえ、スマホのUSB端子はmicroUSBとかのちっちゃいやつだったりするので、サイズを変えるコネクタは必要ですね。
私は何かについてきたやつを持っていたのでこれでいきました。
割と安いと思うので、突然スマホの画面を割ってしまって操作できなくなったとかのときのために一応持っておくというのもよいかなと思います。
手持ちのマウスがスマホとつながるかどうかは、だいたいはたぶん大丈夫だと思いますけど無理なこともあるかもしれないので、それを事前に試しておくとなおいいんじゃないでしょうか。
うまくつながってくれれば、マウスカーソルが出てくるのでこれで操作できます。
マウスを常につなげて持ち運ぶのであれば、これで問題なく使うことができます。
続いて試した2つ目の暫定対処は「手ぶくろモード」の設定をオンにすること。
手袋をしたままでも操作できるように、タッチパネルの感度が上がる(?)らしいのです。
「手ぶくろモード」は機種によってあったりなかったりすると思いますけど、もし本体の設定画面にあるようならば、これをオンにするとある程度操作できるようになるかもしれません。
今回、これをオンにしてみたところうまくタッチすることはできないんですけど、何度かタッチするとホームボタンくらいは押せました。
非常時にはまあ使える、というところ。
最後、3つ目の暫定対処としては、今回のように画面下の戻るボタンとかだけタッチ切れした場合に限りますけど、戻るやホームボタンを画面の別の場所(例えば画面の中央など)に出してくれるアプリがあるので、これを使うというものです。
私の今回の場合では、「戻るボタン」で検索して出てきたアプリを使ってみたのですけど、まだタッチパネルの中央付近は元気なのでこれを使うとばっちりでした。
類似のアプリもいろいろあるので調べてみるといいかもしれません。上の通知領域を下ろしてくれるボタンがあるアプリもありました。
まとめ
というわけで、初めてのタッチ切れでしたが、タッチパネルってこういう故障の仕方もするんだなということがわかりました。
暫定対処はいくつかありますけど、最終的には本体を修理しないと直らないようなので、修理してさっぱりしたほうがよさそうですね。
Xperiaは保証期間にかかわらず無償修理になるパターンも多いみたいなので、症状が出てしまったら一度修理の見積もりを頼んでみたほうがいいと思いました。
おわり。
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