カメムシ急に来た
2024年。
今年、私の家のまわりはカメムシが大量発生していて大変なことになっています。
具体的には、朝に玄関のドアを開けると100匹オーバーでいるというのを数日経験済みです。
賃貸に住んでいるわけですけども、お隣の部屋の前は含まずうちの前の範囲だけでですよ……。
ここに住んでから去年までは1匹もカメムシ見たことなかったのに何が起きたんだ……。
そんな状態じゃ安らかな生活が送れないので対策をいろいろ試しました。
そのメモです。
考えたくないけども、来年もあるかもしれないので来年に向けて……。
なお、カメムシの写真は出ませんのでご安心ください。
出てくるのは殺虫剤に書かれたカメムシの絵くらいです。
そういえばカメムシのニュースとかでデフォルメされたカメムシの絵が出てくることがありますが、たまに目がニッコリとした( ^ ^ )みたいなので描かれているのあるんですけど、あのように笑顔で描くのが私は非常に納得いかなくて、どういう思想でそのような目で描いたのか説明を求めたい所存です。
描いた人には「あなたは自分のところにカメムシが出ないから他人事なのか。当事者意識が足りない。カメムシ以外の人を襲う害虫、害獣もあの目で描くのか?」と詰め寄りたいと思っています。
なお、対策を探しているときにググっていたらサジェストで「カメムシ 何のために生きてる」と出てきたことがありますが、私はそこまでは思ってはいないということを補足します。
種が違えど、生命というものは尊重し、お互いに共存できるのがいいですよね。
ただし、人間の前にくるやつ、テメーはダメだ。
もう少し具体的な状況
そんなわけで、憤りがすごい今日この頃なのですけども、ニュースとか見る限り全国的に大量発生しているみたいなのですよね。
家の前なり、お店の前なり、いろんな果物や野菜の被害なども……。
うちのパターンはというと、日中はいいんですけども、夜中(22時くらいまではそうでもないのでその後から)に玄関の前に集まってくるらしく、朝にドアを開けると最悪の状況になっているというパターンです。
どうもドアの前の照明が明るくて集まってきているように思えるんですよね。
最近は日が落ちるのがだんだん早くなってきていますが、それに合わせて出現時間も早くなってきている気がします。
幸いにも家の中への侵入は許していない状況です。
しかしながら、夜に家に帰ってくるとブンブンと家の前で飛び回っている最悪と最悪を掛け算したような状況になっていることもあり、もう鳥肌がすごい。
書き忘れましたが、私は虫が苦手なのです。
ブンブンしていると、ダイレクトに衝突する可能性、気づかず背中などにくっついて侵入を許す可能性、ドアを開けたときに飛び込んでくる可能性、ドアを開けようとしたらドアノブにいてギュッとやる可能性……。
カメムシの可能性はすごいや、∞です。
もう∞の記号すらカメムシの飛行の軌跡に見えてきた。
……というわけで、朝にドアを開けたら壁や天井に張り付いているという問題があって、それが5匹くらいになってきた時点からもう無理、という感じになってきたのでいろいろやりましたという話です。
まさか、あれが100匹超えてくるとは、その時はつゆ知らず。ピークはいつ、何匹なのか……。
対策
おすだけアースレッド 無煙プッシュ
家の前の照明に集まっている可能性はありますが、それが確定でもないし、仮に不動産屋さんに相談して照明を取り外してもらったとしても隣の家にその分くるようになったらそれはそれでイヤだし。
暗闇になった結果、帰宅時によく見えなくて踏んづけまくったりうっかり壁に留まっているのを触っちゃったりしてもイヤだし、ドアが良く見えないからってスマホのライトをつけたりしたらお隣から向かってきたらイヤだし……。
ということで、やはりどう考えても何かしらの薬剤に頼るしかありません。
それでドラッグストアに駆け込んで見つけたのはこちらでした。
この「無煙プッシュ」は、室内用で、あらかじめ室内に所定の回数プッシュしておけばバリアが張られるような感じになるという、虫の侵入予防等のために使うものになっています。
室内用ではあるのですけども、買いに行ったお店では最安だったのと、どれだけの効き目があるかわからなかったので一旦試してみようということでこれにしました。
帰ってきて、家の外の壁とかにやってみました。
これで来なくなればいいなと思ったわけですけども、翌日。
どうなったかというとカメムシの数は減りはしませんでしたが、死んだのが床に落ちているという状況に変わりました。個体によってはまだもがいているのもいましたが、壁や天井にいなくなり、飛行してくることがなくなったのは大きい。
実はこの後に出てくる殺虫剤はどれもこういう効果が表れる感じでした。
おそらく、照明が明るいのでどうしても来ちゃうんだけども、壁などに留まったところで薬が効いて息の根は止めるという形で、家の前がでかい捕獲機になるような感じです。
とにかくこのスプレーには一定の効果があるということが分かったので、あとは家の中で正規の用途で使って侵入の予防に使うことにしました。
かなり小さいタイプだし、さすが室内用ということでにおいも気にならないし、誤射しないようなストッパーもついていて多機能でいいと思います。
カメムシアタッカーEX
カメムシに薬が効くというのがわかったので、家の外に使う用に本格的なのを買ってみました。
カメムシ専用という感じの殺虫剤になります。
缶には「速殺」という単語も出てくる本格派。
こちらも予防にも使えるということでさっそく壁などに噴霧しておきました。
そしてまた翌日。
状況としてはさすがに外用と言った感じで強力な感じです。
朝に生き残っているケースが少なくなりました。
また、たっぷり入っているのでいい感じにしっかり使えます。
注意点として、缶に「低臭」とあるわりには私には結構強烈に感じました。数分すれば臭いは消えて、壁とかから臭い続けるとかはなさそうではあります。
撒きながら吸い込まないように後退するのがいいと思います。ただやはりその分強い感じはします。
虫こないアース 玄関灯・外壁に
つづいてこちら。どこまでが商品名かよくわかりませんが「虫こないアース 玄関灯・外壁に」です。
先の「カメムシアタッカーEX」で十分に強力だったのですけども、どうしても、おそらく照明に集まってきちゃうんだろうなというところがあって、そもそも来なければうれしいのでこの「玄関灯 外壁に」というのを見て、こちらも併用してみることにしました。
この「虫こないアース」の特徴としては、デフォルトで結構直線的なスプレーが出るので高くてなかなか手が届かない天井の照明でもこのスプレーなら届く感じがあるところです。
あと、においも少なめ。
効果としてはもう前のスプレーとハイブリッド状態なのでどこまでがどれの効果なのかわかりにくくなってきてもいるのですが、これも同様の効果でした。
来るには来る。けども、無力化できます。
凍殺ジェット
おそらくこおまでの殺虫剤で、夜中に飛来して朝に困るというタイプへの対応は限界かなと思います。
朝に死骸をほうきで片づけるという手間は残ってしまいますが、壁とかで生きているよりはかなり助かります。
あとは、夜に帰宅したときにまだ到着したてのやつが壁などについている状態に対策したいわけです。
まだ壁に塗られた薬の効果が効いてきている途中なのか、わりと元気だったりするのですよね。
というわけで、こちらを用意しました。
名前にかなり「やる」という意思を感じますが、凍結させるというスプレーです。
このスプレーは凍結が目的であって、殺虫剤が入っていないということです。
これを持って出かけて(スプレー缶としてはそもそも危ないと思うので暑いところに置いたり、衝撃を与えたりしないように取扱いに気を付けないといけませんが)、帰宅時にこれを使って仕留めるということができます。
殺虫剤系だと、どうしても臭いが気になりますし、その後夕食をとるときにも自分に降りかかっていないか気になりますけども、そういった心配がないです。
あと、万が一家の中に入った時にもそれこそ寝室とかでも気にせず使えるというのが利点です。火気などには気を付けないといけませんが。
ちょっと気を付けたいのは噴射の距離です。
私、まだちょうどよい距離がつかめていなくて、近くでやりすぎてスプレーの勢いで吹き飛んで厄介な隙間に入ったりするといったこともあったのでもう少し練習が必要かなと思っています。
トンボの模型
他にもうちょっと平和的な解決方法はないのかと思って、トンボの模型を玄関前に吊り下げてみました。
なお、写真にオレンジ色の糸がついていますが、これは吊り下げたときになるべく水平になるようバランスをとるためにつけてみたものです。
そして、これですが、結論からいうとうちのタイプには残念ながら効果なしでした。
たぶんですけども、夜に虫がくるパターンだと、虫は明るい光しか見てないのかなと思います。
もしかしたら照明のすぐ近くにぶら下げたら効果出てくるかもしれませんが、うちの場合はそういった位置に吊り下げる方法が見つからず断念しました。
仮に吊り下げたとしても、今のカメムシの分布からすると照明本体から少し離れたところにも出現しているので、このトンボに気づかずくるものもいそうです。
ペットボトルの捕獲機
あとはネットであちこちで出ているペットボトルを切って、口のところを逆さにして作る捕獲機も用意しました。
こちらは、結局未使用です。
これを壁や天井にとまったカメムシの下のあたりに近づけると、これにスポッと入るという仕組みとのことです。
確かにカメムシの動きをみていると、壁にとまっているやつが直接横に飛んでくるということはなさそうで、まずは下に落ちるということがわかったのでこれでゲットできそうです。
が、これを手に持ってカメムシに近づくのか……、もしうまくいかないで手に当たったらどうしよう……。と思ったら怖くて使えなくなってしまい、先の「凍殺ジェット」を用意しました。
まとめ
というわけで、今のところは壁などに定期的に殺虫剤を散布しつつ、朝は死骸を片付けるしかないかなと思っています。
何かこう増えた原因から根本的に対処できればベストですけどもね……。
おわり。
コメント
とても怖い状況ですね…!!!
私が以前、賃貸の廊下で虫が多めに発生した時は、大家さんに相談しました。それで、大家さんがちゃんと業者さんに頼んでくれたみたいで、わりとすぐ解決しました。
prinkumaさんのお家でも有効かはわからないのですが、私はこれで解決しました~ということで体験談を置いておきます。
虫の大群というのはなかなかのスリルがありますね……!
私もちょっと管理会社への相談を考えはしたのですけども、今回のカメムシの場合どこから来ているのかがよくわからなくて、
建物丸ごと大きな蚊帳みたいなので囲うとかしないとダメかも……という感じがしています。
それか照明を虫が集まりにくいタイプ(?)に替えてもらうかですけど、建物全部変えるだけの予算もなさそうですね……
ご近所さんと、すごいねぇとあいさつしたりする今日この頃です。