国産VRゲー
Oculus Quest 2(最近はMeta Quest 2とも呼ばれるとかなんとか)では、ほとんどBeat Saberばかりやってる私ですが、この度「東京クロノス」と言うゲームをプレイしました。
PS4のVRゲームとしても2019年に出ているものです。
Oculus Questって、海外ハードということもあってか海外のゲームばかりなのです。
面白いゲームが多いから別にいいのですけども、翻訳されたゲームだけじゃなくて日本のゲームもやりたいではないですか。
そんな気持ちでゲームを購入できるストアを覗いたところ「東京」という文字に出会いました。そして他にはあまりない国産ゲームである、東京クロノスを買ってみた次第です。
こんな感じのゲームでした
ストーリーとしては、突然、なぜか人がいなくなった渋谷に何人かだけが閉じ込められたところから始まって、いかにここから脱出するか……というものです。
画面的にはこんな感じで、サウンドノベルゲームのVR版といった感じです。
セリフの音声はフルボイスになっていて、またこういうキャラクターのビジュアルなのでアニメっぽいのです。
ゲーム開始直後こそ「おっと、VRになるとこういう感じか」というような違和感というか、そんな感覚を受けますがすぐに慣れてどっぷりこの世界にハマりました。
キャラクターの色がはっきりしているので、私でも誰が誰かを覚えやすくて良かったです。
ここからのストーリーとしては「犯人」を探してなんとか脱出しないと……!
という流れになってきます。
脱出といっても、食糧難とかのサバイバル的な話ではなく、ミステリー的なお話のゲームになってきます。
最初はほのぼのとした感じもありました。最初は。
さて、この東京クロノスですが、まさにサウンドノベルゲームのように選択肢が出てきて、ストーリーの分岐があります。
が、分岐は結構少なめです。
全編を通してやはりゲームと言うよりはアニメに近いともいえるかもしれませんけども、これはこれでよかったです。
分岐が少ないということで、気になる選択肢も全部見ることができました。
たまにハードなところもありますけども、グロいようなのは無いので安心していけます。
どっちかというと登場人物の心が織りなす、フィジカルというよりは精神的なお話です……。
語りたいが語れない
というわけで、私はエンディングまで行ったし、全ての選択肢を見た(と思う)のです。
なので語りたいのですけども、ネタバレになってしまうわけで、これから遊ぶ方もいるかと思うと書かないでおきたいわけです。
序盤の感想だけ書くと、だいたい次のような感じです。
- おー、アニメの世界に入ったみたい。それにしてもVRで人が近づいてくるといつもビビる。
- ……登場人物が何人か出てきたがギャルゲー的な感じ……?(のちに全然違うことに気付く)
- ……何やら、いままで和やかだったストーリーの方向性が、徐々に……、
- 急に……何が……。
うーん!伝えられない!
とにかく、この東京クロノスは良かったという評価になります。
(ストーリー的にはつらいところもありますが、いろいろと乗り越えていかなきゃいけないこともあるんですよね……)
また、かなり謎だらけのストーリーなのですけども、最後には「そうだったのか……」という感じで理解できました。
1か所だけ個人的に目をつぶってしまうほどのめちゃくちゃ怖いシーンがあった(VRだからこそ怖さが倍増したと思う)のですけども、最終的にはこれも「そうだったのか……!」と納得&安心した次第です。
なお、私には「犯人」は予想できなかったです。
あと、オープニング、エンディングの映像がVRってのも良いです。なんかこちらが受けるインパクトが大きいというか。
惜しいところを上げるとすれば、一度見たところのスキップ機能がもうちょい使いやすければよかったです。
見ようとすんな
ところで、これは私のパソコンだからこそ出てきているとかだと最悪なのですが、「東京クロノス」をググろうとすると「パンツ」が出てくるのです。
そういうゲームじゃないから!!
私は覗こうとはしてませんけど、画面の構造的に無理じゃないですかね?
まとめ
そんなわけで、アニメの世界に自分の入ってしまったかのような不思議な感覚のゲームでした。
序盤は思っていたよりゲームっぽくないな……と感じましたけども、その後はもうストーリーが気になること気になること。
あと1回目のあのエンディングへ行ってしまった時の絶望感とその後の新たな展開……。
とっても良かったです。
で、今作に関連する小説が出ているようなのですが買うか悩んでいます。
読みたいんだけど、果たして小説が苦手な私に読めるかどうか……。
おわり。
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