洗濯機買うにしても蛇口の位置が低すぎるので「壁ピタ水栓」を取り付けてみた件

蛇口変えるぞ!! 

というわけで、洗濯機の買い替え検討する前の準備として、とりあえず水栓をアップグレードしてみることにしたのでありました。

この作業により、新しい洗濯機が置けるスペースが捻出できる可能性と、(結果として洗濯機を変えないという判断に至ったとしても)日々の蛇口の開閉が楽になるというメリットがあるのです。

ちょっと怖いのは、この作業がひとりでできるのかどうか。

気合で負けてはいけませんから勢いつけていきましょう!!

ひとりでできるもん!!

準備!!

というわけで、今回取り付ける「壁ピタ水栓」でございます。

手に取るとずっしりとなかなかの重量感があります。

先日の食洗機の分岐水栓のときもそうでしたけど、水道系の部品って重いんですね。

ちなみに、食洗機の時は工具が足りないとかでとても苦労したので今回は初めからしっかり準備することにしました。

ちょうどAmazonで「よく一緒に購入されている商品」に出てくる3つのエレメントが揃いしとき、安寧の工事ができるという古(いにしえ)からの伝説を聞いたことがあります。

だから、今回はこの3つをそろえました。

今日からは新たな伝説が始まる。

……意味わかんなくなってきたのでちゃんと書きますけど、黒とオレンジ色のなんとも言えない形のやつは「水栓取り外しレンチ」だそうです。

何やら、今ついている蛇口はネジと同じようにただ回転させれば外れるという驚愕の事実があるようなのですけど、それが素手だと回りにくいときにこれを使うと簡単にいけるとのことです。

食洗機の時は水栓の取り外しが大変だったので、初めから専用の工具を使うことにしました。

なお、購入前に手で回るかな?と試してみて、回るようであれば購入の必要はないかなとも思ったのですけど、一回緩めてしまうとそのネジっぽいところから水漏れが起きてしまう可能性があるようです。だから試せません。

なんで水漏れが起きるかというと、ただネジっぽく結合しただけだとどうしてもすきまができちゃうから、ってことらしいのですけど、ではどうやって水栓をしっかりとつなぐのかというと、そこに生かされるのがもう一つの神器である「シールテープ」になります。(緑の丸いやつに巻かれた白いテープ)

これをネジっぽいところに巻いてから水栓をねじ込むと、いい感じに隙間が埋まるので水漏れしないそうです。(詳しくは後ほど)

シールテープは「壁ピタ水栓」にも付属しているのですけど、ミスったときのために買っておきました。シールテープ自体は安いので買って損はなさそうです。

ちなみに、この他に、食洗機の時と同様にモンキーレンチ的なものが2つ必要になります。

食洗機との戦いにより私もモンキーレンチ二刀流になりましたからこの点は大丈夫。

最後に、作業ミスってどうにもならなくなったときのため、水道修理のチラシを用意しておきました。

また、決行日は休日の朝一番です。

万が一やっちまったときに、その日の明るいうちに速やかに修理してもらうため、夜などのスタートを避けるという意図があります。

なお、賃貸契約の内容によってはあらかじめ管理会社とかにやっていいか確認しておくと確実だと思います。

決行!!

というわけで、まずは蛇口閉めて、元栓閉めて、洗濯機のホースを外します。

で、ここで例のレンチをかけて……、

グイっとやったら回りましたね……!

マジで回るんだこれ!!

家が古いせいか、ちょっと手動だと厳しい感じもあったのでやっぱりレンチ買って良かったです。餅は餅屋的な感じです。

ある程度回ったらあとは手でクルクルと回りまして、穴が見えました。

おお、壁をぶち破ってきている感じですね。

ちなみになかなかヒョロヒョロでている半透明のやつは、どうもシールテープっぽいです。

これのおかげで隙間からの水漏れが防げていたのでしょう。

とりあえずこれはちょっとほじくりましたらきれいに取れました。

これから新しいやつを付けるので、きれいにしておきましょう。

……というわけで、今度は新しい水栓の方です。 

 こちらは手順書に従ってちょっと組み立てたあと、肝心のシールテープ巻きです。

シールテープは巻く方向を間違えるといけないらしいので説明書にしたがってしっかり巻きます。

何回巻けばいいかわからなかったので付属のテープを使い切るまで巻いときました。7回巻きになりました。 

巻きあがりはこういう感じで、かなり薄い素材なので、ネジの溝が浮いてくる感じです。

で、後は手順書に従ってねじ込みました。

ここでちょっと悩みどころがありまして、何回回せばきちんと締まったのかがわからなくなるという問題がありました。

今回壁ピタ水栓が上に伸びた状態で止めたいのですけど、回し過ぎたのを逆方向に回して緩めるとシールテープがダメになるので、全部取ってやり直しになるという情報を見たのです。

つまり、締めている途中で下向きとかの時にもうこれ以上回らない!ってなるとミスです。

なので、シールテープ巻く前に、何回転させて固定させるかを試したりするのもいいかなと思いました。

上記の写真は、そういうことをせずにやって「もう1回転行けるかな……?あっ!やっぱもうそろそろ限界来そうだからやめ!!」ってなって、垂直より少し回してしまったためやや傾いているという図であり、これが私の完成形となります。

ちなみに、水栓を壁に固定するようなパーツ(白いプラ)がありますが、アレをネジ止めするか両面テープで貼るかが選べます。(なんとなく、壁に固定しなくてもしっかりしているような感じはあるのですけど)

さすがにネジで穴をあけるのはまずいので、両面テープスタイルにしました。この家の契約的に退去時に壁紙は交換することになりそう(その割に前の住人が出て行った後に壁紙が交換されたようには見えない)なのでまあいいかという判断です。

ちなみにこの部屋を退去する時はまた蛇口を戻していくつもりです。……となるとやっぱりシールテープはその時のためにも必要でしたね。買っておいて正解でしょう。
ただ、実際蛇口戻すときには不安になって予備のシールテープをもう一つ買ってから作業することになる気がします。

……というわけですが、付属の注意書きをぶら下げて、洗濯機のホースをつなぎなおして完成です。

なんとなく、この注意書きがぶら下がっているだけで随分しっかりと取り付けられているような錯覚を覚えます。

まとめ

というわけで、今回の作業は問題なく30分かからず完了しました!

水漏れとかも発生することなくうまくいきホッとしています。

実際に洗濯機を使うときも水栓の先にあるつまみをクッと回すだけで蛇口の開け閉めができるようになったのでこれはこれでかなり楽になりました。

肝心のサイズ感も、今までの蛇口に比べたら確実に壁ピタという感じで、測ってみたところこれなら新しく買おうとしている洗濯機が置けそうという感じになりました。

これで、洗濯機の購入の検討が再開できます……。

おわり。

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