ウォーターダブルシャープナー使ってみたら包丁がよく切れるようになった件

人生で初めて包丁を研ぐ

いきなり「ウォーターダブルシャープナー」って何?!

って話になるかもしれませんが、包丁の研ぎ器のことです。

私、あまり料理をしない生き方をしてきたもので包丁などにも疎くて適当なものを使っていたり、包丁を研いだことはなかったりします。

多少切れにくくても、そんなもんかなと思って食材をギコギコやったりパワーで解決してきました。

しかしながら、先日からフライドチキンに挑戦しているのですけども、鶏肉の皮を切ろうとしたときに「それにしたって切れなさすぎる」と思いまして、ここらで包丁の研ぎに挑戦してみようと思った次第です。

簡単そうなのがあった

というわけで探してみたところ見つかったが、こちらの「ウォーターダブルシャープナー」です。

まず、「包丁」と言ってしまうとめちゃくちゃJapanって感じなのに対して、「ウォーターダブルシャープナー」という横文字というのがかっこいいという点がありますが、機能面で見ても水入れて包丁を10往復×2(荒いのと仕上げ)するだけという手軽さ、そして価格面でもこれくらいならやってみようかなと思った次第です。

特にこれでフライドチキン作りがストレスなく効率的になるならばありがたいわけで、そういう動機もあって購入に至りました。

やる

というわけで、早速やってみようと思いますが、そもそも「とぐ」というのを漢字で書いたときに「研ぐ」とか「砥ぐ」となること自体あまり意識して生きてこなかった気がします。
ちょっと調べたところでは前者の「研ぐ」を使っておけばオールマイティで間違いなさそうですけども、「研究」の『研』ってなるほどそういう意味合いがあるのかと思って斬新でした。
この漢字のことは本当にあまりよく考えたことなかったなと思いました。

というのはさておき、まず素材を見てみるとこんな感じです。

二種類の砥石があって、ダイヤモンドとセラミックとのことですが、ダイヤモンドと聞くとなんかそれだけで高級な品物だと感じてしまいます。感じないですか?

で、実際の商品はこんな感じです。

左の取っ手側の先もしっかり接地する形になっているので、使用中の固定はしやすかったです。
安定感バッチリ。

で、この右側にある2つのスリットに、荒砥石→仕上砥石の順番で各10往復包丁をスライドするだけと……。簡単ですね。

あ、実際に使う前にはここに水を入れておくのがいいということで、表面張力でタプタプのところまで入れてみました。このあとフタをするときにきちんとこぼれた。

で、あとはさっそく包丁を差し込んで前後の10往復……。

やってみるとゴリゴリ鳴って、「今研いでいるな……」という感覚を得ることができます。
力はそんなに入れる必要なさそうで、まっすぐ往復させることに集中すればOKという感じでした。

やってみるまで、このローラーのような砥石が斜めにセットされている意味が分からなかったのですけども、包丁をセットしてみると手前は右側、そして奥は左側が砥石に接触する形になっていて、これでうまいこと左右両方からバランスよく研げるんだろうということがわかりました。

これはおもしろい。

というわけで、ついつい10往復してもなお独特の感触が楽しくてゴリゴリし続けたくなってしまったのですけども、研ぎすぎと単純に包丁が減っていくと思うのでやめておきました。

両方やり終えた後は包丁を洗っておしまいです。

使ってみた結果

……で、使ってみた結果ですけども、元の包丁と比べて明らかに切れるようになりました。

これは感動的です。

鶏肉の皮の切断のときに木のまな板を使ったのですけども、前と同じような感覚でフライドチキンだいすきパワーを込めて包丁を使ったところ鶏肉の皮が切れすぎて、貫通した刃先がまな板に刺さる感じになりました。
いつも通り包丁を前後にゴリゴリやろうとしたら皮はすぐに切れて包丁がまな板に引っかかりまくる。

こんなにわかりやすく効果が出るとは……。

まとめ

そんなわけで、包丁を研ぐ労力に対して得られる気持ちよさの割合が高めでした。コスパというか労パが高いです。

それで味をしめてもう1本、果物ナイフ的な小さな包丁も研いだのですけども、刃先から柄までの距離が短い(刃先と包丁の背の距離が短い)タイプの包丁では、柄の近くの部分を研ごうとすると柄とこのシャープナーが接触することがあるということがわかりました。

ケース外せば無理やり研げるかもしれませんけど、とにかく小さすぎる包丁では柄の近く数cmだけは研げない場合もあるかもしれません。

おわり。

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