ナス
私、NAS欲しかったんです。
NAS(Network Attached Storage)ってのはネットワークに直接つながっているストレージであって、簡単に言うと、外付けハードディスクの進化版みたいなもんです。
無線LANに対応したNASとパソコンであれば、USBケーブルでパソコンにつなぐ必要もなく無線で使えるというのがまずはいいところ。
さらに、複数のパソコンからアクセスできるので、どっちのパソコンでも使う様なファイルを保存するとか、あっちのパソコンからこっちのパソコンにファイルをコピーするときとかにも使えます。
で、ちゃんとした家庭用のNASがあるので何度か買おうとしたこともありましたけど、実際、買っても保存するデータがそんなにない…………だけど、NAS使ってみたい!持っておきたい!みたいな、目的と手段が入れ替わるよろしくないパターンに陥りつつ、結局持たないまま今日に至りました。
BUFFALO リンクステーション スマホ・タブレットで使える ネットワークHDD(NAS) 2TB LS210D0201C
- 出版社/メーカー: バッファロー
- 発売日: 2015/06/28
- メディア: Personal Computers
WiFiルータにNASの機能がついていた
そんな感じですけど、先日買ったWiFiルータにNASを実現できる機能がついていたんですね。
これです。(写真左)
バッファロー WXR-1750DHP2 無線LAN親機 11ac/n/a/g/b
- 出版社/メーカー: バッファロー
- 発売日: 2017/04/01
- メディア: エレクトロニクス
なお、まずお伝えしたいのは、端末台数が増えて不安定になっていた家のインターネット環境はこのルータで完全に快適になったということです。
前回、買って少ししてからのときに調子がいいって書いたんですけど、これまで2~3か月使ってきても特に問題なし。
もちろん「スプラトゥーン2」やりまくっても問題なしといったところ。いつも私が買うのよりはお高いルータでしたけど買って正解でした。
で、そんなWiFiルータですけど後ろにUSBをさせる端子があって、ここに外付けHDDなどを刺すとNASのように使えるとのこと。
買った直後に説明書を見て、おお!と思っていたもののすっかり忘れていて、最近やっと思い出したのでやってみました。
外付けHDDは余っていないので
とはいえ、外付けHDDは余っていなくて、もちろんSSDもない。
エレコム 外付けSSD 120GB USB3.0 TLC 小型 軽量 名刺サイズ ブラック ESD-EA0120GBK
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- メディア: Personal Computers
でも、どうやらUSBメモリでもOKとのことなので、そっちでやってみましょう。
外付けHDDのすごいやつだと電源も必要になっちゃうと思いますけど、USBメモリなら電源問題もサイズもお手頃です。
というわけで、
以前買ったこのUSBメモリがいいかなと思いました。
が、でもこのUSBメモリって持ち運びするときにフタの取り扱いが楽な感じなので、NASとしてずっと差しっぱなしにしているのはもったいないなと思いました。
やっぱり他のにしよう。
なお、あとでこのUSBメモリでもNASがうまいこと行くか試してみましたけど大丈夫そうでした。(ただし、ルータのBUFFALO的には動作対象の機種ではないようです)
microSDカードが余っている
で、そういえばUSBメモリは余っていないけどmicroSDカードが余っているのを思い出しました。
スマホやタブレットなどに使うmicroSDカードは、その昔2GBくらいのやつがスマホについてくることもあったし、その後8GBだの16GBだの32GBだのとどんどん容量が大きくても安い、そんなうれしい世の中になってきたものです。
そんなわけで、今回は8GBのカードを選択。
Class2のマークがついているので相当転送速度が遅めのやつです。
容量は大きめなんですけど、転送速度(Class)的には使いづらいですねぇ。
最近はスマホで撮影できる画像、動画も高画質になってきているのでClass10(あるいはUHS-I)が推奨されるケースが多いですからね。
TOSHIBA microSDHCカード 8GB Class10 UHS-I対応 (最大転送速度48MB/s) 5年保証 (国内正規品) MU-F008GX
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microSDカードのリーダー/ライターも余っていた
で、そんなmicroSDカードを使うわけですけど、直接USB端子に差し込むわけにはいかないので、パソコンでmicroSDカードを読み書きするためのカードリーダー/ライターの類が必要です。
これは家の雑多な機械類を突っ込んでいる箱を探したら出てきたやつを使うことに。
買ったのかもらったのかも正直覚えていないんですけど、とにかく小さいに越したことはないのでうってつけの感じです。
っていうか、今、カードリーダー/ライターも超小型に、そしてお安くなっているんですね。
iBUFFALO カードリーダー/ライター microSD対応 超コンパクト ブラック 【PlayStation4,PS4 動作確認済】BSCRMSDCBK
- 出版社/メーカー: バッファロー
- 発売日: 2008/12/01
- メディア: Personal Computers
余っているmicroSDカードをさしこめばUSBメモリ的に使えるしいいかもしれない。要検討。
とりあえず、今回家にあったやつもいい感じに十分小さくていいですね。
ルータに差し込む
で、これを家のWiFiルータに差し込みました。
差し込んだら、ルータの設定画面に出てきました。
カードリーダー/ライターがUSB3.0非対応のようで2.0の速度になりますけど、そもそもカード自体もClass2だし特に問題なし。
設定画面に入ったら「エアステーション名」としてこのルータの名前を指定するところが出てきました。わかりやすく、とりあえず「NAS」にしました。
他に特に設定することなさそうなので設定終了。
アクセスしてみる
というわけで、パソコンから行ってみました。
こうかな?と思ってエクスプローラーから”\\NAS”にアクセス。
無事、なんか”disk1_pt1″というのが見えました。
で、その中に入ってみたら後は普通のフォルダのように使える模様。
“System Volume Information”フォルダが見えてますけど、これはWindowsで必要なやつだと思うので無視するとして、フォルダの作成やコピーなども問題なし。
他のPCからもこのNASにアクセスできたので目標達成です。やったぜ。
注意点
さて、そんな感じでmicroSDカードが生きたわけですけど、ファイルを大量にコピーして書き込んでみたら遅い。
転送速度のグラフをみると、ときどきグラフががくんと地に落ちて、その時は転送が停止します。
これはおそらくClass2のカードを使っているからではないかと予想。
Class2だと、2MB/秒くらいなのでどうしても時間がかかります。
ま、急ぐ用途でもないのでこのまま使おうと思います。
まとめ
というわけで、意図せずNAS機能付きのWiFiルータを買ったことでうまくNAS的な使い方ができたという話題でした。
ちょっとこれに慣れちゃうと、次回もこの機能がほしくなっちゃいそうです。
おわり。
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