はじめてのレジンでいろいろ失敗して覚えた件

レジン気になる

最近、何かと「レジンアクセサリ」とか「レジンでハンドメイド」だとかよく聞きます。

「レンジ」だったらわかるんですけど、「レジン」となると知らないので軽く調べてみた結果、何やら透明の液体をいい感じに固めるといい感じに透明な物体が作れるということで、とても面白そうではないですか。

しかも、結構100円ショップで材料が売っているらしい。

やってみたい!

というわけで、工作好きな私はさっそく100円ショップに行ってきた次第です。

適当にやってみよう

で、セリアに行ってみたら一角にレジンコーナーみたいになっているところがあって、いろいろとそろっていました。流行ってるなぁ。

とりあえず、レジン本体(レジン液)をゲット。

透明な「クリア」のレジン液が基本になるんでしょうけど、それに青い色がついて海のように透けて見えるのが作れたきれいだね、と思いましたので青いやつも買いましたよ。

あと、レジン液をどういう形に固めるか、ということで型が必要です。

これがまたいろんな型があったんですけど、タグ型というのにしてみました。

この型は、紐や糸を通すような小さい穴ができるような形になっていてなんというか実用的な感じがあります。

アクセサリ的なものをちゃんと作る場合は、固まったレジンに穴を開けたりする必要があるみたいですけど、まだいきなりそこまで本格的に行くには知識が足りないので、とりあえずお試しするにはちょうどいいかなと思った次第です。

固めるためにUVが必要である

さて、液体のレジンがどうやると固まるのかというと、UV、つまり紫外線を当てると固まるそうです。へぇ、おもしろい。

で、紫外線ってことは日光にでも当てればいいのです。それだけでOK!

……と思ったら、冬で太陽の位置が低いこともあって私の部屋にはそんなに日光が差し込まないことが発覚!

というわけで、やむを得ずUVが出るライトを買いました。

ネイル用のやつが思ったり安く売られていました。

届いたのがこちら。

テーブルみたいに折りたたみできる脚がついている感じで、この下にUVが照射されるとのこと。

ボタン1回押すと45秒、2回押すと60秒出るそうです。

裏を見るとLEDライト的なランプがついてました。(実際、UVも出るし、LEDの明るさも同時に出るとのこと。)

ちなみに、UVライトってブラックライトのことらしい。

ブラックライトって暗闇で蛍光塗料とかに充てるとそれがきれいに光るアレですよね。

子どもの頃に何かでブラックライトと初めて出会ったときに、これすげぇと思ってよく見ていましたけど、そこから紫外線が出ていたのかと思うとちょいと複雑である。

中に入れるもの

というわけで、道具がそろったようなのでやってみましょう。

レジンってのは中にキラキラしたものなどを入れて固めることでステキなものができあがるのが魅力だと思います。

何を入れよう。

何か好きなものを入れよう。

好きなもの……?

私はポテトチップスが大好きです。(I love potato chips.)

だから、袋に残ったポテチの破片を入れよう

適当な皿に出してみたら、ポテチとトライフォースの色が似すぎてて見えづらい件。

型にレジン液を入れよう

では、さっそく、型にクリア色のレジン液を入れてみました。

レジン液、刺激臭ある!

いや、パッケージにしっかり刺激臭あるって書いてありましたけど、なかなか鋭いにおいですね。換気に気を付けてやろう。

あと、今回のレジン液はドロッとしたハードタイプでした。結構かためなのでつまようじでちょいちょいやって角までしっかりいれないといけないタイプでした。

レジン液によってはさらっとしたりしているらしいので、その辺の特性も考えていく必要ありそうですね。

とりあえず、今回のハードタイプだとレジン液に気泡が入ってしまったときになかなかその空気を外に追い出すことができなかったです。(細かい気泡はあきらめた)

気泡気にするならさらっとしたタイプがよいのではなかろうか。

照射して硬化

で、とりあえず薄く液を入れたのでいったん硬化させてみよう。

くらえ!

怪しく青白く光るUVライト!

一応、このUVは人体にあまり影響がない波長らしいんですけど、喰らわないに越したことはないので段ボールでガードして照射終了を待ちました。

で、照射すると再び香る刺激臭。そして照射後に暖かくなっている型。

確実に何かしらの反応が起きたなという感じでワクワクいたします。

固まった

で、透明だし写真にしてもよくわからんのですけど、光当てただけでブラスチックのようなしっかりとした硬さになりました。おもしろい。

そんなわけで、ベースができたので、

を入れて、さらに液を追加。

ここで青い海に浮かぶポテチをイメージして青のレジン液を入れてみたら乳白色ににごりました。

どうやら買ったレジン液は透明な青じゃなかったんですねぇ。ミス!

たしかに「パステルブルー」とあって、「クリアブルー」とは書いてない。

色をちゃんと確かめてから買おう。

何はともあれ

で、そんな感じでしたけど、再び照射したらしっかり固まりました。

型から取り出してみたところ、なかなかエッジは鋭い感じ。

あと、型に接しているところは高く盛り上がっている感じになっていてより鋭いエッジになっております。

メスシリンダーの目盛りを読むときはどこの高さを読めばいいでしょう、っていう理科の問題の図のように外側が高くなっている。

それはさておき、こんなカチンコチンなものができるとはおもしろい。

で、横からみると反っていました。

型の説明に「反る場合があります」的なことが書いてあったんですけど、確かに反った。

これは何か対策あるのかな。

とりあえずもう1個

とりあえず1つ固まりましたので、もう1個同じようにやってみました。

こっちは青入れないで透明オンリー。

スケルトンというか、透明はいいなぁ。

こちらは型が小さめだし長くはなかったせいか反りはほぼなさそうでした。

型の上にしたほうのエッジはやはりするどくなりましたけど。

しあげ

とりあえずモノができましたけど、角がするどすぎて扱い方によってはケガしそうなので削ってなめらかにしておきましょう。

とりあえず、持っていた紙やすりから適当に60番と600番をチョイス。

粗い60番で大まかにけずって、600番で滑らかに……。

と思たら、600番でもゴリゴリけずれるようで削ったところが白く傷ついてすりガラスみたいになりました。

後で調べたところ、もっと細かい1000番とかのやすりから始めていくらしい。

ま、とりあえず今回はいいか。

とりあえず、ポテチアクセサリ(?)の完成とする。

まとめ

というわけで、注意点がいろいろわかりました。

  • レジン液を買う時の硬さの選択の注意(ハードタイプ/ソフトタイプ)
  • レジン液を買う時の色の選択の注意(クリアかどうか)
  • しあげの磨き方

いろいろ失敗しましたけど、結論としてはやはりおもしろかったです。

こういうのが手軽に作れるとはなぁ。

ところでちょっと気になるんですけど、レジンの中に、腐敗してガスを発生させるような物体を入れて閉じ込めたらいつかパァン!って炸裂したりしない……?

それとも空気がほとんど入っていないから腐敗が進むことはない……?

いずれにしても、次は何をいれるかあらかじめ考えたいと思いました。

おわり。

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