Switch ProコンのLスティックが調子悪くなったのでスティックを交換してみた件

再発

先日、SwitchのProコントローラーのLスティックの動作がおかしくなっちゃったので、分解して掃除してみました。

掃除してみたらなんと復活したのでした!おめでとう!!

……と、これで終わったと思っていたのですが、残念ながら2週間くらいでまた調子悪くなりました。再発です。

スティックの部品を交換してみる

で、ググってみたところ、コントローラーの中のスティックの部品を交換するという修理方法があるとのことでした。

Proコンの場合、交換にははんだの除去と、はんだづけが必要そうです。

この前せっかく用意したはんだごてを活かせていないということもあるので、今度こそはうまくはんだを扱って修理をしてみたいなと思いました。

というわけで、部品などを注文して挑戦です!

やる

というわけで、短時間でまた分解することになってしまったProコンです。

分解するにあたってネジを回さないといけないけど、なんだかネジがつぶれ気味だったりうまく回せないのでできればあまり分解はしたくないのですがしょうがないです。
(たぶん、手持ちのドライバーが劣化してきているとかが原因と思われます)

さて、問題のスティックの部品ですがこれです。

いくつか似たような商品があるようですが、あちこちググったらこれが大丈夫そうだったのでこれにしました。

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で、この部品の足のところを、基板に差し込んではんだづけするという形とのことです。

というわけで、中身を分解。

この基盤の裏側(表側)にさっきと同じような部品がついているわけですが……、

今、こういう感じではんだでしっかり固定されているので、これを除去して取り外すことが必要です。

どうやってはんだを取ればいいのかというところですが、はんだごてを当ててはんだを溶かして液状になっているうちに、「はんだ吸い取り器」というのでシュポッと吸い取るといいらしい。

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で、「はんだ吸い取り線」で吸わせるとさらにきれいになるらしい。

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そんなネットでググった知識で見よう見まねでやってみることにしました。

Joy-ConのRボタンを直したときは、はんだごての熱でボタンの部品がめちゃくちゃに溶けたので正直不安ではありますが。

というわけで、試行錯誤しながらやってみました。

なんとなくきちんととれたところとそうでないところがありますが、2時間くらい戦ってこれです。

はんだ吸い取り器は、ノック式ボールペンみたいな感じになっていて、バネを押し込んでセットしたあとにボタンを押すとバネが戻って吸い取り器の中が一瞬真空のようになって吸い込むといった感じのものでした。

なかなか難しかったですけど、先端が溶けるのを気にし過ぎずはんだごてに少しぶつかってもいいからなるべく基板に密着させてやるという感じで乗り越えました。

というわけで、ここまでがんばったんですけども、今ついている部品がこれでポロッととれるかなと思っていたら取れないんですよね……。

まだくっついている端子があるっぽけどよくわからない……。もう私の技術ではこれ以上吸い取れない……。

というわけで、今度はヒートガンというのを用意してみました。

激熱の細い風が出るドライヤーみたいなものでした。(ドライヤー用途に使ってはいけない)

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この熱をはんだのあたりにかけて、はんだを溶かして部品を抜き取るというやり方があるようなのです。

というわけで、これも見よう見まねでやってみました……。

が、どうも溶ける前に基盤が熱くなってきて、これ、このまま行ったら他の部品が故障するのでは?!という恐怖が出てきてやめました。
余計に故障しちゃったら元も子もない。

まいった……。

そんな感じでいったんご飯食べて帰ってきたのですが、もしかして割といい線までははんだ取れていて、あとは部品つかんでグニグニ動かしたらはんだが金属疲労でもげたりするのでは?という気がしてきました。

というわけで、慎重にグニグニ……。基盤上の回路がちぎれたりするとアウトなので……。

とやってみたら以外にも数グニグニしただけでグラグラしまして、無事取ることができました。

なんだ、いいところまで行っていたんですね。
すごい悩んでいたのですけど、結局は力こそパワー。

というわけで、あとは新しいスイッチを差し込んで、裏からはんだづけ。

これは、それっぽくやってみたらそれっぽくくっつきました。

それで、ここから先は写真もないのですけど、組み立ててSwitchにつなげてみたら完★全★復★活!

これならしばらく再発とかもないでしょう……。大変だった。

まとめ

というわけで、修理に失敗して完全に壊してしまうリスクや、いらんヒートガンを買ってしまったという出費、さらには部品代や道具代もかかりはしましたけども、はんだをいじって機械を修理するという人生初の成功があったのでよかったです。

はんだ付けの部品の交換は、部品を取るのがとにかく大変だということがわかりました。

おわり。

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